海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

横須賀製鉄所創設150周年と横須賀駅

2015-08-17 | 日記・雑感
明け方、強い雨の降る音が聞こえた

久しぶりの雨、それもかなりの大雨みたいと思って寝返りをうったりしていたら、
市役所の放送が「大雨警報が発表されました」と鳴っているのが聞こえた。

今日は、以前勤めていた事務所に野暮用があって行かなければいけない。
久しぶりに電車で横須賀へ行こうと思っていた日、午前中の雨が上がって
青空がのぞいた時を狙って用事を済ますことができた。

用事を済ませて、帰り際、横須賀駅に着いて気がついた。
駅舎の中で横須賀製鉄所創設150周年を記念して催し展示が行われている。
余りにさり気ないからか、事務所へ行くときは全く気が付かなかった。

横須賀は我が国の近代史の中で、いろいろな角度から大きな役割を担ってきたといえる。
現在も米海軍基地が横須賀市の一部のように存在している。

基地の存在については様々な意見があるのだが、米国人は横須賀市民と同じように
ごく自然に生活している。 日米友好が自然と行われている街である。

一言では片付けられない歴史を辿ってきて、
現在の横須賀市が存在する契機となったのが横須賀製鉄所の建設であろう。

市全体でも150周年を記念する催しが行われているだろうが、
ローカルな雰囲気いっぱいの横須賀駅は、質素な肩の凝らない展示である。

当時の写真とともに紹介されている


説明書きも掲示されており、足を止めて読む価値がある


JRの駅らしく写真パネルで囲ったコーナーで、親子連れも楽しめるように
プラレールが簡素にジオラマ的に設置されている。


横須賀駅は近代の歴史の中で、地域にあらゆるものを運び入れる拠点であっただろう。

そんな宿命を背負ってきた駅は、市街地から離れた港の側に立っており
小生には、のんびりとゆったりとした駅に見える。

昭和を感じさせる駅舎の雰囲気が大好きである。

駅員さんたちが撮った鉄道写真も印象的で、思わず見入ってしまいました。



コメント
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