うさぎ学園 多趣味部

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2泊3日 富士~清里旅行(その4) 女性必見!山梨宝石博物館 パート1

2015-08-14 12:11:31 | 46号室 2015年8月 富士~清里旅行
原石や憧れの宝石がいっぱい!ここは凄いぞ!


博物館内の全体像はこんな感じです。撮影はOKですよ~。
とにかくたくさんの種類の宝石と、宝石の原石が展示されています。



「スモーキー・クウォーツ(煙水晶)」。無色透明の水晶は放射線を照射すると茶色に変色するので・・・この茶色系の水晶は、遠い遠い昔に地下で放射線を浴びたと考えられます。



「トパーズ」。無色透明のトパーズに放射線を照射すると水色に変化します。熱処理をすると色が変わったりもします。
天然の水色は高価なので、こんな処理方法が確立されたんでしょうね。
黄色のトパーズはよく見掛けます。トパーズの中では天然のピンクのトパーズが最も稀少なんですが・・・産出量が少ないので、黄色のトパーズを熱処理してピンクに変化させたものが多いそうです。



「クンツァイト」。リシア輝石とも呼ばれるリチウム・アルミニウム珪酸塩です。この石も色んな色があるんですが、このピンクは石の中に含まれるマンガンによるものです。マンガンの代わりにクロムが入っていると緑色になります。
サプリメントに入ってる微量元素が宝石の色を変化させてるって・・・何だか凄いですよね~。



「ラリマー」。アクセサリー店でショーケースの中で高額な値札が付いているのを見掛けたことはありませんか?人気の輝石です。
宝石としての名称はブルー・ペクトライトでパワーストーンとしての名称がラリマー、っていう感じのようです。
ドミニカ共和国で産出される石で、「青く美しいペクトライト」っていう意味の地名”ラリマー”で産出されています。
パワーストーン的には、愛と平和を表すそうです。
左の「フローライト」は蛍石(ほたるいし)ともいいます。
叩くと割れる方向(へき開)が特徴的で、必ず八面体に割れます。時折、卓上用ぐらいの大きさの飾り石として八面体の原石が販売されています。
蛍石の名前の由来は、紫外線に当てると光を発する「蛍光現象」が見られるからです。



「サファイア」。組成は酸化アルミニウムです。一円玉の表面も酸化アルミニウム。元素の結合が違うだけでこうも違うのか・・・。
赤い物以外のものをサファイアと総称します。ダイヤモンドの次に硬い石です。
じゃあ、赤い物は・・・?



サファイアの赤い物は「ルビー」ですよ。今更ですが、凄く人気のある宝石ですよね。でも、人気のある物には偽物が付き物で・・・人工ルビーが多く出回っています。
高温炉に酸化アルミニウムの粉末と着色剤と投入して焼成溶融する方法で作られます。
時計の中にも使われています。
海外に観光に行って「オキャクサン、ルビーガヤスイヨ。」なんて勧められて、でっかいルビーを安く買ったりすると・・・。



「スタールビー」と「スタークウォーツ」。
光が当たると、宝石の表面に星が現れます。スタールビーの方は、上手く写せました(笑)。



「ペリドット」。かんらん石のことで、”宝石にできる石”だけをペリドットと呼びます。
大きく良質な石は稀少で、小さな粒の物がファッションリングやネックレスに使われている場合が多いです。割と安価な宝石ですが、大きな物はやはりそれなりに高価ですね。



たかが石。されど石。
磨かなければただの石。磨けば宝石。
磨き手が悪ければ宝石もただの石・・・。
新入部員・新入社員を原石っていう人がいますが・・・ちゃんと磨けますか?
次回も山梨宝石博物館をお楽しみにっ!!