
紬の会向けの1点ものショールが織り上がり仕上げ作業も終えました。
経に節糸のすごい太いのも入っていて刷毛で糊をつけながら織りましたので、湯通しを念入りにして糊を抜きました。
張木という道具を使い天日干し、そのあと軽くスチームアイロンをかけ、体に馴染むように更に砧打ちで仕上げました。
真綿や大量の繭から手で引き出された味わい深い糸を使っていますので糸に嵩高性があり、薄手のようでいて、温かいです。
まだコートを着るほどではない季節にも、バッグに忍ばせておくと重宝します。
手洗いが可能で、洗うほど使うほどに柔らかく、シワになりにくくなるのが特徴です。
そして今回は金属ジュエリーの鴨下蓉子さんにショール留めのピンを制作してもらいました。
こちらも届いたばかりですが、真鍮製のシンプルな作りのものですが、よく合っています。
止めることでポンチョ風に纏えます。
ショールは着物にも洋服にもお使いください。
ピンブローチは普通にセーターなどにももちろんよいですね!


房のあるタイプのものもあります。
無地系と格子があります。
「紬の会」で是非ご覧ください。「紬の会」11月15日(土)~19日(水)のこの期間にご都合がつかない方で作品をご覧になられたい場合はかたち21へお問い合わせください。櫻工房内でご覧頂くことも可能です。
詳細、お問い合わせはHPからお願いします。