麺ten しばふ＠上福岡 「肉そば 中＋温玉＋半ライス」

隣の芝生は青かったように
その後のしばふは




そのままの緑でした




屍の上に花の咲く




忍びのリカちゃん（仮名）の
亡くなったあとには




ときを置かずして
芝生がいつのまにか
青々と刈りそろえられていたのでした




そしてその実
もやしとキャベツのあとには
お麩と牛肉




なんとなく
必然の所作にも思われる
温玉を添えること




なんとなく
必須の流れにも思われる
ライスを避けられるわけもなく




曲がってもなく
落ちるでもなく
エッジも柔らかめな
持ち球はストレート一本




直球のスキヤキ麺




ココまで
割り切って臨んでいることに
むしろ好感が持てさえして


スキヤキをどうしても食べたいけれど
ラーメンもどうしても食べたくて




オマケに
フレッシュな胡椒を
すりたくてすりたくて
会いに来てI need youな


千載一遇のチャンスが
もし人生に巡ってくるのであれば




亡くなった
忍びのリカちゃんも
浮かばれるというものです