ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

故郷の

2010年10月31日 21時27分53秒 | 思い付き
 30日の土曜日は前日からの雨が降り続いていました。
 昨年、同郷の大先輩でもある京浜共同劇団のしろたにまもるさんに誘われて
同郷の県人会に初めて参加し、懐かしい出会いもありました。
 今年も、昨年と同じ、懐かしい東京タワーに近いプリンスホテルで開かれました。
今回は同級生が会長になったので参加させていただきました。
 東京に出て来て50年以上という人が多く、ほとんど知らない人ばかりでしたが
故郷の地名がでると、なぜか懐かしく感じるものですね。

なぜか、室生犀星の詩を思い浮かべました。
>ふるさとは遠きにありて思ふもの
       そして悲しくうたふもの
 よしや
 うらぶれて異土の乞食となるとても
       帰るところにあるまじや
 ひとり都のゆふぐれに
       ふるさとおもひ涙ぐむ
 そのこころもて
      遠きみやこにかへらばや

石川啄木のほうが前向きでしょうか
>ふるさとの山に向かいて 言うことなし
 ふるさとの山は なつかしきかな