読書の秋ではないけれど、読書にはまってます。
「モンスター」リズの事みたいですけど・・・これは、かなりきついお話でしてね・・・。
整形手術によって、生き方が変わっていく女性のお話です。
容姿って、そこまで人生にひびくものなんだろうかと思いました(もう、人生半分すぎていますから、今更ですね)
そういえば、娘に「私って、中ぐらいよね」と自分の容姿の事を尋ねるので
「中の下」と言ってしまい
「そのおかぁさんが言った言葉それが、トラウマになって、私はイマイチ、恋愛に踏み込めない!!」
そういわれたことがあります。(三十路・・・独身まっしぐら)
でも、その時娘に、「容姿は、自分のうちにあるものを磨くと、魅力ある姿に、変わってくるものよ、そういう女性になりなさい」といいましたが
「うん、美人よ!!」って言った方が、断然よかったかもしれません。
思春期の子供さんをもった、お母さん、気を付けましょうね!!
リズ、ずいぶん、鼻がながくなったでしょ・・・整形ではありませんよ。
私はといえば・・・
小学生ぐらいまでは、自分が美人の部類なのか?ブスがわなのか?ハッキリと感じたことはないけれど、親が可愛いというので
それを、そのまま信じてましたわ。
中学生ぐらいになると・・・なるほどと初めて、自分が美人の部類でないことに気が付き、
鼻が高けりゃと、洗濯ばさみなんかではさんでみたり、
目が二重になりたいなんておもいました。
古典の時間に、「平安美人」なんて言葉がでりゃ
あほな男子が、私の名前を、何のひねりもなく、大声で叫んだりしたものです。
ひねりはないが・・・「美味しい」と思った事を、思い出します。
美人とブス(嫌な言葉だねぇ)・・・どっちがいい?
さて、この本のあらすじは・・・
モンスターの主人公も、幼稚園まではそこまで、卑屈な女の子じゃなかった。
両想いの初恋の男の子もいたし、(後でこの思いが、情念が・・・悲しい結末となる)
中学、思春期を迎える時期、容姿のせいで、友達も出来ず、男子からは酷い言葉を投げかけられ
年上の先輩にあこがれ、手編みのマフラーを渡すが・・・
それが、野良犬の首に巻かれているのを・・・残酷な結末。
高校生の時に、初恋の相手に巡り合う・・・、思いはとんでもない方向へ
遂には、恐ろしい事件を起こしてしまう、事なきを得たけれども、それを機に「モンスター」と呼ばれ
薬屋を営んでいた家も、その事件以来、客の足も途絶え、深刻な状態に・・・
モンスターは、家族からも見放される。
それから彼女は、短大へと進むが、容姿のせいで、就職も思うように決まらず、卑屈な毎日をすごす・・・
だが、ある時、目を二重にすることで、彼女の人生は、大きく変わっていく・・・
整形はどんどんエスカレーしていき、遂に彼女は、整形費用を稼ぐために、身を落としていく
さてどうなるでしょう・・・読んでみてください。
リズがうるさくって、集中して記事も書けません
ほら、こんなに、大きくなってます。尻尾みてください、立派になってきたでしょ、約2倍ぐらいの体重になりましたよ。