そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

なにわ@ドイツ デュッセルドルフ 「EU随一のラーメンとのこと」

2006-11-19 03:49:32 | 海外で飲み食い
500kmという道のりを越えて
Düsseldorfにまで来たのは
ただビールを飲み倒すためではないのです



コチラに来るためなのですよ

なんと
「EU随一のラーメン屋」とのこと

行列までしちゃうことがあるそうなのです


オレ様が行かないわけにはいかんのですよ!!


ということで
適当にビアホールで飲み倒して
混んでる時間を避けて
10時前に向かってみたのですが



行列 (゜д゜lll) ですがな!!

それもざっと15人
どんどん後ろに伸びてます!


ヤベ っつーことで
小走りで行列に加わりますが

並んでるのが日本人ばかりかと思いきや
ほとんどがドイチェなわけで



「紙芝居」って・・・


こんなズレたカブれ方をしたドイツ人も
「Lecker Lecker」言いながら食べておりましたな


ちなみに道を挟んだ対面には



同名のおすし屋さんが
コチラはガラーンとしてましたな


さて

店員さんも皆さん日本人ですか
行列に注文を取りに来るところから日本仕様
そんなこんなで
回転もすこぶるよろしいようで

「究極の効率」という日本の美徳を
久しぶりに肌で感じたような



お疲れちゃ~~ん!!

まずはね


味が大きく異なりますよ コレ
一瞬「青島」を髣髴させる
不思議な「甘さ」がコクを感じさせる一品


ノーマルはドイッチュでは通じないのでしょう
たぶんね
薄いもの




そしてコレも日本の作法
ビールを飲みながら
雑誌を読みつつ待たなくてはいけないのです



ドイツで熊田のグラビアを拝もうとは・・・


この子って
ナイスバディではなくて

「デ○」なのでは?という半ば確信は

大人なので
お口にチャックの方向で



さてさて来ましたよ!!



久しぶりの「餃子」ですよ!!
血圧が上がりますな


さてさて
調味料をと・・・


菅井 (゜д゜lll) キン!!


ではなく



酢がない (;゜Д゜) ですがな!!


なぜに?




カリッとした
確かに「日本の餃子」なソレ
間違いないスタンダードな一品なのですが

強烈なニンニキー

間違いなく後に残るであろうタイプですね
久しぶりの感覚
オールドスタイルですな


ただでさえ刺激抑え気味なドイッチュにおいて
このレベルが許容されるのかは
ちょいと疑問ですが

私は美味しく行きましたが
妻はギブ気味



そして「醤油ラーメン」



ほっほー
トンコツベースに軽い魚介風味
若干甲殻類の香りもする気がしますが


昔の「利しり」のオロチョンから
辛味を抜いた感じ



ストレートのしなやかなタイプですね~

久しぶりの
「日本の茹で麺」に
思わず口角もほころびますな

ちょっと麺が勝ってしまっているかもですが



もやしは
いるかな?
水っぽさが増しちゃうかな?



思ったよりチャーシューの盛りがマイルドですが
もっと大量に散らして
甘みを足したら
「神戸ラーメン@明大前」の方が近いかも


日本で新規開業店がコレを出しちゃうと
ちょいと今では通用しない気もしますが
このレベルがドイッチュで食べられると思ってなかったので
とても驚き


少なくともこの間のとは
コンペアできない一杯


これと餃子のセットが
約10ユーロ=¥1500

間違いなくお高いですけどね


しかるに


もう一杯頼んだ



「特製味噌ラーメン」

コレなんか
コレだけで



やっぱり¥1500しちゃいます



もやしとチャーシュー
いったいどこが「特製」なのやら

と思いきや



大量の「ひき肉」
いやはや
ものすごい量


そしてここでもまた
強烈なニンニキー

「特製ニンニク味噌ラーメン」と言うべきな
かなりストロングなニンニキー
お腹弱い人は
帰り道にギュルッと来てしまうレベルですよ



麺は同じでしょうか
この麺は醤油の方にあいますかね
軽く縮れたタイプを期待しましたが
期待を膨らませすぎましたかね


味噌&ニンニキーで
出汁はフッ飛び~ですが
この方が欧米人にもわかりやすいかも

コチラでの万人向けは
醤油ではなくて味噌ですな
このぐらいのストロングだったら
脇に熱々の「湯豆腐」が添えられていても

「新しい(゜∀゜)!!!!」

なんて
肯定的に捉えてしまいそうですが


無理か



しかし
スゴイ量のひき肉ですこと
それなりの「バーグ」ができますよ コレ


コチラの豚を使った「角煮」なんかを乗せた「特製」
そんなのが流行りそうですが
余計なお世話でしょうか


ということで
ビール小瓶2本とラーメン2杯,餃子を1枚で
¥4000なり

日本の倍近くしますが
それも止む無し?


一般の日本人にとって
500kmかけて食べに来る価値があるかないかと言われたら
間違いなくNOなのでしょうけど


一般でない私にとっては
心に残る経験になったわけで
「来て良かった」


さて
在独中にもう一度来るかと問われたら
やはり
NOと言えない特殊な日本人

むりやり「中継点」に組み込んでしまいそうな予感
Comments (11)
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