前回の続きです。
弥彦山スカイラインのほぼ中間地点を出発点とし
最初は元気出して進んでいましたが すぐにバテバテ状態となり
たまらず休憩に入ったオイラ達、
漕ぐ力も失せ休憩場所を探しながらチャリを押す二人
山を甘く見てました。
夏に銭婆さんと車で来た時 何人もチャリで上がって来る人を見ましたが
皆さん大変そうに漕いでました。
間瀬の入り口から最初のカーブのところでオイラの様な体型の人が早くも死にそうな顔してチャリ漕いでるのを見て
笑っていた自分が 同じ事してるし、その人は下からのスタートなので 今となっては尊敬するばかりです(/_;)
休憩中、山の上り方を教えてもらいました。
あのクネクネ走法もワザのひとつでした。
あれやってないと ひと漕ぎも出来ないと言ってましたので
オイラも真似してやってみることにします。
5分位休憩したでしょうか、それでは行きませう!
出発すると、さっきの動かなくなった足がウソの様に軽い!
モトクロスで腕が一度 これと同じ状態になると (これを腕上がり状態といいます)
もう、暴れるハンドルを抑え込む事など出来ず しかもアクセルを開けたら戻す事も出来なくなったりして
大変な状態になったりしますが 休憩を入れると 腕上がりも差ほどしなくなったりしますが
もしかして これと同じ状態で パンパン状態の腿の状態が改善されたのかも^^
師匠も 「 足が凄く軽い~ ♪ 」と言って快調そうでした!
それから5分くらい経ったでしょうか、
「 足が痛てー! まるで力が入らないよー 」と、喚く二人の姿がありました(T_T)
足は全く改善されてなかった。息も上がって 苦しいだけです。
どうしてこんな事 思いついたんだろう(/_;)
師匠から教わったワザなど タイミングとかが上手く行かなくて スタートしてすぐに諦めてましたので
相変わらず足の力だけで踏ん張るオイラ
師匠がいなかったら 絶対に止めて下りてるよなー! 苦しいよぉ(T_T)
と、弱音を吐きながらも漕いだり押したりしてではありますが それでも頂上に向かってます。
弥彦山スカイラインは80年代のバイクのレーサーレプリカブームの時、
もうバイクだらけで大変な状態でした。
もちろんオイラも通ったクチです^^
20代のオイラ、弥彦山スカイラインで何度か転んで大変でした^^;
そのころ二輪事故が多過ぎて 今はスカイラインは二輪通行止めとなってますが
この日は 何台かバイクが走ってました。
何とかここまで辿りつきました!
頂上駐車場はこの先ですが ここからは下りになりますので ここまでくれば着いたも同然、
ゴール地点までは漕がなくとも進みます(^◇^)
苦労しましたが やった感がハンパ無いです(*^_^*)
あと少し! 頑張ったオイラ、自分を褒めてあげたい❤
という訳で 無謀なチャレンジも何とか無事にこなせました。
ふう、ゴールまでくると来て良かったと思いますね ♪
と、駐車場で3分もしないうちに
師匠が 「 もしかして 上の射的場がやってるかもしれないから行ってみる?」と言うではありませんか!
えー!
ここから射的の場所まで 急な長い階段を登って行かなきゃだよ~、足は大丈夫なん? \(◎o◎)/!
オイラはいいけど 今回は杖も無いので 師匠の今の足では チョイと心配
って、オイラもですがね^^;
まぁいいや、行きましょう!
って、階段上がってみると、さっきのチャリのい苦しみがまるで無い(^◇^)
えー! 自分でビックリしましたよ、軽い軽い(#^.^#)
もしかしてチャリとは使う筋肉が違うのだろうか?
と思って、振り向いて師匠に 「 足がすげー楽だと思わない? 」と見ると
師匠は 大変を通り越したような顔して 上がってますが
この道はオイラが誘った訳じゃないからね!
射的目指して やっと登って そこで目にした光景とは
やはり・・・
お約束通り、シャッターが閉まっていてました^^;
あらら~、せっかく来たのにこれでは仕方ないですねぇ、
このまま戻るのも何ですしねぇ、
思い切り師匠に言ってみましたとも^^;
「 ねぇ、ここまで来たんだから このまま頂上まで行ってみない?」
師匠は一瞬、「 えっ!」って顔しましたが すぐに
「 いいよ、大丈夫だから!」と、のたまっていただきました^^
チャリを置いた場所は多分、8合目半ってとこでしょうか、
射的場のあるロープウェイ乗り場まで行くのに心配してたオイラが
頂上まで誘うなんてどうなのかと 思うかもしれませんが
ここまで来たからには 頂上にある神社に寄って手など合わせたいと思うじゃありませんか!
師匠も元気になって来てる様ですし、大丈夫ですよ、きっと^^;
この長い階段を登り切れば頂上は近い!
さっきまでチャリで死ぬかと思うほどキツい目に遭ったオイラ達、
こんな階段、全然大丈夫です。
徒歩で下から登山してた時より 良い感じです(*^_^*)
師匠に 「 この道、いつもより短く感じない?」と訊いたら
「 足が重くて上がらないっ!」と、言いつつも 途中で慣れて来たのか
普通に上がれる様になってました^^
という訳で、難なく頂上までこれました^^
家を出る時は頂上の神社で手を合わせる事が出来るとは思いませんでしたのでラッキーです(*^_^*)
頂上のおみくじは大吉でした~
写真ではよく分かりませんが遥か彼方まで田んぼだらけです^^
稲刈りは終わりましたが 刈った稲からまた新しい芽が出て また緑色になってます
さて、帰りましょう(*^_^*)
下山中、ロープウェイのチケットを拾いました。
登りはハンコ押してあるので 下りを使う前に落としてしまったのでしょう、
いったい どうする?
道の端に置いてみたり 木の枝にかけてみたりしましたが
落とし主が気がつくのは多分、帰りのロープウエイ乗り場でしょうから
ロープウエイ乗り場に届ける事にします( ̄ー+ ̄)
で、ロープウエイの券売所に行ったら ちょうどロ-プウェイが到着したところで
係員も皆、乗り場に行った様でいません、
そこで階段を下りて乗り場に行くと・・・
突然、「 下りてきちゃ駄目だー!」と、怒られた!
一瞬、ムカッ!っと来たが 職員からすれば当たり前なのかも
と思って、気を落ち着かせ 「 これ!」と言ってチケットをピラピラさせると
ガイドさんが走って上がってきたので 「 頂上付近で拾った!」と、子供みたいな言い方して
拾ってきたチケットをガイドさんに渡すと、
ガイドさんは「 ありがとうございます」と言いながらもポカーンとした顔して立ってます^^;
オイラはすぐに きびすを返し 階段を駆け登って行きました。
せっかく持って行ったチケットでしたが 何だか面白くない気分、
怒鳴る様に怒られたせいなのか よく解りませんがあまりいい気分ではない、
一年前のオイラだったら その場で拾ったチケットを破いて棄てたかもしれないな・・・
少しは 我慢出来るようにはなったのかな? と、家に帰ってから思いました^^;
さ~て、駐車場に戻ってきた我々
帰る事にしましょう!
最初の数百メートルは緩い登り
一気に行けそうな気がしたので 少し重いギヤで スピード出して駆け上ったら一気に上れた(#^.^#)
何だか感激しましたともさー ♪
あとは下るのみ!
なーんて、下りって気を緩めてられないんですね、
タイヤが極細タイヤなもので ちょっとした道の亀裂でも かなりビビります(+o+)
下りだから勝手にスピード出るので ブレーキレバーから指は離せませんが
もしかして ブレーキかけてばかりいると 終いにはブレーキが利かなくなるんじゃね?
とか、まだ未知の事なので 心配しながら下りて行くオイラ、
それでも無事に車の場所まで気分良く辿りつけました^^
おっかなビックリの連続だったけど 初めての経験って新鮮で楽しいよね~ ♪
チャリを車に積むと チャリのチャレンジは無事に終了となります^^
車の中では先程の楽し苦し話で盛り上がります。
弥彦山を下りるとすぐにある 岩室温泉の高級旅館で温泉を拝借
ゆもとやさん、1000円ですが出した以上に満足できる湯です(^^)
いい湯だった~(#^.^#)
この湯が効いたのか 二人共 翌日の筋肉痛も無く翌日も元気に チャリ通で会社に行けました ♪
弥彦山よー! またチャレンジするからな~!
また返り討ちにあったりして、
ってか、その可能性大ですが^^;