そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

「ジャパヌードル ラーメン化計画」@ドイツ

2007-05-02 05:32:53 | 海外で飲み食い
スパを茹でるときに
重曹を入れるとラーメン風になる 


そんな心躍るインフォに助けられ早数ヶ月
(過去レポはコチラ


ラーメンの香り薄いドイツでも
何とかしのいでいたわけですが




ラーメンって


細麺から太麺
低加水から多加水
ストレートから縮れと


それこそ
バリエーション豊かじゃないですか






(゜∀゜)!!!!







「うどん」
どうなっちゃうんでしょね


久々に
心躍る食卓になってきましたが



まずは




コレ


コレ無くしては
仮面舞踏会に素顔で行くようなもの
話が始まりません


普段はなまめかしい白さを放つ
極上の乾麺うどんが




なまめかしい黄色を・・・


一見「卵ふんだん」
実は「重曹ふんだん」


本日は
麺をシカーリと味わうべく
つけ麺スタイルで行くことに




極太麺をしっかりと受け止めてくれそうな
濃い目の「辛味噌つけ麺」にしてみましたよ





うん
見た目は実に美味そうですが




実に
微妙(笑)



うどんの持ち味である
ムチっとした表面性状はそのままに
余計なカンスイ臭をプラス


過去に食べた
どのラーメンと照らし合わせても
ムチャなトラックバックを送ることさえできません


うどんのラーメン化は
実に無理ということで


この極上うどんを開発した人間の
それを国際便でまで送ってくれたマインファーターの
嘆く顔だけが目に浮かびます




こんなバカなことは
ほどほどにしとかないと
バチが当たっちゃいそうですね




さて






お次は「そば」です   ←オイ






茹で汁が真っ黒に・・・




黄黒い!!


他で見ない色合い



青と黄色を混ぜると緑
赤と青を混ぜると紫
絵の具でそんな発見をした幼少のみぎり


調子に乗ってあれこれ混ぜていったら
どうにもこうにも使えない色になってしまった


そんな30年も前のことが
フラッシュバックする一瞬



そばに敬意を表して




醤油系のつけ汁を作ってみましたよ


白菜を入れて甘めに仕上げて
神座」をイメージした一品に


と思ったら
驚くほどマジで「神座」ソクーリに



再現性に自画自賛しているヒマはなく




お仕事が待っているわけですが




ぐふ・・・



これはいかんぜよ



うどんと違って
コリコリとボソッとした食感


確かにこんなのもラーメン的にアリかも ってな
自分的器を広げてみても


重曹が
そばの風味を膨らませるどころか
フッ飛ばして余りあるほど強烈に
シミてますね




一応味噌も って


コレは完全なエラーでもないかも


濃厚な味噌風味が
多少なりとも悪いところを隠してますね


つけ汁を熱々にしておけば
イケてるという錯覚さえも


そばの表面性状&茹で時間から考えても
うどんよりは重曹の影響は少ないかと思われ


まあ間違いなく
うどん・そばともに
要らん小細工をしない方が
よっぽど美味いでしょうにね




さて
バカはほどほどにしておくわけなく





今度は「そうめん」




硬めに茹で上げると一見
博多ラーメンにも通ずるそのシェイプ


敬意を表して




既成のトンコツスープをアレンジして




「濃厚トンコツつけ麺」スタイルで





うん



重曹がジャマ(笑)


色がノーマルに近いためか
違和感レスに食えますが


すすった瞬間に追いかけてくる
ムワっとした重曹臭


ラーメン化うんぬんよりも
逝った食い物を食している錯覚に襲われますな



オリジナルの博多ラーメン自体
カンスイ少な目ですからね


トンコツに重曹はミスマッチという
先人の教えがあったのを忘れてましたよ



ということで
先人の教えを実証すべく




博多ラーメンでも試してみることに


これまた
ラーメン砂漠のドイツ生活を思って
手配してくれた友人のため息が聞こえてきそうな行為ですが




すまん
これも食文化のため    か?




ハリハリしてますが
実にラーメンっぽいです


というか
ラーメンですから





うん


美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


鼻さえつまんで食えばですけどね


先人の教えは正しかった
トンコツにカンスイ臭はダメっス




でも「味噌」なら結構イケてますよ


うーーん
「味噌」強し
なんとかなっちゃっているのがスゴい


これ以上ごまかしの効く調味料って
他に無いかも


そんなことを考えると
味噌ラーメンの不味いラーメン屋って
何をしているのか
喝を入れたくなっちゃうわけですが




一応ですね
うどん&そばも
このトンコツスープで食してみましたが
筆舌に尽くしがたい味 とはこのこと



良い子でなくても真似するな と



さて
比較対象ということで




平打ちスパ麺を行ってみましたが




やっぱりスパは
ラーメンと構成要素が似ているのか
一番違和感無く食えますな


トンコツは
やはりかなりの無理めでしたがね





一応スタンダードブイトーニも




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


コレは人に出せますな


しかし
それもつけ汁熱々なら
というのを今宵発見


カンスイ臭が際立つつけ麺スタイルより
熱々ラーメンが正しいようです



つけ汁が大量に余ったので
上記うどんを普通に茹でてみましたが




う(◎o◎)ま~~~!


ノーマルに勝るものなし


バカエクスペリメントを
ただ傍観するだけでなく
一緒に食わされる憂き目にあっていた我が妻


その安堵した表情が
すべてを物語っておりますな


普通に食え と






しかし

ラーメン欠乏症の海外生活者にとって
「スパ麺重曹ラーメン化」は
黄色いくもの糸であることは間違いなし


総括
・くれぐれもスパを用いること
・中~太麺が良
・重曹入れすぎるべからず
・茹で上げ後は熱湯で何度もすすぐべし
・つけ麺よりラーメンで食すべし
・出汁濃い目の「味噌味」がベストマッチ
・辛味的スパイスがヘルプフル


このあたりを守って
遠い日本のラーメンへの
熱い思いを具現化すべし
Comments (4)
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