気ままな映画生活

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『連合艦隊指令長官 山本五十六 ~太平洋戦争70年目の真実~』 2012年1月1日 TOHOシネマズ西新井

2012-01-01 21:39:50 | 映画 れ
連合艦隊指令長官 山本五十六 ~太平洋戦争70年目の真実~』 を 2012年の映画1本目として鑑賞してきました

今日は2012年の初日で、映画の日でしたので、\1,000-で鑑賞です。
やっぱり・・・ですが、劇場はそんなに混んでいませんでした。
少し残念な気もします。 そして、映画が映画ですので、年齢層が高めでした

【ストーリー】
 昭和14年夏。日独伊三国軍事同盟をめぐり、締結を強く主張する陸軍だけではなく、国民の大半も同盟に希望を見いだしていた。そんな中、海軍次官の山本五十六(役所広司)、海軍大臣の米内光政(柄本明)、軍務局長の井上成美(柳葉敏郎)は、陸軍の圧力や世論にも信念を曲げることなく同盟に反対の立場をとり続ける。しかし、第2次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)し……。


無知な私は山本五十六も知りませんし、歴史も大して知っていません
で、必読書を紹介ししていただき、ミッドウェー海戦のところを読んでからの鑑賞です。
想像と違ってたのは、戦争のシーンはあまりなく、人が死んでいくシーンは皆無でした。
そして、重厚に人間ドラマが分かりやすく描かれています。

山本五十六の考え方と行動には感服します。
でも、対戦中に将棋・・・は引っかかるところがありますが、戦況と心情を自分で察するには
将棋の打ち方で分かるのでしょうか。。。
”その根拠は” の言葉には重みがあります。
しっかりした分析の上に、戦略を練り上げる当時の行動に賭けがどれだけあったのか計りしれませんが、
賭けるに値することかどうかは、練りに練らなければなりません。
そして、練りに練ると賭けではなく、戦略(戦術)になるのだと思う。
それには、当然の相手がこう来たら、あーするとか、考えに考え計画されるからだ。
奇襲作戦とはよく言うが、それもしっかりとした計画の上にある。
だから、相手からみたら奇襲であって、自分たちは奇襲ではないのだと改めて思った。
米百俵の話とかさりげなく、入っているが、なかなかのものである。

講和をどうすればできるか、考えて行動した山本五十六は立派であるが、
たったひとりの軍人の力では出来ないし、当時の海軍を持ってしても成しえなかったと思うと
さらに、その上に立つ政治家などは、先見の明を持って行動して欲しいと思う。
今の日本、そして、世界が平和で安心して暮らせるように、今見るべき映画だと感じた。



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