ビースケ&チャコと田舎ぐらし

チワワの朝陽ちゃんが わが家に

桐塑人形 Ⅳ 続き

2023年07月05日 | 桐塑人形
 何回にも分けましたが、今日でお終いです。

  「 丘の上の教会にて 」
 もう40年も前の話ですが、ヨーロッパ旅行の時教会の前でフルートを吹いている女性に会った。
 わずかばかりのお金を足元の容器に入れて、写真をとらせてもらった。


  音楽を勉強している人なのだろうか、素敵な音色で感激したのを思い出しながら作った。


  「 静 寂 」

  それどれの若い頃を思い出して作るという課題だった。
  少しスマートに作りすぎたが、お茶の稽古の様子。




   「 犬の親子 」
 いろいろ教えてもらった岡坂さんんが、食事会の思い出にと下さったもの。
 大好きで、尊敬していた岡坂さん。 ご夫婦ともすでに他界されてしまった。

感謝をこめてUPさせてもらいました。

ご覧いただきありがとうございました。


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桐塑人形 Ⅳ

2023年07月04日 | 桐塑人形
 今日は、創作人形をUPします。


  「 立 雛 」

 胴体は桐の木です。 紙張り仕上げで、松の木の周りは錦糸で囲みました。
 男雛の袴には、金粉を雲上に散らせています。

 男雛と女雛の藤の花は、どうにもうまく描けなくて岡坂さんのご主人さまに描いてもらいました。


 「 浮世絵 」

 浮世絵に出てきそうな女性が、立ち話をしている。
 教室で全員が作りました。 私はあまり好きではないが、興味を持って下さる方も多かった。


  「 マ テ! 」
 最初の頃に作った作品ですが、初代のビーグル犬「ビースケ」と甥っ子の姿です。


  「 とれるかな? 」
  赤とんぼがうまく作れなくて苦労をしました。

 あと少しですが、残りを明日にします。


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桐塑人形 Ⅲ 市松人形

2023年07月03日 | 桐塑人形
 一番最初に作った市松人形

  「 華ちゃん 」
  着物は、古布を先輩弟子さんに頂いた。 仕立ては先輩弟子の岡坂さん
髪付けは、いづれも京都の専門の髪付けさんに出した。


  「 菜々ちゃん 」
  当時、広告紙に無料載せてくれるコーナーがあり、そこに縮緬の古布を譲ってほしいと
  投稿した 。すると老舗のお漬物屋さんのおじい様が、明治生まれの母親が洗い張りをして
  しまっているものがあるから見てほしいと連絡を頂く。

  本当に小さな端切れも大切に保管されており縮緬、大島などを頂く。
  母親がどんな小さな端切れも大切にしていたものなので、捨てられなかったのだと
  かえって喜んでくれる。 仕立ては岡坂さん。


  「 なかよし 」
  着物は、漬物屋さんのおじい様より頂いた大島 
 (透き通るほどに使いこんだ布で、良いところをさがして使った)
  仕立ては岡坂さん教えてもらいながら、自分で縫った。実際は、私が縫ったところを
  岡坂さんが縫いなおしてくれたのだけど。


   「ハイティーンのルナちゃん」
   顔が小さめだったのと、仕立てに出した着物の袖がとても長く仕上がってきた。
   17~18歳くらいの雰囲気になったので、モデルさんを目指すハイティーンと
   いうことにした。

  明日は、創作人形をUPします。

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桐塑人形 Ⅱ 御所人形

2023年07月02日 | 桐塑人形
 御所人形は、普通は胴体を桐の木を彫り出して作る。
 が、桐の大鋸屑を固めて作るので著名な方が桐塑人形と命名してくれたと聞いている。


 「 這 子 」


 「 立 児 」
 着物は、先輩弟子さんの岡坂さんが縫ってくれた。
 今はもう亡くなられたが、ご自宅を神戸教室として使わせて下さり大変お世話になった。
 ご主人様は、庭にたくさんの山野草などを栽培しておられ、それを見せてもらうのも教室に行く
 大きな楽しみであった。
 ダイモンジソウ、ナルコユリ、椿など頂いた花が今も我が庭に元気でいてくれる。   


  「 五月晴 」
  兜を英字新聞で折ると洒落ているよと中田先生のアドバイス。


  「 宝 舟 」


  「 瓢箪から駒 」
           
 明日は市松人形をUPさせてもらいます。





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桐塑人形 その1の続き

2023年07月01日 | 桐塑人形
 昨日の続きです。
稽古を始めると、最初に教わるのは「聖徳太子」と名付けられて人形を2体作ります。



それにより基本的な手技を学びます。
 ★ 先ず、コクソ( 刻素 )の作り方。桐の木の大鋸屑(おがくず)にのり、ボンド、水で形     
   を整えやすい硬さに練り合わせること。

 ★ コクソを使い、一から形を作る。乾いたら、何度も磨いて形を整える。

 ★ 胡粉を塗る。 胡粉の溶かし方、塗り方、磨き方 等 粗目のものから順に下塗り、中塗り       
   上塗りと何度も何度も塗っては磨き、塗っては磨くをくりかえす。とまるで陶器のような艶     
   になる。
    月1~2回の稽古なので、ここまででも3か月くらいかかります。

 ★ 墨で顔を描く。

 ★ 和紙で衣服を貼る。 和紙の扱い、貼り方など。


  「 朝 拝 」


  「 菊の露 」



   「 笛 」

 菊の露と笛は、保存の仕方がわるかったのか、ひび割れてしまい可哀そうなことに
 なっています。

 乾かし方が不足だったのか、ギャラリー戸棚にコップに水を入れて置いておくのが 途切れて、   
 乾燥しすぎたのか?   
  
  次は御所人形を見てもらいます。

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