まるぞう備忘録

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【防災備蓄】 冷蔵庫の活用と乾物は古来の食糧備蓄。

2020-05-24 12:12:41 | 防災情報。

防災カレンダー
23日。新月。奇数日。




 被災した時の食糧。一週間以上の非常生活。それに備えて出来るだけ「普段食べているもの」が食べられるように備蓄計画をすることが大事。
 その非常時に備えて「冷蔵庫」が思いの他役に立つことがわかりました。日頃から少し気をつけておくだけで。



野菜室をローリングストックとして活用を。

 少なくとも我が家ではいつもキャベツが保存されています。キャベツはジップロックなどの密閉ビニール袋にいれて野菜室に入れておけば日持ちします。(1〜2週間程度)
 とにかく野菜が少ない被災時。水の調理ができない状態でありますが、キャベツの千切りはまな板や包丁をそれほど汚さず調理することができます。
 野菜類がとれない時に、インスタント食品や缶詰料理と一緒に、新鮮なキャベツの千切りがあったことでどれほど助かったか。

 キャベツは私が個人的に好物(お弁当の半分はキャベツの千切りです。ご飯を食べる前に先にキャベツを食べる習慣。血糖値の上昇を緩やかにする。満腹感を与える。食物繊維が豊富で身体が喜ぶ。)などでいつも常備しています。
 今回の体験から、キャベツの残りが半個になったら1個買い足すというローリングストックにしてみようかな。と考えています。

 キャベツ以外にも、大根や人参のように「日持ちがして生で食べられる」野菜はいろいろありますので、みなさんやご家族の好みに合わせて。野菜室にはこれらの常備野菜をローリングストックするのは有効であると思います。



冷凍庫を活用する。

 停電時は冷蔵庫の中も常温に戻っていきます。ですから被災直後でも余力があるのなら(幸運にも家屋の被害がほとんどなかったとか、家族に怪我人が出なかったなど)、最初の数日は冷蔵庫や冷凍庫の中の痛みやすいものを先に食べる。ということも考えた方が良いかもしれません。
 そんな冷凍庫であっても「常温で数日は保存できる食糧」は、停電時でも大丈夫です。たとえば下記のような。

・冷凍ご飯 食べる時はビニール袋に入れてほぐして湯煎します。パックご飯と同じ要領で。(風味が落ちないのは一週間。冷凍保存は一ヶ月。)

・冷凍食パン カセットコンロの上で少しあぶって召し上がれ。我が家は普段からパンは冷凍保存しているので、冷凍庫を使ったローリングストックです。(冷凍で風味が落ちないのは、未開封で一ヶ月。開封したものは2週間程度。)

・冷凍納豆 冷凍期間は3〜6ヶ月程度。納豆菌は冷凍で冬眠しますが常温になると復活します。食べる数時間前に冷蔵庫に移動して食べます。停電中でも季節によっては冷蔵庫の中が(納豆の保存温度である)10℃以下に保たれるかもしれません。

 納豆は10℃以上になると発酵が進んでアンモニア臭がきつくなります。ただしこのまま発酵が進んでアンモニアが全て分解されると食べられると言われます。(参考サイト:発酵が日本の医療を変える!? http://www.med.or.jp/nichinews/n150120a.html )



乾物は非常保存食の知恵。

 切り干し大根、干しわかめ、高野豆腐、お麩などなど。これらの乾物は日本古来からの非常保存食です。
 被災時は、アイラップのような湯煎が出来るビニール袋にこれらの乾物と水を入れて戻します。そのあと味噌を加えてビニール袋を揉んで溶かしたあと、湯煎します。
 ほっとする味噌汁の出来上がり。

参考サイト:災害時にも!ポリ袋湯煎でみそ汁
https://cookpad.com/recipe/5475763



乾燥野菜役に立つ。

 非常食として乾燥野菜も有用であると思います。上記の乾物と同様に水に戻して美味しい味噌汁を作ることが出来ます。
 100円ショップで乾燥野菜用のカゴが売っています。ちょっと自家製乾燥野菜に挑戦してみようかなと思っています。こちらもまた機会があれば皆様に報告したいと思います。

©レタスクラブ



 備蓄食糧の考察は一旦終わりです。
 パンデミック対策などの長期の食糧備蓄については、また別の機会に考察したいと思います。お読み頂いてありがとうございました。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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停電になった時の対策実験、もし機会が御座いましたらお願いしたいです。熱い所に住んでいて大雨や真夏日は37度いく日も出ます。停電が物凄く怖いです。

→ 停電時には冷房は使えませんので、体温を下げる方法として
・風による気化熱によって体温を下げる。
・首など動脈がとおる所を重点的に。

という点から、充電式の首にかける扇風機などが効果的と思います。

もしAmazonで商品を購入する場合は下記のサイトで、レビューにサクラがまぎれていないかをチェックすることをお勧めします。

サクラチェッカー http://sakura-checker.jp/

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私の所はすぐ近くに浄水場があり災害時には直接水がもらえます。
災害時の給水場がどこかを自治体で確認するのも方法のひとつではないでしょうか。

https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kurashi/shinsai/ichiran.html
覚えてください!お近くの災害時給水ステーション(給水拠点)(一覧)

北海道大学が出してる
被災地のための衛生対策マニュアル(PDF)北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/eq/dept/eisei_manual.pdf

をご覧になってみてください。飲用水の保管等、トイレ、かなり具体的に
書かれています。

→ 情報ありがとうございます。

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後は、タオル類。
大きなバスタオルは嵩張るし乾くのも遅いのでミニバスタオルを買ったり、
自分で作ったり(ただの直線縫い)しています。
これも薄くて洗いやすく乾くのも早いです。
たくさん用意しておくと色々に使えると思っています。自分が使わなくても幼児を抱えて困っているお母さんに
使ってもらうこともできますし。

→ 想定して準備する行動が、実際の災厄が起きる因子を昇華していくというのが私の仮説です。ありがとうございます。

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私の会社は月に一度ミーティングで発表があります。
私は人前での発言が苦手で、緊張して脈拍が上がり
声が震えて発言にいつも恥ずかしい思いをします。

→ 別に人前で声が震えても問題はないのです。

もしあなたが誰かが話をする時、その人の声が震えていたらどう思われますか?「声が震えていてみっともない。やめて欲しい」と思いますか?そうは思わないですよね。「ああ一生懸命なんだな。頑張れ〜。」と心の中で応援すると思います。少なくとも私はそうです。

だからご自分の声が震えていても「みっともない」と思う人は聴衆にはおりません。だから大丈夫。震えている声でも全然問題ありません。大丈夫。

そもそもあなたはなぜ自分の声が震えていることは直さなきゃいけないこと。と思い込んでいるのでしょう。それは錯覚です。なぜならば。
ひょっとしたら、良い発表をしたと評価されたい?あの人はあがってると人に思われたくない?いずれも自分自身のための視点です。そうではなくて。

そう。あなたがみなさんにお話すること。それは少しでも聴く人にとって為になること。役に立つことを話せるかどうか。自分がその情報をみなさんに伝えることで、少しでも誰の役に立つだろう。という人の為の視点。「聴く人のお役に立ちたい」という気持ちがテレパシーで観衆に届きます。という考えはいかがでしょう。

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