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コロナ、感染者ゼロで注目された岩手県 いまや死亡率ワースト1のなぜ 

2021年07月04日 23時30分11秒 | 歴史的なできごと

岩手県は、昨年7月下旬まで日本で唯一、新型コロナ感染者がゼロだったことで世間の注目を集めた。しかし7月29日に初の感染者を出し、11月からクラスターが発生。1月4日現在で感染者は394人(全国41位)。死者は24人となり、死亡率は6・1%で全国で最も高い。ちなみに東京の死亡率は1%。コロナ対応で優等生と言われた岩手県に何が起きているのか。  ***

 岩手県が感染者ゼロだった頃、達増拓也知事は「実直で粘り強い県民性も影響している」と分析していた。自治体から「外出を控えて」「首都圏に行くな」と指示されると、それをしっかり守る県民性があったというのだ。とはいえ、7月29日に初の感染者を出し、その後徐々に増えた。 

 昨年の12月23日時点で、岩手の死者は20人で死亡率は5・8%。次に高いのは富山と石川でいずれも5・1%だった。全国でこの3県だけが5%を超えていた。それが1月4日になると、石川は4・6%、富山は4・4%と低下しているのに、岩手だけが6%を突破してしまったのだ。 

 東北の他の県を見ると、青森は1・6%(感染者516人)、宮城は0・7%(同2263人)、秋田は0・7%(同149人)、山形は2・2%(同402人)、福島は2・2%(同1008人)と、いずれも低い。岩手だけが突出している。

なぜか。 「高齢者が多く入院する病院などでクラスターが発生しました。やはり高齢者が感染すると死亡率も高くなってしまいます」  

と説明するのは、岩手県保健福祉部医療政策室の担当者。 

「医療施設では、まだクラスターが続いています。死者24人の内訳は、23人が65歳以上で、いずれも基礎疾患を持っていました」  

ちなみに、394人の感染者のうち、60歳以上は36%だという。



医療関係者20人で会食

 岩手では11月以降、俄かに感染者が増え始めた。

 先の医療政策室の担当者によると、 「11月7日、医療関係者約20人が、盛岡市大通の飲食店で会食をしたところ、クラスターが発生しました。私的な会食だったと聞いています。あくまで自己責任で行ったのでしょうが……」 

 約20人のうち、感染したのは県外の医師1人を含む7人だった。感染者の中には盛岡赤十字病院の40代の男性医師がいて、自身が診察した患者や元患者6人に感染させたという。

  さらに、同じ日に医療関係者が会食した店で県の職員3人も会食、3人とも感染したという。 

 医療関係者や県の職員が会食で感染してしまったのは、7月以降も感染者がほとんどなかったため、気が緩んでしまったせいなのか。

感染対策と治療の経験不足

 12月にはさらに感染が広がる。 
「12月10日には、盛岡市の病院の入院患者1人と雫石町の高齢者医療施設の職員21人が感染しています」(同)  

その2日後の12日は、 「43人の感染者が確認されています。43人のうち41人は先の高齢者医療施設です」(同)  

41人の内訳は、患者が38人、その家族が2人、出入り業者が1人だった。  その後も連日のように感染者が確認され、死者数も増えたという。  

ちなみに、これまで6万人以上の感染者が出ている東京では、昨年5月末時点での死亡率は5・8%と高水準だった。ところが、日を追うごとに死亡率は低下し、現在都市部の中では最低水準になっている。

 「岩手については感染者の少ないこともあり、治療の経験不足はあるかと思います。地方では、集中治療室(ICU)や専門医が少ないという指摘もありますが、岩手での重症患者は4人(1月4日現在)に過ぎません。そのため、医療機関は逼迫した状況ではありません。ただ、感染拡大はまだまだ続くと思われますので、今後は老人医療施設を中心に感染対策を強化していくつもりです」(同) 週刊新潮WEB取材班 


https://news.yahoo.co.jp/articles/4afc9afa9f208bb2c99101f158f840b160edbfcc
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滝の入り

2021年07月04日 22時00分16秒 | いろいろな出来事
二つの滝がありますね🍀




6/27/2021
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小中学生の五輪観戦、辞退次々 電車移動と密回避に不安

2021年07月04日 21時30分09秒 | 社会のことなど
東京五輪・パラリンピックで子どもたちに割り当てられている「学校連携観戦チケット」をめぐり、さいたま市がすべての辞退を決めるなど、キャンセルする動きが埼玉県内で相次いでいる。新型コロナウイルスの感染への心配を払拭(ふっしょく)できないためだ。 

【アンケート結果】五輪開催に大手企業の経営者も賛否両論 100社アンケート結果  

さいたま市は当初、市内の埼玉スタジアムとさいたまスーパーアリーナが会場となる五輪のサッカーとバスケットボールで、中学2、3年生ら向けの約2万1千人分と引率教員約2千人分を希望していた。だが、「不確定なことが多い」(市教育委員会)として、すべてを見合わせる。

 越谷市も埼玉スタジアムへのシャトルバスがある北越谷駅周辺の小学校3校と中学1校で306枚のチケットを希望していたが、すべて見送る。市教委の担当課長は「子どもの安全を第一に考えた」と話す。 

 「観戦チケット」は大会の延期前に各学校からの希望を受け、県内全体で大会組織委員会から五輪8万5500枚、パラリンピック7100枚のチケットが割り当てられた。新型コロナの感染拡大を受け、組織委が県を通じてキャンセルを受け付けることになった。

 各校の判断に委ねた川口市によると、市内の36校から辞退の意向があった。割り当てられた8829枚のうちキャンセルは4488枚に。川越市では割り当てられた5558枚のうち改めての希望は約2400枚にとどまった。市内32校のうち8校が希望していた草加市では、754枚の割り当てのうち628枚をキャンセルした。  

組織委が会場への移動を「公共交通機関が原則」としていることも、相次ぐ辞退の要因になっている。小学校のある校長は「専用のバス移動なら対策できるが、電車だと『密』を回避しきれない恐れがあり、断念せざるを得ない」と漏らす。(上田雅文、加藤真太郎、岡本進)




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体調悪くても出勤する「闇の感染」。ドラッグストアやコンビニ店員が心配する自分と同僚の生活

2021年07月04日 20時30分33秒 | 雇用と職のこと
体調悪くても出勤する「闇の感染」。ドラッグストアやコンビニ店員が心配する自分と同僚の生活

新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発令され、4月10日、東京都は基本的な休業要請の対象施設や業種を発表、政府も職場への出勤者を7割減らすよう要請した。だが、こうした中でも外出して大勢の人と接し、働かざるをえない職種の人たちがいる。そうしなければ生活できない人たちもいる。

【全画像をみる】体調悪くても出勤する「闇の感染」。ドラッグストアやコンビニ店員が心配する自分と同僚の生活

首都圏のドラッグストアに勤めるAさん(女性)もその1人だ。

ドラッグストアは不特定多数の客に接するため、従業員は感染のリスクに晒されている。Aさんも日々、感染の危険や不安を抱いて働いている。

しかし今、Aさんが不安に思うのは、こうした“既に予想されている”感染だけではない。予想できない「闇の感染」が、人々に広がることをとりわけ懸念している。 体調悪くなっても「バレたらどうしよう」
 
Aさんは数年前大病を患い、フリーランスで続けていた仕事が思うようにできなくなり、収入が激減した。現在は、フリーランスの仕事を細々と続けながら、派遣社員としてドラッグストア2店舗に勤務。早朝と夜勤のシフトをこなすことで生計を立てている。

一緒に働く同僚の多くはシングルマザーだ。60代以上の高齢者も少なくない。皆、低収入に苦しんでいる。

特に感染の不安を感じるのは、早朝のシフトだ。いまだに連日、マスクや消毒用のアルコールを求めて、開店前から長蛇の列ができ、狭い店内に客が密集する。

スーパーやドラッグストアの従業員への感染防止策は、海外と比べると、日本はまだ手薄な印象だ。Aさんの働く店でも特別な予防策はされてこなかった。客同士で距離をとらせたり、従業員が勤務前に体温を測ったりすることもなく、マスクも自分で用意しなければならない。

東京都などは4月10日にようやく列に並ぶ人同士の距離をとるよう求めたが、その要請以前に、レジでの客との間に防護シートを下げるなどの対策を講じたのは大手コンビニくらい。これから、どれだけの店舗や業態が適用するかはわからない。

「自分は大丈夫だろうか?」「もし感染したら?」「自分の感染で店が閉じたら、クビになる?」

さまざまな不安がよぎるようになった3月初旬。Aさんは風邪の症状に悩まされた。微熱と咳が出て、4、5日経っても治らない。コロナかもしれないと怖くなった。

もしコロナだとしたら、このまま出勤すると、周囲や客に感染させてしまう。

ところが頭に咄嗟に浮かんだのは、「ヤバイ!バレたらどうしよう!」だった。コロナ疑いで2週間も隔離されたら、収入がなくなる。店にすぐ申告する気には、とてもなれなかった。

「私のように症状が出ているのに、申告しなかった人間は『過失犯罪者』です。でも、 ここで休んだら、シフトが減って少ない収入がさらに減ってしまう。疑いがあるとなれば、店も閉めないといけない。正直に申告したことで、 コロナ疑いで店がクローズしたら……。店や同僚の損害を考えると恐ろしくて。

みなに顔向けできず、自分から店を辞めるしかない。やっぱり、収入はなくなる。それが怖かった 」

以下はリンクで>



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熱海の土石流 上流側の開発現場 盛り土含む斜面が崩落

2021年07月04日 20時04分31秒 | 事件と事故
【静岡】熱海の土石流 上流側の開発現場 盛り土含む斜面が崩落 


今回の土石流について、静岡県が土石流の上流側を調査した結果、伊豆山地区の中心部から1キロほどの山の中で開発のために土が盛られていた一帯を含む斜面が大きく崩れていたことがわかりました。

(続きはソースでお読みください)

NHK NEWS WEB 

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