豊川閣の若い僧の方から仕立て直しのご依頼です。
仕立て直すふとんは永平寺で修行していた時に使用していたのものです。
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皆さんご存知の通り永平寺は曹洞宗の大本山で、その修行も想像を絶するものだそうです。
そして、永平寺では修行僧だけではなく、参拝のお客様にもいろいろなルールが科せられます。
携帯はマナーモード、酒に酔っての入山はお断り、修行僧にカメラを向けることも禁止されています。
そんな厳しい永平寺ですので、修行僧の方が使うふとんに関しても独特な決まりがあります。
当店でもそんな永平寺の厳しい修行に出られる方の為に、数多くのお布団を仕立させて頂いていますが、まず徴的なのがふとんの大きさです。
厚手の掛ふとんのような大きさの物が二枚で一組となります。
皆さんが使っているお布団のように掛・敷の区別はありません。
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二枚を半分づつずらして重ねれば、敷が二枚、掛が二枚になるという画期的なものです。
色もなるべく地味な物で仕立てます。
羊ふとん柄なんてのはもってのほかですし、和風の柄でもほんのちょっと赤系統の色が使われていればもちろん却下となります。
したがって、なまじ柄物よりこのような無地系の茶色、紺色系が多くなります。
中綿も化繊はもちろんご法度、使われるのは天然素材のめん綿のみです。
修行に行くわけですから、いわゆる世間一般のふとん選びとは全く違いますよね。
ただ、中味のめん綿も厳選された最高の物が使われますので厳しい修行が終わってこちらへ帰ってきても、打ち直しすることで立派にお布団として再生することができるというわけです。
ご注文ありがとうございました。
仕立て直すふとんは永平寺で修行していた時に使用していたのものです。
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皆さんご存知の通り永平寺は曹洞宗の大本山で、その修行も想像を絶するものだそうです。
そして、永平寺では修行僧だけではなく、参拝のお客様にもいろいろなルールが科せられます。
携帯はマナーモード、酒に酔っての入山はお断り、修行僧にカメラを向けることも禁止されています。
そんな厳しい永平寺ですので、修行僧の方が使うふとんに関しても独特な決まりがあります。
当店でもそんな永平寺の厳しい修行に出られる方の為に、数多くのお布団を仕立させて頂いていますが、まず徴的なのがふとんの大きさです。
厚手の掛ふとんのような大きさの物が二枚で一組となります。
皆さんが使っているお布団のように掛・敷の区別はありません。
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二枚を半分づつずらして重ねれば、敷が二枚、掛が二枚になるという画期的なものです。
色もなるべく地味な物で仕立てます。
羊ふとん柄なんてのはもってのほかですし、和風の柄でもほんのちょっと赤系統の色が使われていればもちろん却下となります。
したがって、なまじ柄物よりこのような無地系の茶色、紺色系が多くなります。
中綿も化繊はもちろんご法度、使われるのは天然素材のめん綿のみです。
修行に行くわけですから、いわゆる世間一般のふとん選びとは全く違いますよね。
ただ、中味のめん綿も厳選された最高の物が使われますので厳しい修行が終わってこちらへ帰ってきても、打ち直しすることで立派にお布団として再生することができるというわけです。
ご注文ありがとうございました。