祝退職!

2023年06月28日 | 日記
勤めていた放デイの事業所を、今日をもって退職した。

意外にも社長が泣いていた。

コウタさんもぽろぽろ泣いて、何度も目をこすっていた。

他の職員達も握手を求めて来てくれたり帰り際ハグして来たり、なんか…

なんか…私も…寂し…

くは無い!笑

寂しい気持ちも後悔もない。

やり切った感、スッキリ感。

あと達成感。

それと開放感。

いろんな人が、「辞めてもいつでも顔出しに来て下さい」と言ってくれたけど、

いやぁ、もう行かないなあ。

盛大に送り出されてノコノコと顔出すのもなんかマヌケだし、また行ったらいろんな子達のことが気になり出しそう。

ただ、今日コウタさんと二人だけで話した時、コウタさんが、

「いつか新しく事業所を起ちあげたら、必ずたかぽんさんに声をかけますから」

と言ってくれたのは嬉しかった。

コウタさんは自分の事業所を持つ夢がある。

でもまあ、

「ありがたいけど、そんな約束はしないでおいた方がいいよ。その時になって、あ、やっぱり人手が足りてる、でも約束してたから声かけなきゃ、て気を使うことになるよ」

と言っておいた。

「いえいえ…」と言いながらまた涙を拭いていたコウタさん。

なんだかんだあったけど、私は幸せ者だったんだなあ。

でもコウタさんがどんなに早く夢が叶っても、10年後ぐらいでしょうから、私70じゃん😅

待てませーん。

というより、もう放デイで働くことは、今日でスッパリ卒業したのでね。










プレゼント

2023年06月22日 | 日記
28日水曜日をもって、退職する私。

その後の仕事も決まってないのに、すっぱり辞める私。

辞める日まで1週間を切ったけど、意外と感傷的な気持ちもまったくなく、こうなったらもう早く辞めたい。一日一日が長く感じる。

ミサコちゃんはきっともう戻って来ないだろう。

最後の送迎がたまたま私だったことで、あの日大きな役割を果たせたような気がする。

私より少し年上の職員キヨシさんが、

「もし俺があの日ミサコちゃんの送りだったら、母親から『放っておいてください』って言われたらそのまま放って帰って来たと思う。やっぱりあの日はたかぽんさんで良かったです」

と言ってくれた。

そうかもしれないと思いつつ、でも私じゃなかったら虐待が児相に知られず、母親とミサコが離されることはなかっただろう。

離すことになって良かったのか悪かったのかわからない。


どちらにしろ1番気になっているミサコに会うことは無いとなると、もう私はここでの仕事はやり切ったなあと思い、ここに思い出はたくさんあるけど未練は何も無い。


今日はデイの子ども達や職員達にお別れのプレゼントをあれこれ買って来た。

なんやかんや二万円近く買ってしまった。もうすぐ無職になるのにちょっとヤバかったかな。

まあ最後だからケチケチしないことにする。有給分6万円入るし。笑

残りでいよいよSwitchを買うつもり。そしてSwitchスポーツをやって血糖値対策をしよう。


プレゼントといえば、ブログに書きそびれていたけど、4月の私の還暦の誕生日に、ある友人から涙が出るほど心のこもったプレゼントをもらった。

東京に住んでいる友人なのだが、私の誕生日の1日前にLINEが来て、

「お祝いを贈ろうと思うんだけど、誕生日当日には着かないからね、ごめんね」

と言う。

「え、かえってごめんね。ありがとう」

と、返し、そして誕生日当日はLINEでお祝いのメッセージが来た。私はそれだけでもありがたかったのだが、その二日後ぐらいにプレゼントが届いた。

開けてみて、えー!と感激した。




なんとその友人は、わざわざ私の誕生日に二つの神社に行き、御朱印をもらって来てくれていた。誕生日から遅れるというのはそういうことだったんだとわかり、本当に感激した。

御利益があるとされる小網神社の御守りもあった。

明治神宮は、私が3歳の七五三でお参りをしたことをいつぞや友人に話したことがあり、そのことを憶えてくれていて、「無事に還暦を迎えました」と私の代わりにお参りをして来てくれたそうだ(ToT)

本当に有難い…



あとこういうウサギグッズも一緒に入ってた。

赤パンツ、まだ履いてないや、履かなくちゃ😆


さて私は今日から少しずつ、放デイの子ども達ひとりひとりにプレゼントに添えるお手紙を書こうと思う😄




ミサコの毒親

2023年06月20日 | 日記
一昨日から体調が悪い。

熱があるわけではないけど気持ちが悪い、力が出ない、吐き気がする。

もしかしたら土曜日の出来事に出くわしたからかもしれない。


土曜日、デイに来ている中学生のミサコちゃんは、お弁当を持って来なかった。

ミサコの母親は機嫌が悪いと持たせてくれない。

どうやらその日も朝からミサコを叱ることがあったようだ。

おやつの時間に出した分は食べたが、お腹が空いているはず。

大したことでもないのに、ミサコの母親は過剰にミサコを怒り、暴力を振るう。「生まなきゃよかった」と、1番言ってはいけない言葉も浴びさせているようだ。

今まで2度、児相に保護されている。


土曜日、ミサコの送り担当は私だった。

「お母さん、機嫌が直ってるといいね」

と車の中で言うと、「さあ」とミサコはそっけない反応だった。

そして家に着くと、ミサコの母親が腕を組んで目つきを悪くして出て来た。

「アンタ、何か言うことはないの?」

と、謝れといわんばかりの態度で言って来た。

黙ってじっと母親を見るミサコ。

そしてひとこと。

「ない

するとミサコの母親は、突然ガッ…!と両手でミサコの首を絞めた。

え、ウソでしょう!と、私は一瞬自分の目を疑った。あまりにもショックなシーンだった。

我にかえって私は、

「お母さんそれはダメ!やめてください!」

とお母さんの手を引っ張った。

お母さんの手が外れると、ミサコは火がついたように大声で泣いた。

「ワアー!お母さんが首絞めたー!」

そう泣きながら頭をガンガン自分で壁に何度も打ち付けた。

「ミサコちゃん、落ち着いて、落ち着いてね」

と、ミサコの頭を抑えると、

「放っといてください」と母親。

ミサコは「わあ!」と泣きながら外に飛び出して行った。

私は母親に、

「このままじゃミサコちゃん危ないですよ!私、追いかけて車にまた乗せます!」

と言うと母親は、

「放っておいてください、車にはねられたらはねられたで本人の自己責任だから」

と、話にならないバカなことを言うので聞いていられなくて私は車に乗り、ミサコを追いかけた。

泣きながら走り続けていたミサコ、道を行く人々がミサコを振り返って見ていた。

私はミサコを乗せて、とりあえずコンビニの駐車場に停めた。そして社長に電話をして事情を説明。

社長は児相に電話をして、これから向かうので、そのまま待機していて欲しいとのことだった。

車の中で泣きじゃくるミサコ。

ミサコは中学生だが、時々失禁をしてしまう。こういう興奮状態の時は必ずといっていいほどする。

それで私はミサコを連れてコンビニに入り、トイレに行かせ、出て来たミサコに飲むゼリーなどを買ってあげた。

そして落ち着いてきたので社長が来るのを待ちながら、ミサコといろいろな話をした。

ミサコはもうお母さんと暮らしたくないと言う。養護施設に入りたいという気持ちが強い。

その後、社長と児相の人が来た。


あれから三日経つが、今、ミサコちゃんは一時保護されている。この先のことは未定だ。

ウチの放デイも、しばらく休む。もしかしたらこのまま施設に入るから、ウチの放デイにはもう来ないかもしれない。

どちらにしろ来週退職する私は、もうミサコに会えない。

やはり母親からの育児放棄で施設に入ってしまっているレナもだが、ミサコにこの先優しい人にたくさん出会って傷ついた心が少しでも治って欲しいと願う。


今日は職員会議に出て来た。

社長の話だと、ミサコの母親が「ミサコが施設に入ったら障がい児の給付金はどうなるのか」と、お金の心配をしているらしい。

話にならない毒親だ。


体調がまだあまり良くないけど、少しだけウォーキングをして帰って来た。












糖尿病だけど間食したい

2023年06月15日 | 日記
先月かかりつけ医に、

「あなたは糖尿病です!」

とキッパリ言われてしまった私。

154㎝42㎏の痩せ型の私だが、糖尿病に痩せてる太ってるは関係ない。

筋肉を付けることが大事なんだろう。

でもキツい運動は苦手。ましてやジムみたいな所に通うのは面倒だしお金をかけれない。

とりあえず、ストレスにならない程度の緩~い努力はしている。

週に2回程30~40分のウォーキングと、毎日一日2回、自宅の階段往復10回。

階段往復10回は結構キツい。これ続けていれば少しは効果が出るかもと期待している。

あと食べ物は、以前たまに食べていた菓子パンは一切やめた。

ケーキ類も以ての外だし、たまのたまに食べていたスナック菓子もやめた。

あ、でも、最近ユーチューブを見て知ったんだけど、トーハトのビーノは血糖値があまり上がらないらしい!

ので購入😆


ユーチューブで何かを食べて血糖値を測る動画をいろいろ見ている。

糖尿病だからといって、間食はいっさいだめってことないんだなあと判ると気持ちが楽になる。

もちろん食べ過ぎはよくないけど。


小腹が空いたら魚肉ソーセージなら良さそう。

アイスクリームは「スナオシリーズ」なら本当にびっくりするくらい上がらないらしい。


カカオ72%を超えるとなると苦くて食べたくないから、せめてこの72%なら充分美味しい😊

チーズも良い。口寂しい時、一日二個は食べている。

あと大好きなバナナ🍌は、ヨーグルトと一緒に食べている。

長いバナナだったら半分に切って、朝晩に分けて食べている。


あと糖尿病にはストレスが良くないらしい。もうすぐ今の仕事を辞めるから、ストレスが軽減できるかも。

キツい努力はしていないから改善はされないかもしれないけど、どうか今より悪くならないで欲しい。

8月にまた血液検査をするから、先日のヘモグロビンA1C6.4がどうなることやら。

こんなユルユル対策でいいものか、答えが出るのが楽しみなような不安なような…

いや、期待しよう!









お別れは言えないかも

2023年06月11日 | 日記
今月28日をもって、今の職場を去る私。

でも私が辞めることを、まだ一部の職員しか知らないし、ましてや放デイに来ている子ども達は誰も知らない。

4月から入った新しい女性職員オノさんが子ども達から大人気だから、別に私みたいなオバチャンが居なくなっても大丈夫だと思っていたけど、

私には子ども達との長い付き合いとたくさんの出来事、思い出がある。

昨日もそうだったが、今でもこんなオバチャンが出勤すると、喜んでくれる子ども達がいて有難い。

辞めることを言ったらどんな反応をされるんだろう。


特に、高校3年生のモエちゃん、中学2年生のミサコちゃん、小6のユウタくんの3人には言いづらい。


モエちゃんは、私がここで働き始めた頃入って来て、その時モエちゃんは5年生だった。

難病があり、自力では歩くことも立つことも出来ない。いつもウチの施設利用の日は、なんとなく担当になっていた感じの私が支えてきた。そして誰よりも私が遊びや話し相手をしてきた。

初めて会った時は私よりずっと小さかったのに、今や私に「たかぽんさん小さい」と憎まれ口を叩くほど背が伸びた。

今はだいぶ大人になってきたが、以前はワガママも多く、思い通りにならないと、私を蹴ったりすることもあった。

そんなモエちゃん。昨日、私を見つけると、興奮したように、

「たかぽんさん!この前嬉しいことがあったよー!」

と言ってきた。

聞けばなんと大好きなアイドルグループのライブチケットに当選したという!

去年も申し込んだが外れてガッカリしていたモエちゃん。今回は当選したと聞いて、私は思わずモエちゃんの手を取り、モエちゃん以上に興奮して喜んだ。

「良かったねー!良かったねー!」

「うん!」

本当に良かった(涙)

会いたい会いたい、生で見たいと言っていたアイドルのライブ、モエちゃんの夢が叶う。

ちゃんと車椅子利用者のエリアもあるそうで、お母さんに付き添ってもらって、夢の時間を過ごすことが出来るだろう。本当に嬉しい。

ライブは10月だそうだ。
感想は聞けないなあ。



そして中学2年生のミサコちゃん。

母親から虐待で、児相に2度保護されている。

でもあの母親は気持ちと行動が伴わない人なんだろうと思う。ついカッとなってしまい、手をあげてしまうんだろう。

帰りのミサコちゃんの送迎をたまにしているので、何度もあの母親に会っている。

ミサコちゃんに手をあげようとした時、私が止めたこともある。

体が大きく、というか横に大きいのだが、自分の娘にあの母親は、「デブ」「ブタ」と暴言も酷いらしい。

放デイでのミサコちゃんは、天真爛漫で、年下の子のお世話をしてあげるのが好きな子。

「家に帰りたくない。たかぽんさんの家に行く」と、帰りの送迎車の中でよく言っているのが辛かった。

それでもあの母親は、機嫌が良い時もあり、送り届けると「おかえり」とミサコちゃんを抱きしめたこともあった。

毎日母親の顔色を伺わなきゃならないミサコちゃん、

「ミサコ、早く大人になって家を出て一人暮らししたい」

と言っている。

「一人暮らしするためには今は勉強をちゃんとしなきゃならないよ」

と教えているのだが、まだひらがなも全部は書けず、数も10までしか数えられない。時計も12時と3時しか理解できないから、なんとか少しでも教え続けたかったけど…


6年生のユウタくんは、職員アイさんの息子さん。

2018年4月に「毒舌王子」とブログに書いたことがあるが、本当に口が悪く、そして乱暴なヤンチャな男の子だった。

アイさんの子どもだから職員は遠慮して誰もあまり注意出来ないが、私は結構怒りつけたなあ(笑)

でも今は私と仲良しで、いつも私に遊びを求めてくる。

2年ぐらい前に、オセロゲームを教えた。

何度も何度も私にケチョンケチョンに負けても負けても対戦を挑んで来て、今年に入ってからオセロゲームの動画を見て研究したらしい。

その成果があって、なんとなんと今や私より強くなった!

その気持ちが努力が私は嬉しくて😂

あの小さかった頃のク〇〇キが、こんなに成長するんだなあと感心している。

先日は、車椅子競技50メートル走の市内の大会に出て優勝もしている。

「たかぽんさん、優勝のお祝いに何か買って」

と言われ、つい、

「よし、わかった」

と言ってしまった私。

もうすぐお別れだから、何か買ってあげようかな。

車椅子というハンディがあっても、いろいろなことに挑戦して欲しい。



さてと、子ども達に辞めることを、何て言おう。

言えないかもしれない。

言わなきゃならないのかな。

辞めるとは言わず、しばらくお休みしますって言って、自然に私を忘れてもらおうかな。