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田原総一朗「国民甘く見たしっぺ返し 今さら焦るあきれた菅内閣」〈週刊朝日〉

2021年07月26日 23時00分14秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
田原総一朗「国民甘く見たしっぺ返し 今さら焦るあきれた菅内閣」〈週刊朝日〉

菅義偉内閣の支持率が急落した。政府の新型コロナウイルス感染拡大への対応のまずさが要因と思われる。ジャーナリストの田原総一朗氏は、菅内閣の見通しの甘さにあきれているという。 

【この連載の画像の続きはこちら】
12/21/2020

*  *  *  

12月21日に朝日新聞が報じた菅義偉内閣の支持率は39%で、前回11月の56%から17ポイントも急落した。そして不支持率は11月の20%から35%と大きく増えた。菅内閣が発足した9月時点での支持率は65%、不支持率は13%だったのである。

  何よりも菅内閣は「Go Toトラベル」の全国的な一時停止について、「勝負の3週間」と国民に強調しながら、その最後の週の12月14日まで何もしなかった。おそらくは毎日新聞が12日に報じた支持率40%への急落を知って、慌てて「停止」を決めた。朝日新聞の調査では、タイミングが「遅すぎた」は8割にも上っている。国民のほとんどが怒っているのである。

  しかも、「一時停止」を決めた日、「5人以上の会食は控えるように」と呼びかけながら、王貞治氏や杉良太郎氏など8人での会食を行っていた事実が、新聞、テレビで報じられた。まったく真剣味がない、と国民は憤った。このことを「問題だ」とする答えは66%あった。  

それにしても、菅内閣はなぜ、毎日新聞が支持率急落を報じるまで、「自粛」とばかり繰り返し述べていたのか。私は改めて、政府が新型コロナウイルス禍に対しての世論調査をしていなかったことを知って驚いた、というよりあきれた。 

 いやしくも民主主義をうたう政府ならば、国民の心情を常に捉えていなければならないはずで、ことコロナ禍での国民の悩みや苦しみは細やかにつかんでいなければならず、どの国の政府でも世論調査をしているはずである。それをやっていないとはどういうことか。

  私は4月7日に安倍首相(当時)が緊急事態宣言を行った後に、安倍氏に会ったときのことを思い出した。まず安倍氏に、なぜ緊急事態宣言が欧州各国や米国に比べて、約1カ月も遅れたのか、と問うた。


緊急事態宣言などすると、基本的人権を損ない、プライバシーを侵害する。さらに日本は世界の先進国の中で最も財政事情が悪く、新聞やテレビが、このままでは10年近くで財政が破綻する、と報じていた。緊急事態宣言をすれば財政破綻が早まるだけだ、と多くの閣僚、野党が反対していた」 

 と安倍氏は答えた。  

ところが、日本よりも民主的で、財政事情が悪い国々が緊急事態を発している。調べると、現状は新型コロナと人類の戦い、つまり有事であることがわかった。日本は敗戦後、戦争をしない国、いわば有事がない国とされてきたわけだ。 

 また、他国は緊急事態時に罰則規定があるのに、日本にはない。なぜかと問うと、「日本は憲法で緊急事態を認めていないのだ」と安倍氏は答え、そして、「日本の国民は、政府の言うことに素直に従ってくれるので、罰則規定がなくても大丈夫なのだ」と説明した。 

 そういえば、米国や欧州では、緊急事態宣言が発せられれば、生活の基盤が損なわれると、大掛かりなデモが発生していた。だが、日本ではデモなど生じていない。安倍氏が言った通り、国民は政府の言うことに従っていて、自粛警察という言葉さえ広まっている。  

だから、菅内閣もコロナ禍でも世論調査を行っていないということになるのか。つまり、国民を甘く見ていたわけで、そのしっぺ返しを受けている、ということか。しかし、事態は深刻である。 ※週刊朝日  2021年1月15日号 

■田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 


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女性に「もっと一緒にいたい」と思わせる会話術とは?

2021年07月26日 22時00分20秒 | 女と男のこと
女性に「もっと一緒にいたい」と思わせる会話術とは?

これまでSPA!では、意中の女性を口説くためのさまざまな恋愛メソッドを紹介してきたが、これにより「デートへの誘い方」「デート中の会話術」など、恋愛における各ステップについてあまたの攻略法が飛び交うことにもなった。  

※画像はイメージです

そこで今回は、各界の恋愛のプロたち一人一人の、出会いからクロージングまでの“俺流”をそれぞれ解説付きで紹介。恋愛に不慣れな人も、成功者の思考と行動をマネすれば、うまくいくこと間違いなしだ! 

声かけから45分で…凄腕ストナン師の会話術



街を歩く好みの女性と好きなタイミングで一戦を交える。それがストリートナンパの醍醐味だ。「目的に向かって最短距離で進み、グダグダしないこと。僕は声かけからホテルまで45分で完了させます」と語るのは、ストリート専門ナンパ講師のMAX氏。  

一般人からアイドル、有名AV女優まで、1000人以上もの女性を路上で口説き落とした声のかけ方とは? 「偶然友人に出くわしたような、慌てた感じで『すみません、一瞬だけいいですか?』と声かけを。驚きに加えて、若干の恐怖心を与えるのがポイント。これならキツめの女性でも立ち止まってくれます。  

そこから『歩くの速いね。競歩の選手? 五輪近いもんね(笑)』といった『目についた情報+ツッコみたくなる』ネタ系会話や『今笑った? 確かに俺の顔、じゃがいもみたいってよく言われるんだ』という、いじらせ会話を展開し、笑いを意図的に引き出します。  

お互いが『言い合える関係』を構築すれば、初対面でも心理的距離が一気に縮まる。なお、強引なボディタッチや、女性を退屈させる説得やお願い系はNG。会話で楽しませながら粘りましょう」  対話を通じて相手の興奮が一番高まった頃、店への移動を提案。 「興奮が冷める前に、声かけから3分程度で近くの店に誘導を。『俺もこの後予定あるけど、10分だけ時間つぶそうよ』と時間制限を設ければ相手も同意しやすい。恋愛や仕事などの相手の悩みを、ガールズトーク風に聞くのが鉄則。時折、『彼氏とどう?』『好きな性癖は?』など、恋愛や性に関する“におわせ会話”を差し込みます」  

会話が最高潮に盛り上がり、女性が「もっと一緒にいたい」と思うタイミングで、クロージングへ。 「ホテルに行くか否かは女性のサインで判断を。『私、ナンパになんて普段は絶対応じないのに』という軽い女と思われたくないアピールや、こちらの口調やしぐさのマネ、相手からの質問、ツッコミからのボディタッチ、化粧直しにトイレに行くなどのうち、3つ当てはまればOKサイン。あとは店を出るときに手をつなぐだけです」  会話による心理操作と迅速な決断力が45分一本勝負を制す鍵だ。 


記者に「いま実践してみせましょうか?」と告げたMAX氏は迷うことなく一人の女性のもとへ向かい、即座に笑顔を引き出していた



<テンプレ3STEP>
 ●狩り場:一言目は「すみません、一瞬いいですか?」 スマホを見ているなど時間がありそうなコや、女性が周囲の好奇の目に曝されて恥ずかしくないように雑踏から少し離れたところで声をかけると、会話に応じてくれやすい。その際、『アド街ック天国』や『秘密のケンミンSHOW』で地方ネタを仕入れておくと、出身地を聞き出せたときに使える 

●路上トーク:「10分間だけ」を合言葉に店へ 「彼氏は今、何してるの?」と、必ず彼氏がいる前提で恋愛ネタを展開。「彼氏はいない」と言われても「俺にしなよ」ではなく「あの店員さんイイじゃん。付き合ってみなよ」とガールズトークノリを維持。自分が恋人になるかもしれないことを意識させると、条件が頭に浮かんでその日のホテルが遠くなる

 ●クロージング:3つのOKサインを見逃すな 「イイ女と思われたいアピ―ル」などのサインが発せられていても、ホテルに着くまでは油断大敵。トークでテンションを維持しつつ、エレベーターに乗ったらキスを。「ナンパ成功の秘訣は、欲の押しつけではなく、女性に寄り添う気持ちで、直前で冷められるのは己の力不足。潔くリリースを」


 【ナンパ講師 MAX氏】 渋谷を中心に活動。ナンパ塾主宰のほか、ブログ「読めばモテる! ナンパ講師MAXの恋愛&ナンパブログ」やYouTube、ツイッターで情報を発信



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五輪直撃か>台風8号は27日(火)頃に上陸のおそれ、

2021年07月26日 21時45分48秒 | 天候のこと
台風8号は27日(火)頃に上陸のおそれ、関東など接近前から強雨に注意



7月25日(日)15時現在、大型の台風8号(ニパルタック)は、南鳥島近海を北に進んでいます。 今後は北西に向きを変えて、27日(火)頃に東北~関東に上陸する可能性があると見ています。台風接近前から強雨や雷雨、強風のおそれがあるため注意が必要です。 

▼台風8号 7月25日(日)15時  

存在地域   南鳥島近海  
大きさ階級  大型  
強さ階級   //  
移動     北 15 km/h  
中心気圧   992 hPa  
最大風速   20 m/s  
最大瞬間風速 30 m/s 



8号接近前から強雨に注意

提供:ウェザーニュース

台風8号は未だに雲がまとまっておらず、中心位置が不明瞭です。 今日25日(日)15時時点のウェザーニュースの予測では、今後太平洋高気圧の縁に沿うように北西に向きを変え、27日(火)頃に東北~関東に上陸する可能性があると見ています。雲のまとまりが弱いため、顕著な発達は見込まれず暴風域は伴わない予想です。 

ただ、東北や関東には台風接近前の明日26日(月)から、台風の外側の活発な雨雲(アウターバンド)がかかるおそれがあります。 明日の午後は段々と雨が降り出し、夕方以降は強雨や雷雨、沿岸部を中心に強風に注意が必要です。

特に宮城県や福島県、茨城県や千葉県では、1時間に60mm程の非常に激しい雨が降るおそれがあります。風も強く、最大瞬間風速は25m/sとなるところもある見込みです。交通機関に影響が出るおそれがあるため、帰宅時間を調整できる方はいつもより少し早めに帰宅することを心掛けてください。

 また、台風本体が接近・上陸する可能性がある27日(火)は、特に進行方向の右側半円にあたる東北太平洋側で雨量のまとまりや強風が顕著になります。多いところでは総降水量が150mm~200mmとなるおそれがあり、河川の増水・氾濫や土砂災害に警戒が必要です。まだ進路には不確実性があるため、こまめに最新の情報を確認するようにしてください。


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天皇陛下の開会宣言開始時に首相、知事が着席 「殿様気分」とSNSで批判

2021年07月26日 21時30分12秒 | 社会のことなど
天皇陛下の開会宣言開始時に首相、知事が着席 「殿様気分」とSNSで批判

23日夜に行われた東京オリンピック(五輪)の開会式で、大会名誉総裁を務める天皇陛下が開会宣言を述べられた際、隣に座っていた菅義偉首相や小池百合子都知事らが当初着席したままだったことに、SNS上などで疑問の声が上がっている。

 【写真】紺のワンピースでフォトセッションに臨む小池都知事

 陛下は「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」と宣言された。起立して宣言を始められたが、その際は首相も小池氏も着席したままだった。

事態に気づいたとみられる小池氏がまず立ち上がり、続いて首相も促されるようにしてすぐに立ち上がった。その様子は、NHKのテレビ中継にも映っていた。 SNS上には「なめてるとしか思えない」「殿様気分」など、首相や小池氏への批判が出ている。



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五輪開催でも支持率浮揚せず、与党内に早期総裁選待望論

2021年07月26日 21時04分40秒 | 政治のこと
アングル:五輪開催でも支持率浮揚せず、与党内に早期総裁選待望論

東京 26日 ロイター] -     東京五輪が開会した。しかし直近の世論調査でも内閣支持率の下落に歯止めがかかっていない。

与党幹部や専門家からは新型コロナワクチン接種をめぐるトラブルが響いており、五輪開催による支持率押し上げ効果は少ないとの指摘が出始めている。与党内では衆院選前に総裁選を実施したいとする声も少数だが出始めている。 


<メダルは首相の功績ではない> 日本経済新聞とテレビ東京が23─25日に実施した世論調査によると、内閣支持率は34%と前回6月調査から9ポイント下落、菅政権発足後最低となった。不支持率も7ポイント上昇し、57%だった。


 菅政権はこれまで、ワクチン接種の加速や、五輪での日本人選手の活躍を受けた支持率回復をテコに、パラリンピック後の9月にも衆院解散に踏み切り、一定の成果を得て菅義偉首相が総裁選で無投票で再選されるとのシナリオを描いていた。

しかし少なくとも現時点では、五輪開催が支持率反転に結び付いてはいない。24日以降は、日本選手によるメダル獲得も相次いでいるが、内閣支持率との関連は低いとの見方もある。 

ある与党幹部は26日、「国民に大切なのはワクチン。ワクチンの混乱があるかぎり支持率は上昇しない」と語った。国内政治とメディア論に詳しい立教大学の砂川浩慶教授も「選手が頑張ってメダルを取ることは菅首相の功績ではないということ。ワクチンをめぐるごたごたが支持率を大きく下げている」と指摘する。 

国内各地の接種現場でワクチン不足が発生しているが、政府側は4000万回分のワクチンが在庫として滞留していると主張。在庫はないとする多くの自治体側の主張と対立している。

その中で菅首相は23日、10月以降に供給されるワクチンの前倒し供給を、米ファイザー社のブーラ最高経営責任者(CEO)に要請したと報じられている。 

<祝福の電話にも批判> 与党内には一時、国内で反対意見もある五輪について、開会すれば日本人選手の活躍により反対論が減り、内閣支持率が上昇するとの意見があった。その中で菅首相は25日、日本勢初の金メダルを獲得した柔道男子60キロ級の高藤直寿選手に電話し、「多くの子どもや若者が夢や希望をもらった」と祝福した。 

しかし、これも一部で批判されている。「電話するならば全ての金メダル受賞者に平等にすべきだ」と別の与党幹部は指摘する。前述の砂川教授も「首相の人気取りの意図が明白だ」とみる。 その中で与党内の一部では菅首相のもとで衆院選を戦うことへの不安から、衆院選前に総裁選を実施すべきとの声が少数だが出始めている。

ある中堅幹部は「党員票も含めた本格的な総裁選を9月にも実施し、その勢いで衆院選を戦えばよい」と指摘する。 野党側からも「不人気の菅首相のまま自民党が解散に踏み込むとは考えにくく、(総裁を)岸田文雄・前政調会長などに交代し、支持率を60%程度に回復させてくると覚悟している」(立憲民主党幹部)との声が出ている。

 <甘利氏は早期総裁選けん制> もっとも現時点で与党内では「選挙前に与党内がごたごたしているのを表に出すのは得策でない」(幹部)との意見が主流だ。 甘利明税調会長も25日のテレビ東京の番組で、9月末の任期満了に伴う党総裁選について「若干先に延ばして、衆院選後にという選択も十分考えられる」と述べ、早期総裁選論をけん制した。



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