ワカメとヤギさん

 

 

 

「 ワカメちゃん、オハヨ！　今日もいい天気ね 」

 

 

 

 

 

「 もっとコッチにきて アタシの話を聞いてくれる？ 」

「 何なに？ 」 

 

 

 

 

「 今がチャンス！　喰らえ！　眼つぶし！」

 

 

 

 

 

「 ウギャー！　イタタタ！　眼つぶしは反則でしょう！ 」

 

 

 

 

 

「 えっ？　反則なの？　それはゴメンね！」

 

 

 

 

「 ちょっと！　痛いじゃない！」

「 申し訳なくてつい隠れちゃうアタシ・・・ 」

 

 

 

 

「 いつまでも隠れてないで コッチ向きなさいよぉ 」

 

 

 

 

 

 

「 だから謝ってんじゃーん ♪ 」

 

 

 

 

 

 

「 アタシもこうやって反省してんだからさぁ、」

 

 

 

 

 

 

 

「 何よ、まるで反省してないじゃん！　プンプン！」

 

 

 

 

 

 

「 あらら～、　怒って行っちゃったよー、そんなに怒る事でもないのにぃ」

 

 

 

 

 

 

「 普通は怒るでしょう！　ヤギさんって　いつからあんなになっちゃったんだろう 」

 

 きっとヤギセンターで 鍛えられたんじゃない^^;

  

  

友達の奥さんが 

「 今、ウチの町のゆるキャラをアピールしたくてぇ 」

って、事で 地元のゆるキャラを 2013ゆるキャラグランプリに出場させる事が決まったそうです。

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ワカメとヤギさん

 

 

 水曜日の朝、

 

 

 

「 おっ！　あの白いあの子は・・・？」

 

 

 

 

 

「 あらら～ん？　あのタレ耳ワンコは　ワカメちゃん？ 」

 

 

 

 

 

 

「 あの懐かしい 白黒タンのミケイヌは 確かにワカメちゃんよねっ！」

 

 

 

 

 

 

「 これはこれは お久しぶりですねぇ！」

「 いやぁ、 随分の間、離れていたけど ワカメちゃんてば、全然変わりないねぇ 」

 

 

いくらなんでも そこまで 離れてないでしょう(^_^;)

 

 

「 ・・・・・・・。 」

「 ?、　・・・・・・。」

 

 

 

 

 

「 あっ、　これって、何てかいてあるの？」

「 こちらからだと 全く見えないんですけど・・・。」

 

 

 

 

 

「 パパァ、 久しぶり過ぎてヤギさんとお話が続かないんだけど・・・ 」

「 アタシも困ってますぅ、」

 

 

 

 

 

 

「 ワカメちゃんってばぁ、　何かお話してよぉ 」

「 うーん・・・。　ヤギさんは歴代総理の名前って言える？ 」

 

 

 

 

 

「 パパさん、 こんな質問して ヤギのアタシがが答えられると思う？ アホじゃね？」

 

 

 

 

 

「 そんな事言ったって、いきなり会ったから照れくさくて 言葉が思い付かないんだもん、」

 

 

 

 

 

 

「 パパが間に入って 何とか盛り上げてよー！」

「 アタシからもお願いでーっす！」

「 んーっと。　　こゆきちゃんが赤ちゃん産むと、 ここゆきちゃんって名前になるのかなぁ 」

 

 

 

 

「 あれ？　こないだまで三つ葉とか沢山あったのにどうしたんだろう 」

 

※パパの あまりにもくだらない 話に 付いて行けず

　聞かなかった事にしているワカメさん・・・。

 

 

 

「 このへんの草は 除草剤を撒くのかな？　それともヤギさんのおやつになるのかな？」

 

 

 

 

 

 

「 パパがシラケた事言うから その場にいるのが気まずくなったじゃん、」

 

 

 

 

 

「 せっかくヤギさんと仲良くお話しようと思っていたのにぃ！」

 

それならパパを利用しないでくれよー！ 

 

 

  

ワカメとミケさん

 

 

この日もお天気で ご機嫌のワカメさんでありましたが・・・ 

 

 

「 そう云えばすぐそこの食堂の前で 亀の番をしてる猫が居たよなぁ、」

 

 

 

 

 

「 あの猫は割かし慣れてきたけど それでもやっぱ苦手よねぇ、」

 

 

 

 

「 おっ！　ニャカメが来た！　おーい！　こっちだぞー！ 」

 

 

 

 

 

「 そんなトコで　いきなり見てるからビックリしちゃったじゃん、」

 

最近、猫さんを発見すると すぐに　もようしてしまう癖がついてしまったのでしょうか・・・

食堂の前なのにすいません(T_T) 

 

 

「 でもね、アタイは頭がいいから この猫さんは

　戸の向う側にいるから こちらに来れないのを知ってるんですよ、」

 

 

 

 

 

「 安全だと分かった瞬間に 安心するアタイ 」

 

 

 

 

 

 

「 亀さんの見張りしてなきゃいけないのに どうしてそこにいるのよ！」

 

「 ウッセーよ、　早くあっち行けよ！」

 

 

 

 

「 よかったら ココを開けましょか？　えっ？　やっぱやめとくね ♪ 」

「 ウゼーよ！　シッシッ！」

 

 

 

 

 

「 助さん、 それではまいりますか、」

水戸黄門じゃないっ！　つうの！

 

 

 

 

 

 

「 我らも旅の途中、八兵衛、先を急ぎましょう 」

「 オマエんちなんて すぐそこだろうがっ！　にゃんか腹立つ！ 」

 

どうでもいいけど 飼い主の名前を勝手に変えないでもらえる？

 

 

 

 

「 最近は秋晴れが続いて とても良いのだけれど・・・。 」

 

 

 

 

 

「 天気に比例して 他の動物もたくさん出てくるってのは困りものよねぇ」

 

   

スタバ、コーヒーお持ち帰りで

 

 

 

 

 

少し前ですが、15日(日)に お友達の見舞いに行った時の出来ごとです。

 

そう云えばお友達は ブラックのコーヒーが好きだったなと思いだし、

病院の前にある アピタに寄って、中のスタバに入りました。

 

スタバとか 近所にはないので こういった店は苦手なのですが 仕方ありません^^;

コーヒー二つ注文して 持ち帰りという事で 紙のトレイに立てた状態で 紙袋に入れてくれました。

 

「 このレシートをお持ちいただきますと 二杯目のコーヒーを100円でお楽しみいただけます 」

と、言われて 　『 ほほー、　帰りにまたおかわりしちゃおうかな♪ 』　と、思ったりして^^

 

紙袋に入れて貰った コーヒーを手に アピタを出ました。

台風が影響すると言われたこの日の天気はさほど 雨が降る事も無く

傘も必要ありませんでした。

 

で、コーヒ－を持ったままオイラは アピタの 乗用車用の出口に走って行き、

駐車場から 歩道に出ようとした時・・・。

 

少し下り坂になっていて しかも出口は濡れていて しかもコケは生えています。

濡れていいるのは見れば分かりますが、

少し下り坂になっているので 特に注意して歩こうと思いましたが

 

そこで思い切り転んでしまいました！　足が肩くらいの高さまで上がった様な派手な転び方でした(T_T) 

 

 

 

そりゃもう、ビックリしちゃいましたよー(T_T)/

 

この時、駐車場から出る車もたくさんいて、

恥ずかしいを通り越して ただ茫然とするばかりでした。

もちろん袋に入っていたコーヒーは 見事にこぼれてしまい紙袋がグシャグシャ！

 

Ｔシャツの後ろとズボンの お尻半分が 濡れまくっている様子なので

自分の車の 窓に映して見てみると・・・。

 

何と、濡れた場所は 緑色のコケの色でビッシリ！ 

 

どうしよう、 見舞いは止めて 家に帰るか？

いやいや、頼まれた本を持って行く約束なので 帰る訳にはいきません！

 

アピタに戻って Ｔシャツ買って 着替えて行くか？

しかーし、シャツ類は確か 二階の売り場だった様な気がするし、 何処に売っているのかよく分からない、

立ってるだけで 濡れた部分から コケ臭いにおいが プンプンします！

 

取りあえず、コーヒーは ゴミ箱に捨てなきゃと思い アピタの出入り口に行き　ゴミ箱を見つけて捨てました。

ゴミ箱の奥にトイレがありましたので トイレの手洗いで シャツを脱いで 緑色に濡れた部分を洗いました。

 

コケって、凄いですね、いくら洗っても 出てくる水の色が緑のままでしたよ、

それでも頑張って 何とか色を落して、 濡れた手を乾燥させる　温風乾燥器に濡れたＴシャツを突っ込んで

出来るだけ乾燥させようと頑張りました！

 

濡れたコケズボンは トイレットペーパーを濡らして出来るだけ汚れを取って 次にそのままのトイレットペパーで

水分を吸収させました。

 

トイレの中で、充分 恥ずかしい気分で 服を洗ったので もう肝が据わっタオイラ！

 

トイレを出ると、目の前にスタバがあります。

『 そう云えばスタバで、100円出せば、おかわり出来るって言ってたなぁ 』　と、思い出し

ポケットにあったレシートを取り出し 恥をかき捨て 少し並んで 自分の番を待ちました。

 

自分の番が来て 事情を話して 「 だからおかわりクダサーイ！」　と、訴えると、

「そのコーヒーはどうなさいましたか？」　とか訊くので、

背中を見せて 「 こんな状態になってるのにコーヒーが無事な訳ないじゃん！　入口捨ててきたよー！」

と、おどけてみせると、 スタバの お姉ちゃんは 「 分かりました、」　と言って、

100円のおかわりではなく、　無料で作り直してもらえたのですー！

 

これには感激しましたねぇ、

こういう時の ちょっとした優しいサービスは 値段の何十倍の 喜びがあります。

 

オイラはもう、これだけで スターバックスのファンになってしまいました！

 

気持ちが沈んだ時の 親切って言いますか、

不幸な経験が、一生忘れない温かな思い出に変わりましたよ（＾－＾）

 

作り直して貰ったコーヒーを手にして 病院に入って さっき起きた出来事を 笑い話にして盛り上がりました^^

 

それにしてもアピタの 駐車場の整備には腹が立ちますねぇ、

翌週、また 見舞いがてら アピタの駐車場に入り　先週と同じくコーヒーを買って　駐車場を見てみると、

一週間晴れていたにも関わらず 何故か濡れている、 

 

 

翌週撮った写真、矢印方向に歩いて出ようとした訳です

 

 

 

 

ずっと晴れてるのに、どうしてこんなに濡れてるの？

 

転んだ当日は雨上がりなので 全てが濡れていました。

 

 

多分この場所は、乾く事がないのでしょうね

 

写真では見にくいですが 緑色になって コケが生えています。

黄色い停止線のこちらの方の色が ちょっと黒くなっていますが、これがコケの色です

 

この日、気付いたのですが　歩行者用の 小さな出口がありました。

しかし、こんな所にはほとんど来ないオイラは 気付きませんでしたね、もっと大きく表示して貰いたいですね、

 

モトクロスやめてから 久々に肘に擦り傷なんか作りましたよー！

 

 

 

 

 

で、会社に行って ヒマワリ親分と喋ってると、

 

「 あれ？　その傷どうしたん？」

 

「 こうなって転んだんだよっ！」

 

 

「 へっ！　駐車場から出る車もたくさんいたでしょう？　恥ずかしくなかった？」

 

「 恥ずかしいに決まってるだろうがっ！」

 

 

 

「 じゃぁ、こーんなカッコして転んだんだっ！ こーんなカッコで！」

 

「 うっせーよ！　余計なお世話だよっ！ 」

 

 

 

「 ゲラゲラゲラ♪　　パパって、最低だね ♪ 」

 

 

 

 

 

 

「 アタイも こんな飼い主イヤだよ～、」

 

 

 

ワカメと松ぼっくり

 

 

 

 

 

「 ヤギ小屋が完成してるのに ヤギさんが来ないねぇ 」

 

 

 

 

 

 

「 早くヤギさん見たいのにどうしたんだろ 」

 

 

 

 

 

「 ヤギさんに会ったら　みやげ話をたくさん聞けそうなのにね・・・ 」

 

 

 

 

 

 

「 おっ、　あの丸いカザカザの物は何？ 」

 

 

 

 

 

上を見ると松ぼっくりが出来ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「 でもこれって、食べられないよね 」

 

 

 

 

 

 

「 だからこんなの　まるで興味ナシですな！」

 

 

 

 

 

「 こんなの転がしても アタイは反応しませんのでご了承くださいね！」

 

 

 

 

 

グランドの中にも　松ぼっくりが転がっていますが・・・。

 

 

 

 

 

ほとんどは去年からある松ぼっくりです。

 

今の子供達はもう、こんなの誰も拾ったりはしないんですね^^;

 

 

 

 

「 もちろんアタイだって 興味ないしぃ、」

 

 

 

 

 

「 そんなの投げたって 取りに行かないって、言ってるの解るよね・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

「 もうそんなの捨てちゃって 早く行こうよぉ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「 パパ！　しつこい！　さっさと行くよ！」

 

楽しい散歩も終了し、

もうすぐ家に到着する時、　家の前で 銭婆さんが ツノを立てて外で待っていました！

 

そうだった！

 

この日は土曜日でしたが 銭婆さんは仕事でした。

銭婆さんの車は修理に出ていて 代車が間に合わなかったので　オイラが送り迎えするんだった！

 

 

 

 

「 いつまで散歩してんのよー！　早くしないと遅刻しちゃうじゃないっ！」

 

 

 

 

 

早くワカメを戻して 車を出さなきゃ 銭婆さんに噛みつかれそうです

 

 

 

 

 

 

手にした松ぼっくりを 玄関に置いてみました^^

 

 

 

 

 

 

「 やーい！　怒られてやんの ♪ 」