11月8日、9日に町内の文化展があった。
町の花「寒蘭」の展示から絵画、書、陶芸、手芸、生け花等々出品は多方面にわたる。
また老人から保育園の子供まで、出展者も様々。
お茶席もあったりで楽しめた。
私は「虹の橋のたもとで」30号と「さあ、もうお休み」3号の2点を出す。
虹の橋
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天国の一歩手前に、『虹の橋』と呼ばれる場所がある。
地上にいるだれかと親しくしていた動物は、死ぬとその『虹の橋』へ行く。
そこには、草地や丘がひろがっていて、
動物たちはいっしょになって走ったり遊んだりすることができる。
たっぷりの食べ物と水、そして日の光に恵まれ、
彼らは暖かく、快適に過ごしている。
病気にかかっていたリ歳をとったりしていた動物たちは、
ここに来て健康と活力を取り戻し、
傷ついたり不具になったりした動物たちも、
もとどおりの丈夫な体を取り戻す。
過ぎ去りし日の夢の中でのように。
動物たちは幸せに暮らしているけれど、ひとつだけ不満がある。
それぞれにとって特別なだれかが、
あとに残してきただれかがいないのを
寂しく感じているのだ。
動物たちはいっしょに遊んで時を過ごしている。
しかし、ついにある日、そのうちの一匹が足を止めて遠くに目を向ける。
目はきらきらと輝き、体はたまりかねたように小刻みに震えはじめる。
突然、彼はみんなから離れて、緑の草地を跳ぶように走っていく。
あなたを見つけたのだ。
とうとう出会えたあなたたちは、抱き合って再会を喜びあう。
もはや二度と別れることはない。
喜びのキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友の頭と体をふたたび愛撫する。
そして、あなたは信頼にあふれたその瞳をもう一度のぞきこむ。
あなたの人生から長いあいだ姿を消していたが、
心からは一日たりとも消えたことがないその瞳を。
それから、あなたたちはいっしょに『虹の橋』を渡るのだ。
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(原文☆作者不詳・日本語訳☆ノラのママ)
1983年ごろからネット上に流布されている作者不詳の散文詩で、ペットを亡くした人にとって慰めと癒しを与え、ペットロス症候群の予防につながるといわれている。
私も先代ビースケを事故で亡くした時に、外に出ることもできず、泣き暮らしていた時にネットで出会い、窮地を救われた。
しつけ教室で出会った多くの犬たち、旅立ってしまったお友達ばかりを描いた。
いつか会えると願いつつ。
描き始めた時は、チャコも元気だったのに・・・・・
もう1点「さあ、もうお休み」は鳥羽の「ワンワンパラダイスホテル」に泊まった時の写真をみて描いた。
チャコを大好きでサークルに一緒に入って遊んだりしていたKくん。
今となっては大切な思い出。
犬友の陽菜ちゃんママさんが、HARU君を描いていると言ったらご主人さんと一緒に見に来てくれた。
セントバーナードのチーズの飼い主さんも、ご自身が書を出展されていてご夫婦で来られていた。
他にも共感したと声をかけてくれる人がいて、絵としては未熟だけれど出して良かった。