羽毛だけが掛布団じゃありませんよ！

お客様は羽毛ふとんも使ったことがあるけど、どうも好きになれないとのことで、化繊綿の混ざっていないめん綿100％（純綿）を入れて掛ふとんを仕立てさせて頂きました。



掛ふとんは軽くて暖かいのが理想と言われてますので、まさに羽毛は掛ふとんの素材としてはピッタリで、今や程度の良し悪しは別として、一般家庭への羽毛布団の普及率は120％越えと言われているほどです。

では、羽毛が掛ふとんとして一番なのかというと、そう断言できないのが寝具の面白さです。
中には体質的（アレルギー）にダメな方もいるでしょうし、今回のお客様のように重さや暖かさが云々という以前に寝た気がしないという方もいます。

良質のめん綿は吸湿性・保湿性に優れ、復元力に富んでいます。
日に干すことにより吸収した湿気を放湿するとともに太陽の熱でふっくらフワフワになり、その復元力は数ある繊維の中で一番です。　
ただ、めん綿は他の素材に比べ放湿性が低いので、こまめに天日干しをすることをお勧めします。
そして、5年に一度くらいの割合で打ち直しをすることにより、また新品のような風合いを取り戻すことも可能で、エコの面から言っても最近また注目されています。
打ち直しの時期が来ましたら、またご連絡させて頂きますので是非ご検討下さいね。
そして、お客様にはやはり掛ふとん同様、ポリエステルの混ざらない綿100％の高級カバーもお買い上げ頂きました。



こちらのカバーは4800円＋税と一般的な白のカバーに比べると少々お値段も張りますが、生地の白さが全く違います。
さらに一流紡績の防縮加工したハイブロード生地を使用していますので、洗濯後もほとんど縮みませんのでご安心くださいね。
そして何度も言いますが、決して羽毛ふとんだけが掛ふとんじゃありませんので、今晩からは天然繊維のめん綿の持つ自然な暖かさで朝までぐっすり休んでくださいね。

本日はお買い上げありがとうございました。