これは、もうなんでもありの無法地帯ですね。
東京オリンピック・パラリンピックに、濃厚接触者は出場可能かどうか。担当者は、可能性を否定しませんでした。
立憲民主党・白眞勲議員：「濃厚接触者の方は、試合に出られる？出られない？」
内閣官房の担当者：「本来であれば、濃厚接触者になれば検査で陰性でも、14日間自宅待機等の制限がかかるのが、日本国内のルール。しかし、オリンピックは4年に一度の大会。選手が一生懸命、努力を重ねて、ようやく東京大会に来られた方々。そういった方々を濃厚接触したということで14日間隔離してしまうと、試合に出ることができなくなるという状況もあり、関係者の間で何ができるのか。選手のために、そういったことを調整を行っているところ」
先月30日に行われた、政府の新型コロナ対策本部と国会議員の会派、厚生労働・文部科学部会合同会議で、政府の担当者は、東京オリンピック・パラリンピックで濃厚接触者に認定された選手の試合出場の可能性を否定しませんでした。
また、選手の行動を定めたプレーブックで、例外措置として、宿泊施設外のレストランの利用を認めていることについて…。
立憲民主党・杉尾秀哉議員：「現実問題として、銀座かいわいなんですよね。普通に、繁華街のレストランで食事ができるということでしょ」
厚労省の担当者：「そこは、基本的には認められていない」
立憲民主党・杉尾秀哉議員：「いや、だって書いてあるんだもん。そういう事態を想定できますよね？」
厚労省の担当者：「宿泊施設内のレストランが利用できない場合、そういった場合には、特別に認めるということになっておりますので、銀座の街に勝手に出て行くということは我々としては想定していない」
