食べ物に関してですが
とにかく
好き嫌いの激しいともだちと
久しぶりに居酒屋へ。
このともだちは、
春に神経なんとかという病気に罹り
一時は、歩行も困難で、
顔を合わせるのはもっぱら昼間でしたが
なんとか歩けるようになったので
いつもの居酒屋さんで
久しぶりに飲みました。
私の方が先にお店に着いたので
ホッピーを飲みながら待つことに。
おぼろ豆腐 葱だれかけ
ともだちは、
葱・大葉・茗荷などの薬味系は
一切ダメなので
これは私一人がいただくことに。
彼女がやってきた頃には
頼んでおいた肴も次々運ばれて…。
ゲソ天
これは、私の好物ですが
彼女も食べられます。
どういうわけか…
イカの身は食べられないものの
げそとエンペラは食べられるんです。
とうもろこしの天ぷら
たてに削いだとうもろこしの天ぷら。
塩が振り掛けてあり
甘くて美味しい。
席に着くなり
「かち割りワイン」を注文した彼女は
なんとか食べられる魚を注文。
なんたって、
長い魚は気持ち悪くてダメとかで
秋刀魚も鰻も穴子も太刀魚も食べません。
かと言ってじゃあ、
他の魚は食べられるかと言えば
そんなわけでもなく
脂ののっていない鯖と、生の鰺や鰯はＯＫ。
脂の乗った鯖は食べられないし
鰯も焼いたり煮たりして火が通ると
食べられないそうで
そのくせ、
鰯はどんなに脂がのっていても生ならＯＫ。
〆 鯖
〆たての鯖。
私も一切れ食べましたが
美味しい。
鰺のたたき
この一皿を見た途端、
「あー、頭がついてる！！
すぐ取ってください！！」と、大騒ぎの彼女。
魚の目が怖いそうです。
だけど…
鮮魚店に並んでいる魚を見る分には
怖くなくて平気だとか…。
この鰺、うっかりたたきを頼んでしまい
葱と大葉の薬味だらけ。
「これ、ダメだわ…お願い食べてよ」。
ってなことで
あっさりと私の担当に。
性格の嫌なところも充分知り尽くして
それでも許せるし一緒に居て楽しい。
私は、それがともだちだとも思っており
「あー、この人はこんなだから…」
と、あきらめてしっかり完食。
納豆オムレツ
これは、彼女がたのんだもの。
私は豆腐を食べた後、
天ぷらをほとんど一人で平らげ
おまけに鰺のたたきまで食べたので
もう既にお腹がいっぱいだったけど…
「私、来る前にあんみつを食べちゃったから
お腹がいっぱいなのよ。
だから、残すと悪いから半分食べて」
そんな我が儘な彼女の一言で
納豆オムレツも半分食べる羽目に。
これから飲み食いしようって前に
なんで
あんみつなんか食べるのよ！！
まったく…。
だけど…納豆オムレツ、美味しかった。
二人ともお腹がいっぱいだし
もうそろそろ
会計をお願いしようかと思っていた矢先…
「葉わさび豆腐くださーい」と、彼女。
「へ…？」
そんなことで、これが…
葉わさび豆腐とクラッカー
水切りした豆腐の中に
刻んだ葉わさびが混ぜてあり
それをクラッカーにのせ
砕いたピーナッツや揚げニンニクを
トッピングして食べるというもの。
「食べられるの？お腹いっぱいでしょ」
と、訊けば
「だって、ワインがまだ残ってるんだもの。
これ、ワインに合うから」
と言ったあと
「あ、ニンニクが入ってる。
これ、食べられないわ。ニンニク食べてよ」
結局、またしても
「残すとお店の人に悪いから」
と言う彼女に同意して
私もニンニクをのせたクラッカーを
二枚食べました。
「残すとお店の人に悪いから」が口癖。
それなのに…帰り際席を立ったら、
彼女のお通しの厚揚煮が
手をつけられないまま残ってた。
とにかくお腹がいっぱいで
珍しいことに
コンビニの別腹には見向きもせず
帰り道を急ぎました。
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