またまた間が空いてしまいました・・・。
郡山に引っ越してきて早3週間。
荷物の片づけ・整理はすべて終わり、だいぶこちらでの生活にも慣れてきました。
問題は仕事の方だ・・・。
さて、今回はかなり久しぶりの「おでかけ」ネタです。画像多めですが、ご容赦ください。
昨年10月より栃木県のツインリンクもてぎ内にあるホンダコレクションホールにて開催中の”CIVIC WORLD 受け継がれるHondaのDNA”に、遅ればせながら行ってきました。
1972年に登場した初代から現行10代目までの歴代シビックがずらりと集結し、これまでの進化と歴史が紹介されている展示イベントです。
2Fには初代~4代目までとレース車両、
3Fには5代目~10代目が展示されています。
では初代から順に紹介していきます。
●初代シビック CVCC(1973年モデル)
当時世界一厳しかったアメリカの排ガス規制「マスキー法」を世界で初めてクリアしたCVCCエンジンを搭載したモデル。
以前プロジェクトXで取り上げらていたのを見た記憶がありますね。
●2代目スーパーシビック CX(1979年モデル)
初代のイメージを残しつつ、クルマとしての完成度を上げ、様々なバリエーションも登場した2代目モデル。
大きく出っ張った前後バンパーに時代を感じます。
●3代目ワンダーシビック(1984年モデル)
ある意味シビックのイメージを決定付けたとも言える、傑作車。
ホンダがカーオブザイヤーを初めて受賞したクルマでもあります。
●4代目グランドシビック(1987年モデル)
EFシビックは、個人的にレースですごく活躍したイメージが強いクルマですね。
名機B16Aを搭載したSiRは、当時多くの走り好きを魅了しました。
●5代目スポーツシビック(1993年モデル)
EGシビックは全体的に丸みを帯びたデザインが特徴的。
カジュアルなイメージとは裏腹に、スポーツシビックの愛称の通りスポーティーで、モータースポーツでも活躍したクルマです。
●6代目ミラクルシビック(1995年モデル)
先代より居住性と燃費性能を向上。
後に追加されたタイプR(EK9)は今でも人気が高いです。
●7代目スマートシビック(2000年モデル)
新型プラットフォーム採用による広い室内空間が魅力のEUシビック。シビックとしては4回目のカーオブザイヤーを受賞しました。
3ドアのタイプR(EP3)は英国で生産され、日本に輸入されました。
●8代目(2005年モデル)
このFD型から愛称が付かなくなり、日本は4ドアセダンのみの販売となりました。(北米向けでクーペ、欧州向けで3or5ドアハッチバックが存在)
2007年には待望のタイプRが追加。無限からコンプリートカーも販売され、話題となりました。
また、2009年と2010年に、英国生産の3ドアモデルをベースとしたタイプRが”タイプRユーロ”として台数限定で国内販売されました。(FN2型)
●9代目(2015年モデル)
日本では先代8代目の生産終了後、しばらく国内での販売が途絶えていました。(北米向けでセダンとクーペ、欧州向けで5ドアハッチバックが存在)
2015年に、タイプR(FK2型)のみ750台限定で日本に導入されました。
タイプR初のターボモデルで、当時ニュルでFF量産車世界最速を記録しました。
●10代目(2017年モデル)
北米から2年遅れの2017年に日本市場カムバックを果たした10代目シビック。
日本ではセダン、ハッチバック、ハッチバックベースのタイプRの3種類が販売されました。(北米向けではクーペも存在)
展示車両はセダン(FC1型)。エレガントでのびやかなフォルムが魅力的です。
その他レース車両の展示もありました。
当時のポスターや、
読み応えある資料など沢山展示されており、ついつい時間を忘れてしまいました。
シビックの歴史はホンダの歴史といっても過言ではないでしょう。歴代モデルを間近で見ることができ、非常に面白かったです。
今や中々お目にかかれない初代~4代目は、私が生まれる前のクルマということもあり、新鮮に感じました。
こうして初代からの変遷をたどっていくと、代を重ねるごとに大型化高級化していった感は否めませんが、日本から世界の人々のベーシックカーになるべく進化していったシビックの新たな一面を知ることができて、とても感慨深かったです。
ホンダ好き、シビックファンにはたまらないイベントだと思います。
先日新型のプロトタイプが公開されていましたが、ホンダの代表車種として、乗る人に寄り添い、愛されるようなクルマであり続けて欲しいものです。
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