前回の続きとなります。
初っ端から急な登りで 早くもグロッキーになってしまった師匠、
これは噂通りの急な山道です。
一段一段が高い階段は師匠の筋力を奪います。
時間の感覚が無くなってすごく登ったと思いましたが時間はさほど経ってませんでした。
岩を削って階段状にしてますがこれも急で怖い(+o+)
こんなとこ、濡れてる日に来たら 滑って登れないし 下る時も恐怖だと思います。
こんな感じの道がいくつもあって 帰る時怖いかも~、と思いながら登りました。
山の空はすぐに変わり雲が掛かってきました。
下は見えるけど、どうも上は見えません
途中、下山してくる人がいたので 師匠が
「 頂上はまだ先でしょうかねぇ 」と訊くと・・・
「 何言ってんですか、まだ序の口!始まったばかりじゃないですか(大笑)」
と言われてショックを隠せない師匠(^_^;)
「 えー! もう頂上でもいいのに、だって500メートルもない山だしぃ 」
「 これから岩場とかありますからね、気を付けて登って下さいね!」と言われてオジサンは下って行きました。
かなり登った感じはありますので オイラも『オジサンは冗談で言ってるのかな?』 とか思ったりして
それでも登らなきゃ!
ってことで、頑張って登ります。
少しすると雲も散って遠くまで見えるようになってきました。
すると、そこにある目の前にある山のテッペンが頂上かな?と軽く思ってたのに・・・
丸のところが 道でここのテッペンが頂上かな? なんて思ってたのですが
この山の向うに遥かにそびえ立つ山に登山道らしき道筋が見える・・・
やっぱオジサンが言ってたのは本当の話だった!
オニギリ忘れてきて かなり意気消沈のオイラですが 仕方ないと諦めて頑張るのみです。
そう云えばこの灯台コースは海抜0メートルから登ってますので標高がそのまま登山の標高になる訳です
灯台コース、思ってたより難コースかも!
しかし、体力的には 全く問題なしのオイラ、
日頃の通勤が効いて嬉しく思います ♪
せっかく登ったのにかなり下まで下らせる意地悪なコース!
尾根伝いに作ったコースのため、登ったり下ったりするのでしょうが
せっかくなら 脇に逸れて なだらかにして欲しかったと思いました。
下りたらまた登りが続きます。
「 せっかく登っても下らせるなんて、なんて意地悪なコースなんだー!」
と、文句を垂れてる人がおりますが まだ文句言うだけ元気な証拠(^-^)
ポツンポツンと咲いてるコオニユリ 花言葉は「賢者」オイラにピッタリですな、ムフフ ♪
「 おお! 景色が最高じゃん ♪ 」
何だかどっか遠い高い山に登ってる様な雰囲気です ♪
「 ちょっと水分補給しなきゃ!」
登りは得意になりましたが 下りは凄く苦手なオイラです(+o+)
こんなトコ、多分 皆平気で下るんだよな~、
オイラ、バランスが悪いのかなぁ
同じ場所を師匠のスマホで撮った写真!
って事で、下るとまた登りが続きます。
登りは任せて下さい ♪
体力に任せて一気に登ると気持いい(^◇^)
少し登って師匠を待って、また少し登って師匠を待つ、
オイラはこれで充分休憩が取れてますが 師匠からすると休憩も無く大変だったかもしれません(^_^;)
「 ワッセ! ワッセ!」
毎日チャリでシャカリキ出して漕いでますので この位は屁の河童です!
チャリのシャカリキ漕ぎしてると、登山で苦しかった時と全く同じ状態になります。
息が上がってゼーゼーで、足が疲れて力が入らず・・・
会社と家の時間は シャカリキで15分、その間、息も足も限界になりますよ。
そのトレーニングが ここで花咲いてる訳でして 嬉しいったらありゃしないです。
もちろん、ストックがあるから登れる状態ですが^^;
時計を見たら丁度一時間、
いい加減に頂上に出ないの?
と思いますが、何しろ何の知識も無く登っているのですから自分が何処に居るのかさえ分かりません(^_^;)
師匠はもう、虫の息です! 頑張れ師匠!
前方から 若い夫婦が下りてきました。
すかさず 「 頂上はもうすぐでしょうかねぇ 」と訊く師匠でしたが、
「 確実に半分以上はきてるはずですよ 」と言われ 一段と肩を落とす師匠でありました。
女の人に、「 頑張れー! ファイトー ♪ 」と、激を入れて貰う師匠
やはり師匠は相当 お疲れ顔になっていたのでしょうね(^_^;)
それからはもう文句言う元気も失せたのか 静かに登ってくる師匠であります
オイラが登り坂の先が見えなかったりすると、「 おっ! もしやあそこが頂上なのかな?」
とか言って いざそこまで行くと まだ普通に登り坂が続いたりして
これを何度もやってると いい加減に師匠が 「 ガッカリするからそれは言わないでくれー!」
と、泣きを入れてきました^^;
今何処にいるのか分からないので
スマホのGPSで調べてみると
いまいちよく分からない(-"-)
まぁいいでしょう、頑張って登りましょう!
で、立ったら師匠が 「 ケツの部分がスゲー濡れてるぞー 」って言うもんですから
触ってみると確かにビショビショでした
シッコ漏らした様になってしまったオイラの尻
それでも容赦なく登りは続きます。
そしてまた下山中のオジサンを捕まえて
「 もうすぐ頂上でしょうかねぇ 」と訊くと
「 全然もうすぐじゃないけどね 」と言われてしまうありさまです
「 元気なくなるねぇ 」と、ガッカリする師匠でありますが
登山初心者だもの 登ったからには早く着きたいよね(^_^;)
二度目なら 何となく解る事でも無知のまま行くと 先が分からなくて楽しいね^^
「 もしかしてあの先あたりが頂上なんじゃ無いの?」と、まだ言うオイラ
行くと「 違ったよー、まだまだ先があったよー!」と、訂正するも
「 もー! 気を持たせる様な事は言わないでと言ってんのにー!」
で、頑張って行くとついに看板が!
「 看板が立ててあるから頂上なんじゃないのー? 」と、喜んで看板見に行きました
角田山頂まで750m! まだそんなにあるの\(◎o◎)/!
登りの750mってかなり距離があるんですよね
「 この山って本当は標高2000mくらいあるんじゃね?」とかほざきながら歩き出しましたが
看板からは なだらかな道になりました
ずっとなだらかなまま 山頂まで続く道
もう、どう見たって頂上は近いよね~ ♪
そして念願の頂上制覇!
頂上着くまで2時間近くかかりました!
ベンチ等は皆使われてましたので木陰にレジャーシート敷いてお昼にします。
オニギリを忘れたオイラですがソーセージ2本持ってきてるのでそれで我慢かな?
と思いましたが、師匠がコンビニで色々と買ってきてたのでそれを少しづつ貰いました。
師匠のコンビニでの爆買いがオイラに幸福をもたらしてくれた訳です(*^_^*)
師匠様!ありがとうございました~♪
ノンアルでも ここまで来れば気分で酔っ払えるしぃ
木陰が気持良くて1時間くらい休んでました^^
さて、それでは帰りましょうか、
帰り仕度をして 来た道を戻ります。
登る時は雲が掛かっていた場所もすっかり雲ひとつ無い良い天気になりました
師匠が後ろから 「 完全におもらしした様なズボンになってるよ~ 」というので振り返ってみたら
本当だ! 全力でシッコもらしたようになってる(+o+)
この姿で市街地とか行ったら 人が見るだろうな(^_^;)
木漏れ日の中を歩くのも のどかで良い感じですね
とか言えてる様な気温じゃありません!
とにかく暑い! でも仕方ない! 汗が目に入ると染みて大変です(+o+)
例え暑くても 家でゴロゴロしてるよか 全然いい(^-^)
岩場の下り坂は ヘッポコ腰で師匠に笑われますが
いいじゃん、仕方ないんだから!
「 最高の見晴らしだねぇ ♪ 」
ほん~ね、ほんと、新潟県は良いところ~ ♪ ( 大新潟音頭 三波春夫 )← 新潟県人でも知ってる人は少なくなったろうなぁ
いよいよ灯台も近づいてきました^^
「 いや~、大変だったけど楽しかったよ~ 」
灯台から海抜0メートルまで下りる階段、海に吸い込まれそうな気がします^^
「 あとは温泉に行って 汗を流してから肉食べなきゃね~ ♪ 」
楽しかったから また来るかも~(●^o^●)
今回は長々とお付き合いくださいましてありがとうございます^^
皆さまにも 幸せをおすそ分けしま~す(^-^)
大山倍達館長講話