緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

三井物産本社ビル他2棟の再開発の進捗状況 2016年4月19日

2016年04月30日 06時01分00秒 | 再開発・千代田区


三井物産本社ビル他2棟の再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」:取り壊し率90% 2016年4月19日
三井不動産と三井物産が共同で行う都市再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」です。三井物産本社ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビルの3つのビルを一体的に建て替えます。敷地面積は全体で約2ヘクタール、2016年7月に着工し、オフィスビルは19年度中に竣工予定です。延床面積36万1000平方メートルのオフィスビル2棟を建設します。A棟が地上30階、地下5階の約160メートルで、B棟が地上41階地下5階の約200メートルとなります。

再開発計画「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の特徴
1.大手町エリア最大規模となる、緑地空間を含む約6000平方メートルの広場空間の整備
・皇居の緑と連続する緑豊かな緑地を含む約6000平方メートルの広場空間を整備し、都心に居ながら自然を感じられる新たな憩いと潤いの場を創出
・地域固有の在来種を用いた森の形成や、水辺空間など生育環境を創出し、生物多様性に配慮

2.多様な交流機能の整備による賑わい創出
・1500平方メートルの多目的ホール・ホワイエを整備することで、ビジネス交流・国際交流機能を強化し、同時に文化・芸術等を発信するイベントを通じた来街者の交流を促すことで、大丸有エリアに更なる賑わいを創出
・ラグジュアリーホテルを誘致し、エリアの宿泊機能を強化

3.地域冷暖房供給施設の更新とバリアフリー歩行者ネットワークを構築
・大手町地区の業務継続機能を支える地域冷暖房供給施設のメインプラントを機能継続しながら更新し、浸水防止・耐震性能の強化を図るとともに、設備の効率化によりCO2排出量を既存施設より年間約1000トン削減
•地下鉄コンコースから皇居・竹橋方面をつなぐバリアフリーの歩行者ネットワークを整備し、地域の都市基盤における利便性を向上

4.防災対応力の向上および地域貢献
・帰宅困難者の一時滞在施設(約4000平方メートル、約2400人)および、防災備蓄倉庫(約250平方メートル、約22000食の食料等)や防災井戸を整備
・非常用発電機は災害に強い中圧ガスにも対応したデュアルフューエル型を採用。中圧ガスの供給が止まっても、72時間の運転を可能とする重油を備蓄



外観イメージです。




平面図です。

「(仮称)大手町一丁目2地区計画」
事業主体 三井物産、三井不動産
所在地 東京都千代田区大手町1丁目2番
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、ホワイエ、ホテル、バンケット、駐車場、地域冷暖房施設
敷地面積 20,900㎡
延床面積 約361,000㎡
階数・高さ
 A棟:地上30階、地下5階 (約160m)
 B棟:地上41階、地下5階 (約200m)
建物竣工 2019年度

プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2014年12月11日
「(仮称)大手町一丁目2地区計画」整備方針決定



皇居東御苑の緑地帯の東側入り口である「大手高麗門」前から撮影した「三井物産本社ビル」の解体工事現場の全景です。建物の全てが解体されているらしく、更地状態となっていました。




内堀通りの歩道を北側へ向かって歩き、東京地下鉄東西線の竹橋駅方向へ向かいます。しばらく歩くと、前方右側に三井物産本社ビルの跡地が見えてきました。




三井物産本社ビルの高層オフィスビルが文字通り無くなったことによって、大手町地区の高層オフィスビル群の風景を見渡すことができるようになりました。




三井物産本社ビルの敷地東側に建っていた「大手町パルビルディング」「三井生命ビル」の解体工事もほぼ終わりかけているみたいですね。




2016年の1月下旬に訪れた時は、解体工事用の工事用タワークレーンが展開していましたが、撤去されているみたいですね。




神田橋前に建っている「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。




現在は2基ほどの工事用クレーンが展開していました。




北西側から三井物産本社ビルの解体工事現場の全景を撮影しました。




東京消防庁の敷地前の横断歩道を渡り、三井物産本社ビルの解体工事現場前にやってきました。




北西側から撮影した三井物産本社ビルの解体工事現場の全景です。




三井物産本社ビル跡地の敷地西側を通っている、内堀通りの歩道を南へ向かって歩いて行きます。




再開発工事現場の敷地の南西角前にやってきました。




再開発工事現場の敷地南側を通っている道路を歩いて行きます。




敷地南側を通る道路前に設置されていた、東京地下鉄大手町駅のC5出口も撤去されていて、工事用フェンスで覆われていました。




平将門将軍塚の全景を撮影しました。周辺には、工事の音が響き渡っていました。




将軍塚の敷地内から南側を向いて撮影しました。




三井分散本社ビルが解体されたことによって、将軍塚内から周囲を見渡すことが出来ました。




将軍塚の入り口前から振り返って、三井物産本社ビルの跡地を撮影しました。




「大手町パルビルディング」の解体工事現場の敷地南側を通り抜けていきます。




南東側から「三井生命ビル」の解体工事現場を撮影しました。現在も低層階部分が少し残されていました。




南東側から「大手町パルビルディング」の解体工事現場を撮影しました。解体前のオフィスビルの外観は一体どんなものだったか、忘れてしまいました。




再開発工事現場の地図です。

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大手町ホトリア 大手町パークビルディングの進捗状況 2016年4月19日

2016年04月30日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)大手町1-1計画B棟 工事進捗率90% 2016年4月19日
皇居東御苑の正門である大手高麗門前、内堀通りと永代通りが交差している大手門前交差点の北東角の再開発工事「(仮称)大手町1-1計画」です。再開発計画はかつてこの場所に建っていたりそな・マルハビルと三菱東京UFJ銀行大手町ビルの2棟を建て替えるもので、それぞれが新たな超高層ビルに生まれ変わります。2012年6月11日に、東京都が都市再生特別地区の都市計画決定を告示しました。

大手高麗門側に建設される「A棟」の高層ビルは、既に約1年半前の2013年2月に着工しています。A棟の竣工予定は2015年11月となっています。2014年4月15日、三菱地所株式会社によって4月14日より、「(仮称)大手町1-1計画B棟」の新築工事に着手したとの報道発表がありました。大手町初の「住」機能として導入が決定していたサービスアパートメントの運営事業者として、シンガポールをはじめ世界23カ国で施設運営を行うThe Ascott Limited(アスコット社)の最高級ブランド「Ascott The Residence」の出店が決定しました。

2015年5月11日、三菱地所株式会社によって街区の名称が「大手町ホトリア」に決定したと報道発表がありました。街区名称の「ホトリア」とは、『皇居外苑濠の「ほとり」+ia(場所を表す名詞語尾)』であり、「お濠のほとりに豊かな空間を」という意味が込められています。
※(仮称)大手町1-1計画と隣接する大手センタービルも「大手町ホトリア」に含まれます。
建物名称についてはJXホールディングス株式会社と共同で開発するA棟が「大手門タワー・JXビル」、B棟が「大手町パークビルディング」となっています。更に、A棟・B棟の地下に一体で整備する商業ゾーン名称は「ホトリア ShopS&Restaurants」、A棟・B棟間に整備する約2800平方メートルの緑豊かな広場は「ホトリア広場」となります。

プロジェクトの概要
りそな・マルハビルの建て替えは、三菱地所とJXホールディングスの共同事業として進めます。JXホールディングスは、完成後のビルに本社とグループ会社を移転する計画となっています。三菱東京UFJ銀行大手町ビルの建て替えは、三菱地所の単独事業として進められます。建設するビルは、敷地南側の「A棟」が地上22階地下5階建て、北側の「B棟」が地上29階地下5階建てで、総延べ床面積は約25万5000㎡の規模となります。りそな・マルハビルの跡地にA棟、三菱東京UFJ銀行大手町ビルの跡地にB棟が建ちます。A棟は2015年度、B棟は2016年度の完成を予定しています。

プロジェクトの特徴
A棟、B棟ともオフィスを主用途とし、1フロアあたりの面積はA棟が約2750㎡(約830坪)、B棟が約3300㎡(約1000坪)です。B棟の高層階には約120室のサービスアパートメントを設けます。このほか、A棟の1階に環境ビジネスを手がける企業・人材の情報拠点としてビジネス・エコシティ・センターを、地下1階に健康施設やランニングステーションを整備します。

災害時の電力供給については、重油を使用する非常用発電機に加え、中圧ガスと重油の2種類に対応するガスタービン発電機を設置します。敷地内に約50万リットルの大容量オイルタンクを備え、重油のみで72時間以上の供給を可能とします。水害対策としては、1階部分や周辺建物との地下接続部、重要な設備室に防水扉などを設置し、多重的に止水対策を講じます。このほか、皇居外苑堀の水質を改善する官民連携の取り組みとして、敷地内に水浄化施設と約3000㎥の貯留槽を整備します。堀に面して、約2800㎡の環境共生型コミュニティ広場も設けます。


「大手町ホトリア」の全景です。

「大手町パークビルディング」(B棟)
所在地 東京都千代田区大手町一丁目1番1号(住居表示)
主要用途 事務所・店舗・サービスアパートメント・地域冷暖房施設・駐車場等
敷地面積 約9,338㎡
延床面積 約149,000㎡
容積率 1400%
階数 地下5階、地上29階、塔屋2階
建物高さ 約140m
構造 地上:鉄骨造 地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
設計監理 株式会社三菱地所設計
施工 株式会社竹中工務店
新築工期 2014年4月14日~2017年1月下旬(予定)

ニュースリリース:ケンプラッツによる再開発工事の着工ニュース 2012年6月12日
【開発】三菱地所などが大手町1-1計画に着手、総延べ床25万平方メートル〈追加情報あり〉
プレスリリース:三菱地所による報道資料 2012年6月12日 
「(仮称)大手町1-1計画」について
プレスリリース:三菱地所による報道資料 2014年4月14日 
「(仮称」大手町1-1計画B棟」新築工事着工のお知らせ
プレスリリース:三菱地所による報道資料 2015年5月11日
街区名称「大手町ホトリア」に決定



永代通りと日比谷通りが交差している「大手町交差点」前から撮影した「大手町パークビルディング」の高層オフィスビルの全景です。南東側からの構図となっています。




大手町交差点の横断歩道を渡って、再開発工事現場の敷地の南東角間にやってきました。高層オフィスビルの低層階部分は、まだ鉄骨がむき出しとなっていました。




日比谷通り側(東側)の低層階の壁面部分を撮影しました。




同じ場所から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




場所を移動して、皇居東御苑の緑地帯入口である「大手高麗門」前にやってきました。大手高麗門前から大手町パークビルディングを撮影してみましたが、手前側の大手門タワー・JXビルに遮られてしまいました。




内堀通りの歩道を北側へ向かって歩き、地下鉄東西線の竹橋駅方向へ向かいます。南西側から、高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。




南西側から高層オフィスビルの全景を撮影しました。




再開発工事現場の敷地の北西角の交差点前にやってきました。交差点前から、高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。




北西側から高層オフィスビルの全景を撮影しました。低層階部分を除いては、既に高層ビル自体は完成しているように見えますね。




内堀通りの歩道から見上げて撮影しました。




同じ場所から低層階部分を撮影しました。




高層階部分を見上げて撮影しました。




いつも定点観測点にしている東京地下鉄東西線の竹橋駅前の広場なのですが、竹橋駅のエレベーター設置工事のために立ち入り禁止になっていました。エレベーターを造るだけの工事なのに、平成31年3月末までかかるのだそうです。




仕方がないので地下鉄東西線竹橋駅前の広場から引き返し、東京消防庁前の横断歩道を渡って再開発工事現場前に戻ってきました。北西側から低層階部分を撮影しました。




再開発工事現場の敷地北東側、「読売新聞本社ビル」前にやってきました。読売新聞本社ビル前から高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。




高層階部分を見上げて撮影しました。少しわかりにくいですが、工事用タワークレーンが1基ほど残されています。




読売新聞本社ビルの正門前から高層オフィスビルの全景を撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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アーバンネット日本橋二丁目ビルの進捗状況 2016年4月19日

2016年04月29日 06時01分00秒 | 再開発・中央区


日本橋2丁目計画(仮称)「アーバンネット日本橋二丁目ビル」:工事進捗率100% 2016年4月19日
中央区の日本橋二丁目地区内、永代通り沿いに建っていた日本橋朝日生命館ビルの建て替え計画「日本橋2丁目計画(仮称)」です。日本橋朝日生命館ビルは1962年(昭和37年)8月に建てられ老朽化が進んでいて、建て替えられることになりました。新しい高層オフィスビルは地上10階・地下1階建て、高さ53メートルの規模となります。

NTT都市開発によって新しく建設される高層オフィスビルの正式名称は「アーバンネット日本橋二丁目ビル」となっています。



「アーバンネット日本橋二丁目ビル」
所在地 中央区日本橋二丁目1番
敷地面積 1,687.82㎡
主要用途 事務所、物販店舗
建築面積 1,408.34㎡
延床面積 14,795.74㎡
構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
杭・基礎 場所打ち鋼管巻コンクリート杭
階数 地上10階、地下1階
高さ 52.89m(軒高47.99m)
着工予定 平成26年6月10日
完成予定 平成27年10月30日
設計 日総建・NTTファシリティーズ建築設計共同企業体 代表会社 日総建

プレスリリース:NTT都市開発株式会社発表の報道資料
「アーバンネット日本橋二丁目ビル」着工



永代通りと中央通り(国道15号線)が交差している「日本橋交差点」前から撮影した、「アーバンネット日本橋二丁目ビル」の高層オフィスビルの全景です。




北東側から、高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。永代通りは、車の交通量が多くて車列が全く途切れないので撮影が大変です。




北西側から低層階部分を撮影しました。高層オフィスビルは既に完成していて、建物内も人の気配がしました。




永代通り(東西方向)と八重洲仲通り(南北方向)が交差している「八重洲一丁目交差点」にやってきました。交差点前から高層オフィスビルの全景を撮影しました。




交差点前から低層階部分と、敷地北側を通っている永代通りを撮影しました。




八重洲一丁目交差点の横断歩道を渡って、高層オフィスビルの敷地前にやってきました。オフィス入口や立体駐車場入り口などが整備されています。




アーバンネット日本橋二丁目ビルと書かれた表札台が設置されていました。




永代通り側に設置されているオフィス入口を撮影しました。




オフィス入口の脇には「日本橋長崎館」と言う名前の都道府県ショップが展開しています。…長崎カステラとかも、ここで買えるのでしょうか。




「みずほ信託銀行本店ビル」前から撮影しました。




日本橋朝日生命館ビルの建て替え計画「日本橋2丁目計画(仮称)」の地図です。

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住友不動産 東京日本橋タワーの周辺工事 2016年4月19日

2016年04月29日 06時00分00秒 | 再開発・中央区


日本橋二丁目地区プロジェクト北地区の周辺工事:取り壊し率100% 2016年4月19日
2015年5月に開業した「住友不動産 東京日本橋タワー」ですが、高層オフィスビルの周辺部の工事が現在も続けられています。日本橋交差点寄り、敷地の北西側に建っている「日本橋交差点ビル」の解体工事が現在行われています。

都市再生特別地区(日本橋二丁目地区)
都市再生特別地区とは、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域内において、既存の用途地域等に基づく用途・容積率等の規制を適用除外したうえで、自由度の高い計画を定めることができる地区です。これは地域整備方針に沿い、かつ都市再生効果の大きい事業計画に対して、広範な都市計画の特例を認めることにより、事業者のアイディアを活かした土地の合理的で健全な高度利用を図ろうとするものです。

新しい高層オフィスビルの概要
永代通りと中央通り、昭和通りに囲まれた敷地面積約8800㎡の2つの街区に、業務、商業、多目的ホールなどで構成される延床面積約138000㎡(約42000坪)のビッグプロジェクトです。事業の中核となる免震タワー棟(地上35階、地下4階)は、中高層階にオフィス、低層階は店舗、地下には多目的ホール等を備えています。また、開発に併せて地下鉄「日本橋」駅との接続、駅前広場や観光案内所などの整備を予定しており、日本橋エリアのさらなる活性化の一翼を担うとともに都市再生への貢献を図ります。

2014年10月16日、住友不動産株式会社は「日本橋二丁目地区北地区」計画の中で、事業の中核となる超高層タワー棟の名称を「東京日本橋タワー」と決定したと発表しました。

都市再生への貢献
1.交通結節点機能の強化
地下鉄銀座線と東西線、浅草線が交わる「日本橋」駅の乗換動線や滞留空間を改善するため、コンコースと連続する地下に広場を確保するとともに、日本橋交差点に面して約1500㎡の広場を整備、交通結節点としての役割を強化し、駅前に相応しい玄関口を創出します。

2.歩行者空間の充実
憩いの空間ともなる駅前広場の整備と併せ、建物のセットバック等により、歩行者空間を改善します。さらに、本事業の位置する日本橋二丁目東側エリアでは現在整備されていない駅と地上間のバリアフリー化を進め、安全で快適な回遊性の高い歩行者ネットワークを実現します。

3.地域の防災機能向上
建物の不燃化、耐震化により安全な市街地の形成を図るとともに、災害時には日本橋駅前の防災拠点として機能するため、非常
用発電機による72時間分の電源確保、防災備蓄倉庫の整備、駅前広場の救護センターや物資供給場所としての活用に加え、仮設トイレの設置スペースを確保します。また、多目的ホールや駅前広場を帰宅困難者受入スペースとして運用するなど、地域の防災力向上に取り組みます。

4.交流・観光支援機能の導入
多くの老舗や百貨店等が集積し、日本を代表する商業・文化の拠点として発展してきた日本橋エリアのさらなる活性化の一助となるべく、空港アクセスの良い都営浅草線日本橋駅側の8番街区に観光情報等を発信する施設を設置します。また、展示会やレセプション等の交流支援、シンポジウムやセミナー等の業務支援にも利用可能なエリア最大規模の多目的ホール(1000㎡超)を整備します。

最新のBCP(事業継続計画)対応
超高層棟は、BCP(事業継続計画)の観点から、地震や停電等のトラブルに備える様々な最新設備を取り入れています。
① 地震などの揺れを低減する免震構造を採用
② 浸水被害を軽減するため受電設備等を6階に設置
③ 事故等で本線からの送電が停止しても予備線から受電可能2 回線受電方式を採用
④ 万一の停電時には、共用部に加え貸室内にも電力を供給する72時間対応の非常用発電機を装備
⑤ 通常時、非常時ともガスによる発電を併用したコージェネレーションシステムを導入

最先端のオフィススペック
中高層のオフィスフロアは、基準階貸室面積約820坪、室内に柱型がでない整形無柱空間を実現し、高いレイアウト効率を誇ります。また、快適なオフィス環境を創出するため、天井高3m+フリー アクセスフロア10cm、個別空調システムといった最先端の設備、機能を備えています。

事業概要
所在地 東京都中央区日本橋二丁目7番・8番の一部(地番)
地域地区 商業地域/防火地域 日本橋・東京駅前地区地区計画
敷地面積 8769 ㎡(約2650坪)
区域面積 約2.2ha
延床面積 約138000㎡(約42000坪)
計画容積 1400%
設計 株式会社日建設計
施工 株式会社大林組
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、貸会議室
階数 7番街区 超高層棟 地上35階 地下4階
階数 8番街区 低層棟 地上2階 地下2階
竣工予定 超高層棟:平成27年/ 全体竣工:平成29年
交通 東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結

プレスリリース:住友不動産株式会社による報道資料 PDF 2013年1月18日
日本橋交差点角・新たなランドマーク 「日本橋二丁目地区北地区」 着工
プレスリリース:住友不動産株式会社による報道資料 PDF 2014年10月16日
日本橋交差点角、「東京日本橋タワー」 誕生



南東側から、「住友不動産 東京日本橋タワー」の敷地内から撮影しました。




南西側から、中央通り(国道15号線)の歩道から撮影しました。




日本橋交差点ビルの建物は完全に解体されていて、現在は更地となっていました。




日本橋交差点の北西角にやってきました。ここから高島屋東京店本館の周辺の再開発工事現場一帯を見渡すことができます。




日本橋交差点跡地の全景を撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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高島屋東京店再開発計画「C街区」の進捗状況 2016年4月19日

2016年04月28日 06時01分00秒 | 再開発・中央区


高島屋 東京店再開発計画「C街区」の現在 2016年4月19日
日本橋交差点前で建設工事中の高さ180メートルの高層オフィスビルと、高島屋東京店(日本橋店)の建物間に広がっている区画の再開発工事です。高島屋日本橋店を中心にA~Dの4街区にわたって展開する「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」として、現在の高島屋東京店の建物の北側の「C街区」、東側の「A街区」では現在、既存の建物群の取り壊し工事が実施されています。

※今回の記事で取り上げるのは「C街区」です。



東京都の報道発表資料から拝借した図で説明していきます。「B街区」と書かれているのが既存の高島屋東京店の建物で、この高島屋の百貨店の建物はこのまま存続されることになります。百貨店北側の「C街区」と、東側の「A街区」の再開発のための取り壊し工事が現在行われています。

~規模~
A街区:延べ面積約5,7523平方メートル、地下5階/地上26階、高さ約139メートル
B街区:延べ面積約80,600平方メートル、地下3階/地上8階、高さ約43メートル (高島屋東京店)
C街区:延べ面積約140,085平方メートル、地下5階/地上32階、高さ約175メートル
D街区:延べ面積約288平方メートル、地下1階/地上1階、高さ約4メートル

~主な用途~
A街区:事務所、エネルギーセンター、駐車場等
B街区:店舗等
C街区:店舗、事務所、駐車場等
D街区:倉庫

高島屋の建物の敷地東側の「A街区」には、高島屋新館や太陽生命ビルが建っていたのですが、現在は全て取り壊されて更地状態となっています。地上26階・地下5階建て、高さ約139メートルの高層オフィスビルが建設されます。A街区は2014年11月7日に着工しています。

「C街区」には、富士ビルや高島屋北別館、高島屋の立体駐車場などの建物が密集していたのですが、古い建物群の取り壊し工事が始まっています。国の重要文化財に指定されている高島屋東京店の敷地の北側、日本橋二丁目地区に、31階建ての複合高層ビルが建設されます。新店舗となる「新新館」と既存店舗は空中通路でつながり、既存店舗と合わせた売り場面積は約62000平方メートル(25パーセント増)となります。計画では、本館部分の空中権を利用し、新新館部分に高層ビルを建設します。 開発には、三井不動産も参加し、オフィス賃貸部分を三井不動産、商業施設部分を高島屋が運営する体制となります。B街区は2014年12月22日に着工予定となっています。

「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」の主な特徴
優れた立地特性を活かした大規模で最先端の施設計画
1.「日本橋」駅直結、「東京駅」徒歩5分の国内外からの交通利便性に優れた立地
2.区域面積:約2.6ヘクタール、延床面積計:約282,000平方メートルの大規模開発
3.世界的に著名なSkidmore, Owings & Merrill LLP (SOM)による洗練された外装デザイン
4.安心で快適な高規格オフィス空間(BCP対応、商業施設等へのスムーズなアクセス等)
  
重要文化財高島屋日本橋店を核とした賑わいの空間計画
1.高島屋日本橋店を核とした、周辺エリアと一体となった新たな賑わいの創出(商業施設、オープンテラス、展示施設、観光案内所等)
2.高島屋日本橋店の屋上を中心とした緑に囲まれたオープンテラスの整備(約6,000平方メートル)
3.周辺地区や駅をつなぐ快適な歩行者回遊空間の整備(歩行者専用道路、地下通路、駅前広場等)

防災機能の強化と環境負荷の低減
1.災害時の電力確保(72時間対応の非常用発電機等)
2.震度7クラスの地震(建築基準法で求められている地震波の1.5倍レベル)に対して構造耐力上の安全性を確認するなどの高い耐震性能
3.帰宅困難者受け入れ機能の整備
4.環境負荷低減への取組み(CASBEE「Sランク」、PAL・ERR「段階3」)













「計画断面図」
事業名称 日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 日本橋二丁目地区市街地再開発組合
参加組合員 三井不動産株式会社、太陽生命保険株式会社、帝国繊維株式会社
所在地 東京都中央区日本橋二丁目地内
交通 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅、都営浅草線「日本橋」駅 直結 JR線「東京」駅 徒歩5分
区域面積  約2.6ha、延床面積:約282,000㎡
設計 日本設計・プランテック設計共同企業体
外装デザイン Skidmore, Owings & Merrill LLP (SOM)
施工 A街区:株式会社大林組
    B街区:株式会社竹中工務店
    C・D街区:鹿島建設株式会社

「事業経緯および今後の予定」
2005年3月  勉強会スタート
2005年11月 「日本橋二丁目5番、6番地地区まちづくり協議会」設立
2008年4月  日本橋二丁目地区市街地再開発準備組合設立
2011年12月 都市計画決定
2013年4月  日本橋二丁目地区市街地再開発組合設立認可
2014年2月  権利変換計画認可
2014年4月  解体工事着手
2014年11月 A街区着工
2014年12月 C街区着工
2018年度   全体竣工(予定)

プレスリリース:東京都発表の報道資料 2013年4月11日
日本橋二丁目地区市街地再開発組合の設立認可について
プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2014年11月13日
「日本橋再生計画」第2ステージ進行 -重要文化財島屋日本橋店を核とした新たなビジネス・商業・文化拠点誕生-
「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」着工





「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業・A街区」の敷地北側を通っている道路から、「C街区」の再開発工事現場を撮影しました。1基の工事用タワークレーンが展開していました。




C街区の敷地東側で整備工事中の「街角広場」の工事現場を撮影しました。




C街区の再開発工事現場をズームで撮影しました。この界隈は日本橋地区のオフィスビル街であり、人通りが多かったです。




南東側からC街区の全景を撮影しました。この場所に、地上32階・地下5階建て、高さ約175メートルの高層複合ビルが建設されることになります。




高層複合ビルの低層階には「高島屋東京店」の別館が入ることになります。実質的には、高島屋の増床工事ということになります。東急百貨店日本橋店が17年前に閉店して以来、久しぶりに日本橋地区内の百貨店面積が増えることになります。





南西側から「街角広場」の整備現場の全景を撮影しました。




C街区の再開発工事現場の敷地北側を通っている道路を撮影しました。この道路の更に北側は「住友不動産 東京日本橋タワー」の敷地となっています。




高島屋東京店本館の壁面にも工事用シートが設置されていました。増築に増築を重ねてつぎはぎだらけの壁面となっているので、綺麗にするのかもしれませんね。




C街区内の北東側の一角では、工事用プレハブ小屋の組み立て工事が行われていました。




場所を移動して、住友不動産東京日本橋タワーの敷地西側の広場内にやってきました。ここから、C街区内の工事用タワークレーンを見上げることができます。




C街区の敷地西側を通っている中央通り(国道15号線)の歩道を歩いて行きます。再開発工事に伴って歩道部分も新しくなるのでしょうか。




敷地北側内に展開していたモックアップ模型も取り下げられていました。




南東側から、中央通り(国道15号線)の「日本橋二丁目第二交差点」前からC街区の全景を撮影しました。




工事用タワークレーンが出現したことによって、再開発工事現場らしくなってきましたね。




工事用タワークレーンの全景を西側から撮影しました。




日本橋交差点そばの「日本橋柳屋ビルディング」前からC街区の全景を撮影しました。




高島屋日本橋店の本館北側が「C街区」となっています。

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