竹シーツ

昨日、東海地方にも例年の約２週間遅れで梅雨明け宣言が出ました。
多少暑くてもやっぱり晴れてる方が気持ちがいいですよね。



とは言え、就寝時に暑いのはたまりません。
そんな中、寝苦しい夜を快適に過ごすための寝具がいろいろと販売されています。



まず頭に浮かぶのは朝までクールなどの冷却ジェルを利用したものでしょう。

そして、ひんやり感は多少劣りますが、やさしい清涼感が得られる麻や綿の天然繊維を利用したキルトパット系。（当店ではこのタイプが一番人気です。）



四隅にゴムバンドが付いていて、お洗濯時の取り外しも楽々です。



ジェルタイプのような冷たさはありませんが、キルト加工による凹凸で肌が直接触れないため、自然な感じのさわやかさがあり、ジェルタイプのように冷えすぎということもありません。
そんなところもキルトパットの根強い人気を支えている理由の一つだと思います。

そして、めっきり目にすることも少なくはなりましたが、昔ながらの寝ゴザなんていうのもまだまだ売られていますよね。
そんな中、今回ご注文を頂いたのは麻雀パイ位の大きさに切り出した孟宗竹をナイロンのテグスで編んだ竹シーツです。

こちらの商品はもう何十年も前からある商品なんですが、最近ではメーカーも冷却ジェルタイプばかり勧めてくるため竹シーツの存在を私自身忘れかけていましたが、今回お客様からのご注文を頂き思い出した次第です。



竹の上に寝るのでは痛いんじゃないかと思われる方もいると思いますが、竹のチップの大きさが絶妙で痛さは殆んど感じません。
ひんやり感も夏の夜、夕涼みがてら縁側に横になった時の感じでとても心地良いです。
ほのかな竹の香りもさわやかな眠りを誘ってくれると思います。
メンテナンスも簡単で、しぼったタオルでさっと拭けばＯＫです。
耐久性もあり、当店のお客様の中には和室のセンターラグとしてお使いの方もいます。

こうして書くといい事ずくめに感じますが、全てが完璧という商品はそうそうありません。

今回はお友達の分も含め、５枚お買い上げ頂きましたが、こちらのシーツも例外ではなく、まず最大の難点はその重さです。



はっきり言って女性が二枚同時に持ち上げるには・・・といった感じです。
そして、ご使用に当たっては小さなお子様などはやはり冷えすぎに注意しなくてはいけません。

ただ、うれしいことにお値段は昔に比べかなりお安くなりお買い求めやすくなりました。
今回は税込み￥２９００にてご提供させていただきました。

大手販売店などで千円台の格安商品も多く出回っているみたいですが、お値段の差は竹の処理の甘さ（ささくれ）だとか、竹を縫い合わせているテグスの丈夫さなどに反映されています。
いくら涼しくても、寝てる時に竹のささくれが身体に刺さる様では安眠どころではないですものね。

今回ご購入いただいた竹シーツはその辺のところも、きちんとクリアしてますのでご安心下さい。

お買い上げありがとうございました。