幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

川柳風五七五句集(2)(3)

2023年07月25日 | 頑爺のMy 川柳
7月25日  (火)  25/35℃    
川柳風五七五句集(2)

頑爺の自由律 川柳風五七五句集(2)
頑爺2009年〜
 ⑩
・読み違い思い込みにて勘違い   
・山で逢い図書館で会う帰り道  
・物忘れ左右の脳が入り乱れ   
・夕食はキムタク茶漬けとこれいかに
・歳ととも脳軽くなりダイエット   
・メールきた開けばどうでもいいメール
・悔い残る人生なれど面白き    
・距離を取り 影を踏まずに生きている 
・老い楽を心の中で想像し     
・カメレオン 色を変え変え古希を過ぎ 

・琴線にふれた感動糸切れし     
・出た杭が唯一残って今があり   
・ゴミの日に出されまいかと外を見る 
・老後には自分で介護本を読む
・老いメガネ 近老乱視ウロコ付き
・老後にと貯めたお金はいつ使う   
・グチこぼしご飯こぼして歳こぼす 
・枯れススキ 花を咲かせた頃もある 
・よっこらしょ溜息ついてどっこいしょ 
・朝起きてしわシミたるみの顔を見る

・相合傘 惚れて歩いて濡れたいな
・惚れ惚気もうすぐ俺は惚けのよう 
・爺ジイでもチラリ乳房に目が釘づけ
・パソコンが壊れ使えず五感冴え
・無人島 ならばしないな見栄をはる
・この日記 見てくれること期待して 
・ジジ臭い 爺服を着て鏡見る  
・今日も又 過去反省の本を見る 
・引退後 時間タップリ 持て余す 
・リモコンでお茶を頼むと独りごと
・呆け恐し アレコレ本音 出るらしい
・また忘れ 忘れたことをまた忘れ 
・この薬 なにに効くのか聴き忘れ
・オレのボケ オレオレサギも振り向かず
・欲減らし生きる欲さえ無くしかね
・混浴で箕面の足湯 ほっこりと


・グチこぼしついでにご飯こぼし過ぎ
・気躓き 生きてる証とケセラセラ  
・皺だらけ頭の上はテカテカぞ 
・珈琲と昔話が至福なり   
・サユリスト 共に年輪味わいて
・風呂上りしばし体形鏡見る  
・考えは変わるものだな過去日記 
・薄髪を 右へ左へ助け合い     
・毛嫌いは髪が無くとも同じだと  
・古希過ぎりゃ 突然異変 当たり前 

 
・大吉を引いて一枚クジを買う 
・このたるみ満腹なればぴんと張る
・上手なら謙遜しなくていいのにな
・ウロウロと何を探していたのかな
・誕生日 昔は祝ってくれたのに   
・満月が歪んで見える老化かな  
・一枚を買って夢描く宝くじ
・頑固爺 自分じゃ素朴とすまし顔
・まだ男 残った髪は貴重品
・老人会 案内ハガキすぐ捨てる

・どの科でも老化と言われ医師不信
・グータラを鬱と間違い診てもらう
・免返納 これで加害者ならずすむ
・老夫婦 居るいなくても大我なし
・エンディングノートに書かず好きにして
・死亡欄 今日も年下ばかりなり
・脳のしわ顔の皺とは反比例
・ルノアール子供の頃にみた風呂場
・山歩きスランプ時はカンフル剤
・健康誌 ほんまかいなと立ち読みす

・自分史は後悔のみで進まない
・どっこいしょ 隣の人と声が合う
・欲や見栄 枯れて荒野を駆け巡る
・残尿感 後ろ気になるトイレかな
・孫すごい爺に似ずしてよかったな
・散骨は 泳げないから山にして
・メカ音痴 トリセツ見てもチンプンカン
・スイトンを知ってる顔にひもじさが
・蚊帳を今 知ってる顔に笑顔あり
・ナツメロに昔の美人思い出し
・一円で 飴二個買えた店あった
・金払いオレの買ったものどこ行った
・割引券 出したがそれは期限切れ
・飛び乗れば周りは全て女性のみ
・髭剃り中 咳出かかって我慢する
・図書館でつられ皆で欠伸(あくび)する
・描いた絵は 写真に撮って皆に見せ
・描いた絵を一度は家に飾りたい
・抽象画 書いたつもりで心見せ
・婆さんら喋り夢中で道ふさぐ

・なんとまあ還暦古希すぎ次喜寿と
・還暦で貰った赤シャツ古希で着る
・錆びてきた どうにもならん頭ネジ
・自炊食そろそろロボット頼みます
・欲無くせ さんざん言われボケとなる
・枯れ時はあがいてみてもそれが旬
・よく見れば猿もクションと目に涙 
・老い加減 春の日差しに酔いかげん  
・感激に夕陽見続け眼科いく
・幸せは鳥のさえずり聴ける朝    
・け躓きよろける姿 老いを知る 



川柳風五七五句集(3)
頑爺の自由律  川柳風五七五句集
頑爺2010〜
・故郷は縁者が減って遠くなり
・老の日々ローテーションかマンネリか
・段取りをいつも崩されストレスに
・夜目覚め 一句捻って朝忘れ
・バイキング 割引されて老いをスネ
・ウサギよりカメが御贔屓 歳と共
・老い楽の恋などあると思えない
・半額だ食べる予定を変えてみる
・試食品 人の見ぬ間に食べてみる
・リハビリと言われつづけた山歩き
・認知症なってやるぞと喧嘩ごし
・音痴でも歌う演歌はこぶし付き
・何よりも避けたい病 認知症
・油切れ 体の節々きしみがち
・大都会「駐禁」読めぬ日本人
・何かやる 何かやらかす人もいて
・旬の人 旬を過ぎればただの人
・シーフード接待先はタコ焼き屋
・嫌な奴 遠回りして鉢合わせ
・子作りをしたが子育てままならず
・死にたいわ 元気な時の言う言葉
・警察官 犬に吠えられ狼狽える
・ハックション山のこだまに花粉かな

・三つ指を付いて迎える妻の夢
・金払い愚痴をわんさか吐きだして
・その電話なぜに2階へ上がるのか
・大笑い金歯晒(さら)すな眩しいぞ
・人逝けば貸した金など香典に
・この人に言えばその内知れ渡る
・負け戦 いつもその後いい知恵が
・商売人 売る時 買う時 人変わる
・ロボットに教えた人が勘違い
・棚ぼたは落ちるぼた餅ありてこそ
・お迎えが来たという爺デイケアへ
・ハゲ頭 寒暖計の代わりする
・祝宴に辛多かれと寄せ書きが
・天国もムショも同じか人の業
・自由とは持て余したり夢見たり
・老い友に日々老い加減笑い合い
・信号でタクシー止まり手を下げる
・家具売り場 イビキ聞こえる昼下がり
・ケイタイにどなたですかと聞かれてる
・ケイタイにでたら声聞きすぐ切れる


・老人に違いはないがある格差
・心斎橋 ここは異国か多国籍
・運動会 娘出番後 暇になり
・加齢臭 タブリーズかけ出かけます
・老いてなお男のつもり髪直す
・尻の下 心地のよさも重すぎる
・雨降れば 洗車代わりと車出し
・ウオーキング 人気ない夜は怖くない
・不合格だったからこそ今日がある
・どんぶりに指つっこんでおいでやす
・好物は金と応えるお爺さん
・縁側で舟を漕いでて沈没す
・100均で買った香りでモテるとは
・毛生え薬 勧めた人を見てやめる
・絵馬みればピンコロ希望と筆文字で
・甘言に欲がチョッピリ動き出す
・春一番スカートめくり楽しそう
・お金より いい遺伝子が欲しかった
・老人会 ジジババばかりだと嘆く人
・取り合えず寝たふりをして寝てしまう
・何年も薬をつけて丸坊主
・ホトケさま 腹の中では何思う
・願い事 多すぎたかな流れ星
・金歯見せ 茶髪と張り合うジジイかな
・また一年もう一年と年を取り
・トリセツの細かい文字ほど怪しいな

・冗長の校長話しにあくびっ子
・二日酔いタバスコ珈琲飛び上がる
・駅前の足湯はいつも混浴で
・100歳が老後の為と金貯める
・老い姿 ジイかバアか分からない
・渋滞によく見りゃ婆さん話し込み
・人構わずお喋り婆さん道ふさぐ
・よく見れば熟女と婆さん紙一重
・呆け爺にポスター美人ウインクし
・老い楽の恋のドラマに目耳立て
・あの爺さん信号赤で堂々と
・ジジババがお手て繋いで交差点
・足湯場で混浴じゃわとはしゃぐ爺
・爺さんは金も残さず婆残す
・拡散は誰にも言うな貴方だけ
・CMの化粧品手に婆微笑む
・俺宛ての手紙来たのは五年前
・今更とお洒落楽しむ金惜しい
・店名につられ入ったジャズ喫茶
・恋の手で介護の手取り握ります
・鳩を追う犬につられて爺走る
・怖いチャリ これも車と変わりない
・春が来た また生きようと習い事
・自炊食カレーばかりでインド人
・大笑い入れ歯飛び出し苦笑い



*写真は全て千里南公園の散歩道から


コメント (1)
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