永利＠六本木 「ザーサイと豚肉細切りラーメンセット」

その昔はギロッポンにも
いくつか気の利いた
いや気は利いてないかもしれんが
日式街中華
あったにはあったのだけど

今となっては
ほぼほぼ皆無ともいえて




日式でなくてもいい
そこに街中華があるならば

いやしかし
果たしてコレ
街中華と言えるのか

っつか
何を以って街中華というのか
なんつて
いまさらだけどね

どこぞの街中華本での
その定義としては

中華然としておきながらも
カツ丼やら
カレーやら
オムライスやら
和洋折衷してることが条件
的なことが書いてあった気がするけど

なんかそれも
ビミョーな定義だなぁと




さて
なんとなく
街中華とも言えそうな
空気を漂わせつつ




刀削麺あったら
完全にアウトだったりして

刺し身やら
焼き魚やら
ナポリタンやら
ビーフステーキ
なんてのが置いてあるお店を
それでも街中華だと許容する一方で

刀削麺やら
北京ダックやらなんてことになると
急に街中華じゃなくなったりね




そんなこと考えながら
ザーサイと豚肉細切りラーメンセット




相変わらず
どっちゃりとスゲェ量だな
この店は

ちなみに
こういうサラダとか杏仁とかも
街中華にするなら
真っ先に外したいところ




こういう
おざなりなジャー飯も
街中華で出てきたら
とほほが止まらないワケだけど

ほらココ
完全に大陸中華ですから
全てが許せてしまうの
フシギなもので




やっぱ
街中華ってのの根底には
中華鍋は振っていても
日式なマインドあってこそ
ってことになりましょう




いやしかし
相変わらず量だけスゴくて
ミッキーロークのごたる猫手パンチ

夜の内容考えると
同じ店とは思えないぐらい
アレコレ歯がゆい設定

日式街中華では
いくら歯がゆくても
「むしろ風情」なんつて
温かいキモチで臨めるというのに




お醤油を
5回しぐらいして
ワケ分かんなくしながら
やっつけてみました


ああ

巨大なムダ飯になってないかと
頚椎をヤルほどの
うなだれっぷりはなんぞねと

ああ

どこぞで
日式のイイやつ
入れでもしなきゃ
心が晴れんぞ コレ

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