まるぞう備忘録

無題のドキュメント

道民の誇り。100年のサビ塔。

2022-06-09 08:28:53 | 今日のひとり言


敵であるはずのサビが最大の味方になるのだ。

 私の友人に「日本サビ橋友の会」の会長さんがおります。といっても会員一人の友の会です。彼は時間があると日本のあちこちにあるサビ橋を観に行くということを趣味にしております。私も一度その会長さんに連れられてサビ塔ツアーに行ったことがあります。

 サビ橋とは耐候性鋼という鉄を使った橋のことです。実は表面をワザとサビさせて、そのサビ膜で鉄を守るという手法なのです。
 本来は大敵であるはずのサビを味方にする。そういういかにもまるぞう好みの建築方法です。



日本の風景に溶け込むワビサビの風情。

 この耐候性鋼を使った橋は、もう表面はサビだらけなのですが、これがいいのです。表面全部が一通りサビると、もうそれ以上腐食は進みません。塗料を塗る必要がないので製造やメンテの大幅なコストダウンになります。
 そして何より風情があります。ワビサビがあります。サビだけに。

 あなたの街や山の中に真っ赤に錆びた立派な橋はありませんか?それはひょっとしたらサビ橋かもしれないです。



道民開拓のシンボル。

 学生時代、北海道ツーリングした時に、100年記念塔にも行きましたよ。これも耐候性鋼を使ったサビ塔でございます。もうね。本当に歴史の記念塔とはこのことだ。という風情でございました。
 北海道の大地から天に高くそびえる塔。表面を真っ赤なサビでおおわれてる姿は圧巻でありましたよ。

その記念塔も今年の秋から解体されるそうです。残念。



解体の理由。サビ塔が錆びてるから?


取り壊しの理由。
(平成9年 外板補修調査報告書から抜粋 日本建築学会北海道支部作成)
「問題は外板周辺部の錆の進行とその剥落であり、その程度を軽減する処置はとれるにしても完全に防止することは困難である。完全に錆の発生や錆の剥落を除去するには、塔全面の外板を取り替えざるを得ないが、相当な費用を要する。」

https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-ne458ab52c566より引用

 え〜。このサビ塔はわざとサビさせて強度を保っているんですぞ。それなににサビを落とすのにメンテがかかるから、取り壊しましょうって。理系の私にはちょっと理解できないです。
 結合部の錆の深度とか、本当に30億円の修復費用が必要なのか。専門の先生はどのようにおっしゃっているのでしょう。



道のヒアリングを受けた建築の専門家・北海道大学石山祐二名誉教授
「判断というのは全部道のほうでまとめて、そしてその結論として解体やむをえなしというふうにいったわけですね。やはりもう少しオープンっていうかな、どういうふうに決まったかということの経過が分かるような仕組みが必要じゃないかなと思うんですよね」

https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-ne458ab52c566より引用

 ヒアリングを受けた建築の先生もちょっと納得がいかない感じですね。言外に「解体するほどサビは問題じゃないはずよ」という教授の心の声が聴こえてきそうです。私の脳内ひとりごと。



北海道は日本人のものではない。

 理系的には?な感じですが、政治的にはもっと???です。

 たとえば他国に自分の県を売るような知事さんがいたら、県内の港の入り口に四本爪の龍柱なんか建てるかもです。四本爪の龍はあなたさまの属国ですという象徴なんだそうですよ。五本爪の宗主国さまからの使者を迎える場所に建てることに意味があるのかしらね。
 長い日本列島でありますが、侵食されるのなら、北と南からなんでしょうね。



 きっと、北海道に日本人が開拓を始めて100年経ちました。なんていう記念塔は解体してしまえ。そういう国もあるのかもね。知らないけれど。



 100年記念のサビ塔なはずなのに、錆びて危ないという専門家の意見で、道が決定して、道民がそうだそうだ。というのなら仕方ないです。

 ただ、北海道は、北海道に住む方が思うほどには、領土的に安全じゃないかもということ。2022年の秋に、日本人が建てた記念塔が解体される。という意味は、道民の方が思っているよりは、もう少し深い意味があります。きっとね。



 野幌の100年記念等の雄姿が観られるのは今年の夏休みが最後のチャンスか。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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まるぞうさんはそこまでではないかもしれないけれど、相手の立場に立つことが出来ない場合が時々ある、ということです。悪意はなかったのだと思います。

→ 教えてくださってありがとうございます。

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ところでまるぞうさんはビタミンD3飲んでいますか?
奥様は飲んでいますか?
夏は太陽に当たることを考慮して控えたりしていますか?

→ ビタミンDを含めて特にサプリは飲んでいません。ただ煮干しとえのきの味噌汁は毎日飲んでいます。多分今はそれで良いかなと思っています。

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我が家も今朝、和歌山から梅が届きました。
まだ少し青いのでザルにあけて熟成させています。
春先に家内に梅干し宣言をしたのですが、おもわぬ大反対を受けました、カビると不吉なのだそうです😅塩を大量に入れるのにカビるわけあるかい!と半ば強引ですが、なんとか理解してくれました。
とわいえ、なんとかカビさせないように梅干し作りを楽しみたいと思います。ドキドキ、、、

→ うまく行くことを願っております。完熟にする過程でちょっとでも黒くなっているものがあったら、勿体なくても除外することがコツのようです。その除外された梅は氷砂糖につけて、夏に向けての美味しい梅ジュースになります。

【梅の傷】梅干しにしても大丈夫??梅農家が教えるカビにならない選別
https://youtu.be/imleD_RaXZM

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私もおととい梅シロップを作りました。生モノなので買ったらすぐの時間勝負。とにかく決まったことをやる!ゴロゴロ洗って、丁寧に水気をふいてザルに並べて乾かす、ひたすらヘタを取ることが楽しくて、やっていると自然と無になれる時間がしあわせだな~と思います。梅の香りにもいやされますし。ただ向き合う瞬間、楽しんでやっている状態はセルフ3だと私は思うのですが、セルフのお話って難しいものではなくって、いま自分の目の前のやりたい事をするためにむかって、やるべき作業そのものに集中するだけでいいのだと思います。

→ 美味しそうな梅の香りが伝わって来そうです。ありがとうございます。

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美味しそうな梅ですね。ショッパ!という位のお手製梅干し。お婆ちゃんの味が懐かしい。これからはお婆ちゃんの、おじいちゃんのそして自然の知恵を受け継いで暮らせればいいですよねー。休田畑を再び耕すプログラム。イメージはちょっと会社的。都会の人も移り仕事につける。歳も関係ない。きっと多くの種類の仕事があると思うから。過疎化対策にもなり、仕事もできる。そんなプログラムを国をあげて、皆でスタートしたら、少しは何とかなりそうなきがしますが。私は歳ですが、そうやって土の仕事に携われたらよいなー

→ そうやってひそかにアンテナを張っておきたいですね。

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2012年か3年の話なのでもう10年も前になる、まだあの道を知らなかった時。早朝私は出掛けるべく最寄り駅まで歩いておりました。そしたら途中、段々の梅林から作業着姿のおじさんがひょっこり現れて、「持ってく?」と。梅を3粒。「……はい、ありがとうございます」。「バケツ一杯あげたいところだけど、荷物になるもんね、行ってらっしゃい」

→ 映画の一コマのようなお話。ありがとうございます。

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オミクロンは60歳以上の人の比率が少なく(罹りにくい)、この1週間での感染者が65人なので誤差が大きいですが、3回接種者の感染割合が80%に対して、3回接種率は83%です。60歳以上の人はおそらく2月に3回目を接種しているので、すでに約3ヶ月が経過しています。リスクが高くこんなにすぐ効かなくなるワクチンを3回も4回も打つ意味はあるのでしょうか?

→ 接種者の健康という観点では意味は全くないと思います。

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写真から良い香りが伝わってきます。
その梅たちは無農薬ですか?
色々ネットで探しているのですが無農薬だと高くて…汗
無農薬じゃなくても買っちゃおうかと悩み中です。

→ この梅農家さんは、エコファーマー認定(農薬低減)ということのようですが、無農薬ではありません。
出荷時に基準以下であれば良いというのが私の考えです。そして日本の農家さんは本当に真面目な農家さんが大多数と信頼しております。

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教えてください、下記のリンク先のこのニュース読みたいのですが、リンククリックしてもどこにそのニュースが掲載されているのでしょうか?このようなサイトは次々言ってもそのニュースが読めなくて、いつも諦めていましたが、馬鹿みたいな質問かもしれないのですが、教えていただけてたらと思います。

市役所で働いてるけど市民怖すぎwwwwwwwwwwwwwww

→ ニュースではなく、ネットの掲示板です。青色の文字が市役所で働いている人の書き込みで、それに対していろいろな人が意見を投稿しているという形です。
http://bipblog.com/archives/5796054.html

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仕事帰りに寄った店に完熟梅が売っていたので、塩で漬けました。梅干し初挑戦です。目分量ですよ。今日はワク○して熱が出たとの事でお子さんのお休みがありました。子どもは何の注射かわからないと思います。

→ 日常の風景。ありがとうございます。

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6月5日頃にサル痘に関するインパクトのある記事が出るとの噂がありましたが、6月8日に
「サル痘患者、千人超す 29カ国、死者なしとWHO」が出たくらいでした。

取り敢えずは安心しました。

→ お知らせありがとうございます。

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