KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

札幌市星州区。

2009年11月30日 | 中華料理
こんにちは。曲です。

帯広のお客さまと札幌の繁盛店を訪問しました。何軒か廻ったうちで、
シンガポール大衆食堂「GEYLANG Lor8」というお店が印象に残りました。
店の内外装、雰囲気、装飾小道具すべてが新加坡テイストなのです。

メニューも豊富。肉骨茶(バクテー)、経済飯、海南鶏飯、星州米粉、
MEE GORENG、参巴(サンバル)空心菜、福建麺など。どれも美味しい。
肉骨茶(写真)は骨付き豚バラ肉を漢方で煮込んだ薬膳スープです。
力がわいて来ました。

タイガービールを頼んだら「グラスは要りますか?」と訊かれました。
ラッパ飲みが星州スタンダード。おっつ。いい感じだな~。
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あしたのために。

2009年11月29日 | スポーツ
こんにちは。曲です。江南リポートはひと休みします。

後楽園ホテルさま賞味会の帰途、週刊誌を買う。
連載中の「あしたのジョー」では、ジョーがメンドーサと対戦中でした。
乱打される矢吹ジョーを正視できず、会場から逃げ出す白木葉子。

試合中にジョーが回想する「あの名場面」
「矢吹くんは・・・寂しくないの?」紀ちゃんの問いかけに応えるジョー。
「俺、負い目や義理だけで拳闘やってる訳じゃないぜ。拳闘が好きだから
やってきたんだ・・・。」

「そこいらの連中みたいにブスブスとくすぶりながら
 不完全燃焼しているんじゃない。」
「ほんの瞬間にせよ、まぶしいほど真っ赤に燃え上がるんだ」
「そして」「後は真っ白な灰だけが残る・・・」
「燃えカスなんか残りやしない」「真っ白な灰だけだ」

あのころ、夢中で読んでた。
もう35年以上も前の作品だけど、今読んでもジーンと来ますね。
「あしたのジョー」は、時代を超えた不朽の名作だと思っています。

今夜「内藤vs亀田」注目の一戦。いよいよゴング!
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長~い~夜~を。

2009年11月28日 | 中華料理
こんにちは。曲です。

杭州での宿泊「ソフィテルレイク杭州」。西湖畔の五ツ星です。

一息ついたあと、Kョク社長、T澤社長と2時間ほど意見交換しました。
大変勉強になりましたが「バランタイン17年」が、半分あきました。

夜明けは近い。
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真夜中の晩餐会。

2009年11月27日 | 中華料理
こんにちは。曲です。

「呉山酩楼大酒店」では20品ほどの浙江料理をたのしみました。
いずれも地元の素材を使った名菜。本当に美味しかったです。
  
煮斑節蝦。清蒸草魚。炒茶樹。煎餃。「塔牌紹興酒」青島ビール。
太好吃好喝了!ごちそうさまでした~。深夜12時、本日の行程終了。
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さっそく美味しい。

2009年11月26日 | 中華料理
こんにちは。曲です。

上海大渋滞でのタイムロスを、高速道路でだいぶ挽回できました。
杭州への到着は夜の10時30分すぎ。お腹がすきました。

浙江料理の名店「呉山酩楼大酒店」で夕食です。
服務員の皆さんは私達を待っていてくれました。なまら残業。感謝です。

浙江省は「魚米の里」。暖かくて水が豊かです。
お米や野菜、魚やえびが豊富にとれるので、料理も発達しました。
そして多くの料理に「伝説」や「いわれ」があるそうです。

「西湖蒓菜湯」・・・ジュンサイは西湖の名産品。
魚丸子とジュンサイの食感が絶妙!キレイに澄んだスープ!
この地方ならではの逸品を「のこさず」いただきました。
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BEST OF SHANGHAI!

2009年11月25日 | 中華料理
こんにちは。曲です。今日から江南研修のリポートを開始します。

ついに上海磁浮列車「マグレブ」(リニアモーターカー)に乗車しました。
確かに速い。スピードメーターは最高速度時速431kmを記録しました。
浦東機場駅から龍陽路駅までの27kmを所要時間わずか7分。

でもその先のバスは高速道路まで大渋滞。経済発展の副産物ですね。
・・・私たちは一路「魚米の里」杭州(浙江省)へと向かいました。
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日ハムはなぜ勝つか。

2009年11月24日 | スポーツ
こんにちは。曲です。

日曜のファイターズ優勝パレード。すごかったですね。
沿道を111000人のファンが埋め尽くしていました。
紙ふぶき1トン。お昼の飲食店も大忙しだったようです。
道民の気持ちだけでなく、経済も元気にするファイターズ。
また、来年もがんばってほしいと思います。

この夏「ハグハグ応援団」SHU団長がひちょり選手から
受け取ったボール画像です。(画像提供・SHU氏)
私も一応メンバーですが、今年はほとんどTVで応援でした。

前にも触れましたが・・・
日本シリーズ中継で解説者の方が稲葉選手の談話として
「今の日ハムの強さはヒルマン前監督の種まきの成果」と、
紹介していました。ヒルマンさんはどんな種を蒔いたのか?

ツーストライクアプローチ。
早いカウントでは、球種やコースを絞ってパワースィング。
ツーストライクに追い込まれてからは「くさい球」はカット。
ボール球には手を出さない。相手投手はいやになります。

CS初戦では9回ウラ、高橋信二選手がツーナッシングから
フォアボールを選びスレッジ選手の逆転満塁弾を呼びました。
ヒルマンさんの種が結実した場面だと思います。

打者だけでなく投手もつなぐ。試合すらも後へつなぐ。
俺が俺がでなく。つなぐ。あとを信じる。決してあきらめない。
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ありえない世界。

2009年11月23日 | 絵画
こんにちは。曲です。この写真をよく見てくださいね。

M.C.エッシャー先生という天才。
数学者、物理学者であると同時に数々の優れた美術を残しています。

彼の作る「ありえない世界」。これまでの概念を覆すパワーがあります。

リトグラフの「滝」も有名な作品です。水は無限に流れ続けます。
写真で私が手に持っているのはその「ありえない」を立体化したものです。

視点を変えてみませんか?
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来月の餃子(後編)。

2009年11月22日 | 中華料理
こんにちは。曲@札幌です。

連日、拙文にお付き合いいただきありがとうございます。昨日のつづきです。

「来月の餃子」(つづき)

歩きながら考えた。女将はなぜ私のことを「いい人だ」と言ったのだろう。私は
といえば、ただ話を聞き、たまに相槌を打ち、餃子を食べて「うまい」と言ってい
ただけだ。そうか、それだけで気持ちって伝わるのだ。余計な言葉は要らない。少
し営業の秘訣がわかったような気がした。

 あくる月、小走りで店を訪ねた。シャッターが半分閉まっている。中をのぞくと
カウンターに少年がひとり、うつむいて座っていた。「今日は休みなの?」「・・・」
「おばあちゃん、いる?」「・・・きのう・・・」と言ったきり、少年は泣き出した。私
は言葉を失った。

 私は、女将の言葉で元気をもらい、その後、営業の仕事に自信をもってのぞむこと
ができた。「来月の餃子」は残念ながら食べられなかったけれど、あの失敗作は私
にとって忘れられない餃子だ。そして、私の「うまい」という言葉で見せてくれた
あの笑顔は、淡々とした日常で忘れかけていた彼女の「思い」の凝縮」だったのかも
知れない。今ごろになってそう思うのである。
        

(おわり)
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来月の餃子(前編)。

2009年11月21日 | 中華料理
こんにちは。曲@上海です。

この小文を「餃子のS福」先代女将に捧げます。

「来月の餃子」

「今日はもうやめた。」月に一度のO市出張。気持ちだけが空回りして成果が上が
らない。新米営業マンだった私は、仕事を早めに切り上げ、人から教わった餃子の
店を訪ねてみた。ビールで喉を潤し、焼きたてをほおばると、思わず「うまい!」と
声が出た。店の老女将(おばあちゃん)は笑顔でうなずいた。

 餃子を食べながら女将の話を聞く。戦後、夫婦でO市へ戻り、旧満州で覚えた餃
子で商売をはじめた。店は繁盛したがご主人を病気で亡くし、それ以後は女将が店を
一人で切り盛りしてきた。苦労してきたのだろうことが話の端々から伝わってきた。

 空き瓶が並んだ。「おいしかった。特にこの具、何か秘密がありそうですね?」
「ほんとはもっとおいしいのよ。今日のは失敗作。」「え、こんなにおいしいのに?」
「あんた、ほんとにいい人だ。来月またおいで。今度はうまく焼くからさ。」「必ず来
ます。」と握手をして店を出た。


・・・つづきは、また明日に。
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