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五輪開催がネック、減らぬ人出…東京3000人超、感染急拡大に専門家「危機的状況だ

2021年07月30日 19時00分40秒 | 社会のことなど

新型コロナウイルス緊急事態宣言下でも新規感染者数の増加が止まらず、専門家から強い危機感を訴える声が相次いでいる。東京五輪開催が感染防止と「矛盾したメッセージ」になっており、人出の減少幅はこれまでよりも小さい。入院者や重症者数は徐々に増加。医療体制が逼迫しつつある。(上野実輝彦、沢田千秋、佐藤大、藤川大樹)

◆尾身会長「人流や接触機会、期待されるレベルにない」

 「人流や接触機会は宣言が出て徐々に減っているが、期待されるレベルには至っていない」。政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は28日、衆院内閣委員会の閉会中審査で、そう指摘した。

 菅義偉首相は27日に、感染拡大でも五輪を中止しない理由に「人流も減っている」ことを挙げたが、尾身氏は減り方が十分ではないと警鐘を鳴らした。
 尾身氏は過去最多の1日当たり新規感染者数を更新する東京の医療体制について「逼迫が既に始まっている」とも語った。

 根拠は入院者や重症者、入院調整、宿泊・自宅療養者の拡大。50代を中心に高流量酸素を投与している重症一歩手前の患者の増加にも触れた。4回目の宣言が出た12日の入院者数は1947人、重症者は55人。28日にはそれぞれ2995人、80人に増えた。

◆「お祭り」のメッセージ

 28日の厚生労働省に助言する専門家組織「アドバイザリーボード」の資料でも、人出の減り方の鈍さは明らかだ。宣言2週間後の東京の繁華街の人出は、前回宣言時は約40%減ったのに、今回は約16%しか減っていない。
 人出が大きく減らない理由について、専門家組織メンバーの太田圭洋・日本医療法人協会副会長は、宣言慣れに加えて五輪の存在を指摘する。「五輪をやることと感染拡大を防止しなければいけないという、少し矛盾したメッセージが出ていることも要因の一つだ」

 座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長も、宣言の一方で「五輪というか、お祭りが行われているメッセージも影響する可能性がある」と指摘する。


◆デルタ株の影響大

 今回の感染拡大速度は、専門家の見立てを上回っている。今月上旬の会合の資料では、宣言などの強い対策がない場合でも、東京の新規感染者数が3000人を超えるのは8月に入ってからと予測されていた。

 速さの要因の1つはデルタ株(インド株)の影響とみられている。デルタ株が持つL452R変異について、厚労省は感染力と入院リスクの高さに加え「ワクチンと抗体医薬の効果を弱める可能性」を指摘する。国立感染症研究所は、デルタ株が首都圏1都3県で感染者の75%を占めると推計。急速に置き換わりが進んだとみる。

◆「助かる命も助からない」

 脇田氏は28日の会合後、こう訴えた。「これまでにない急速な感染拡大。この危機感を行政と市民が共有できていないことが最大の問題。熱中症などで救急搬送が増加する中、一般医療への負荷も増し、通常であれば助かる命も助からない状況が始まりつつある」

 釜萢敏・日本医師会常任理事も厳しい見方を示した。「コロナ対策以外に五輪を含めやらなければならないことが多く、危険な状況について、幅広く政治家の理解が得られていない」

 東京新聞 2021年7月29日 06時00分 



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【菅内閣】「これまで通りのことを続けていくしかない」

2021年07月30日 17時45分18秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス

菅総理は今夜記者会見し、今後の感染対策について説明を行います。国会記者会館から報告です。

 宣言の対象地域は拡大されますが、政府の対策は“手詰まり感”に満ちています。

 政権幹部の1人は“これまで通りのことを続けていくしかない”として、酒類の提供の自粛要請など従来の対策に取り組む考えを示しています。

 政府は今後の対策について、ワクチンによる感染抑止と治療薬の活用による重症化リスクの抑制に特に力を入れていく考えで、今夜の菅総理の会見でも、こうした対策を改めて強調するものと見られています。

また、会見では、どういった条件が整えば宣言などを解除することができるのかなどの、いわゆる出口論について、どう触れられるかも注目されています。

 しかし、解除の前倒しについて、政府内は「現状では厳しい」という声が多数となっていて、この困難な状況を克服する具体策を導き出せない苦しい状況が続いています。

TBS NEWS
 30日 12時24分 


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【速報】 バイデン大統領 「移民は来ないで! 自分の国から離れないで」声明発表 (AFP通信)

2021年07月30日 16時00分05秒 | 国際情勢のことなど
【速報】 バイデン大統領 「移民は来ないで! 自分の国から離れないで」声明発表 (AFP通信)

バイデン氏、移民に「来ないで」 入国希望者殺到で批判強まる


【3月17日 AFP】米国のメキシコ国境に、何千人もの単身の未成年者を含む入国希望者が殺到し、批判が強まっている。これを受けてジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は16日、移民に「来ないで」と呼び掛けた。

 バイデン大統領はABCのインタビューで、移民に対し「はっきり言おう、来ないでほしい」「自分の町や都市、地域から離れないで」と要請した。
AFP 2021/3/18 

https://www.afpbb.com/articles/-/3337279
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反対>97.6%>賛成1.1%:眞子さま結婚問題アンケート1万3057回答で「反対」9割 宮内庁元幹部ため息

2021年07月30日 15時00分20秒 | 皇室のこと
眞子さま結婚問題アンケート1万3057回答で「反対」9割 宮内庁元幹部ため息〈週刊朝日〉

3月26日2021



秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんの結婚問題について本誌「週刊朝日」が行ったアンケートでは1万3057もの回答が寄せられ、「反対」が97%を超えた。コロナ禍で身内が命を奪われた家族も、経済的に苦境に立たされている人びともいる。そうしたなかで表に出た皇室への声を、どうとらえるべきか。 



【アンケート結果】眞子さまと小室圭さんの結婚をどう思いますか?

*  *  *

 「おお、そこまででしたか……」  ちいさな、しかし驚きとため息が交じった声を漏らしたのは、宮内庁元幹部のひとりだ。 


 結婚に賛成はしない──。本誌が2月23日~3月5日の間に行った眞子さまの結婚問題に関するアンケートの回答者は1万3057人にも上った。詳しくは後述するが、そのうち1万2749人(97.6%)が「反対」の意を示した

。 「ここまできたら、ご本人に任せるほか、ないのかもしれません。副作用はあるでしょうが……」  

こう話していた宮内庁元幹部に、改めて本誌のアンケートに対する反響の大きさを伝えると、返ってきたのは冒頭のような声であった。  

先月の誕生日会見で天皇陛下は、まさに、「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と、答えている。

「祝福」への道のりは険しそうだが、お二人の結婚への意思が揺るがないのも事実。 

 眞子さまと小室さんは今年、30歳を迎えることから、元宮内庁職員の山下晋司氏は、2021年中に結婚の可能性も高いとの見方を示している。 

 皇籍を離れても、「特別待遇」の恩恵を受けた暮らしとなる。 

 皇室と元・旧皇族でつくる菊栄親睦会。眞子さまは正会員、小室さんと母の佳代さんは準会員の有資格者となる。上皇ご夫妻の長女、黒田清子さんが結婚後も晩餐会に夫婦同伴で何度も出席しているように、眞子さまも南米各国やブータンなどからの国賓を招いた晩餐会には、タキシードに身を包んだ小室さんを同伴して出席する可能性が高い。

住居はセキュリティーのしっかりしたマンション。黒田清子さんの住まいもそうだが1億円を超えるであろうと予想される購入費には、皇族女性の結婚に伴う約1億5千万円の一時金が充てられるだろう。



しばらくは、地元の警察が警備にあたるなど高額な税金が投入される。  


一般と同じ生活とはならない。まして議論されているように、結婚後も「皇女」や「女性宮家」として公務を行う制度が実現すれば、なおさらだ。 

 思い出されるのが秋篠宮さまが、結婚問題で、一貫して主張する憲法論だ。昨年11月の誕生日会見でも、秋篠宮さまはこう話した。

 「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきだと考えています」

  この発言を多くの人は、長女の結婚を許すという意味にも受け止めた。しかし、朝日新聞の宮内庁担当記者であった石井勤さんは、根源的な問いを娘に突きつけた会見であったと指摘する。憲法は結婚の自由を保障する。だがその前に、第1条は天皇の地位を「主権の存する日本国民の総意に基く」と定めている。

 「天皇を支える皇族も常日頃から憲法をよりどころにしています。秋篠宮さまが会見で憲法を持ち出したのは、『あなたは、国民の総意というものをどう考えるのか。私たちは皇族の一員として、憲法をよりどころにしてきたのではなかったか。国民の意見が賛否で大きく分かれるような結婚をあなたはどう考えるのか』と、眞子さまに暗に問いかけたのだと思っています。皇族としての原点をただす、厳しい問いだと、私は感じました」(石井さん)

 ◆アンケートに寄せらせた声  

アンケートはインターネット上で行い、届いた1万3057の回答の内訳は女性7062人(54.1%)、男性5995人(45.9%)。 

 年齢層は、
60代が最も多い5959人(45.6%)。
続いて続いて50代2642人(20.2%) 
40代2235人(17.1%)が占めた。

まずは率直に、「眞子さまと小室圭さんの結婚をどう思うか」を問うと、「いいと思う」は、わずか149人(1.1%)。対して、「よくないと思う」は1万2749人(97.6%)。「どちらとも言えない」は159人(1.2%)だった。それぞれの回答理由は別表にまとめている。 


「いいと思う」と答えた人の中には、<結婚したいと思える人はそう簡単に見つかるわけではないので、お互いが結婚したいと今でも思うのであれば、結婚させてあげても良いと思う。

小室さんからの発言がないので、眞子さまへの今の気持ちや結婚の意思について話して欲しい>などがあった。

大多数を占めた「よくないと思う」からは、

<金銭問題や疑惑の数々を何年も放置して、眞子さまを矢面に立たせる人との結婚などあり得ない>や
<眞子さまの成長を国民はお生まれになられた時から見守ってきているので、どうしてもお幸せになっていただきたい。だからこそ、いくら待っても誠意が全く見られない小室さんに不信感だけが募っていくばかりです>といった声が寄せられた。  


昨年11月、眞子さまは小室圭さんとの結婚について宮内庁を通してお気持ちを公表した。これを受けてお二人の意思を尊重すべきだと思うかを問うと、「尊重する」は250人(1.9%)、「尊重できない」は12480人(95.6%)、「どちらでもない」は 327人(2.5%)だった。  

どのような形であれば、お二人の結婚を祝福できるかを問うと、国から眞子さまに払われる「一時金」を受け取らず、皇室特権を利用しないなどといった意見があった。  

さらに、「小室圭さんは宮内庁が求めた金銭問題の説明を行う必要があるか」については、「ない」が52%で、「ある」が48%だった。

「ない」と答えた人の理由は、<なぜ一私人である小室さんにだけ説明責任を求めるのか。これまでの経緯の説明を国民に果たさなければならないのは、公人たる秋篠宮夫妻と当事者である眞子さまでしょう>など。

「ある」と答えた人からは、<説明が今後もなければ、宮内庁、引いては皇室としての面目は丸つぶれ。

だが、もう何を説明されようが遅い。都合のよい言い訳を並べられても、それを聞く時間が無駄だ。国民の疑念はもはやそこではない。多額の留学費や警備費の出どころ、多数の忖度の説明を求めている>などの理由があった。 


また、2月23日の誕生日に先立った会見での天皇陛下の言及をどう思うかを問うと、次の感想が寄せられた。 

<「多くの人が納得し喜んでくれるような状況」のお言葉に厳しさと思いやりを感じた。国民が喜ぶのはもう破談しかないが、眞子さまに向けて冷静になるように促したものだと考える。

眞子さまは、

「お気持ち文書」で天皇陛下も祝福されているかのように綴っておられたが、あれは間違っていたのではないかと思う>

 <昨年11月に公表した眞子さまの「お気持ち文書」と、この天皇陛下のお言葉の真意は、明らかに相反し矛盾している。この天皇陛下のお言葉を受け、眞子さまの考え方を聞く記者会見が必要であると思いました>

 <おめでたい誕生日の会見に宮家の問題についてお答えしなくてはならないことを本当に気の毒に思いました。この問題は宮家の当主で父親である秋篠宮さまが解決すべき>  

皇室は、こうした国民の声をどう受け止めるのか。(本誌・永井貴子、岩下明日香)

 ※週刊朝日  3月26日号に加筆 ※アンケートは2月23日~3月5日の間、インターネット上で実施。寄せられた計1万3057件の回答中4つの自由回答に対して、すべて空白だった回答は5435件だった。



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東京都で新たに3177人の感染確認 過去最多

2021年07月30日 11時00分20秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
東京都で新たに3177人の感染確認 過去最多 40代以下で8割超、65歳以上は95人

7/29/2021

東京都で28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3177人確認された。3000人を超えるのは初めてで、27日の2848人を上回り過去最多となった。

 【映像】小池都知事「若い人の行動が鍵」

  感染が確認されたのは10歳未満から100歳以上の3177人で、

直近7日間の1日あたりの平均は1954.7人と、前週(1277.6人)に対して153.0%となった。

年代別で見ると20代が最も多い1078人、
次いで30代が680人で、
40代以下が82.8%を占めている。

重症化リスクが高い65歳以上の高齢者は95人だった。  

重症の患者は前日から2人減って80人となった。また、6人の死亡が確認された(ANNニュース)


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