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エリザベスタウン / ELIZABETHTOWN

2005-11-03 01:30:11 | 劇場&試写★4 以下
これまでのキャメロンクロウ監督作品は、全部好きだったけど、今回主演となった
キルスティンダンストはどうも昔っから嫌いな女優。(嫌いな女優って少ないんだけどね)
「あー何でキルスティンなのよ、、、」なんて思いながら試写鑑賞したんだけど、、、、。

人生最悪の日から6日間の、故郷エリザベスタウンへの旅を綴ったストーリー。
「あの頃ペニーレインと」では、監督自身の少年時代。今回は、自伝的なストーリーだと言う。
どうせならかっこいい俳優に自身を演じてもらおうと思ったかどうかは不明だけど、
コスチュームもののイメージが強い、
オーランドブルームが、8年も賭けた仕事で大失敗をおかして失意のどん底に陥る主人公。

精神的に大打撃を受けた彼は、自殺を試みるんだけどその瞬間、携帯が鳴る。
父親の突然の訃報。とりあえず、父の故郷エリザベスタウンに父親を引き取りに行く。
その途中の機内でフライトアテンダントをしているのがキルスティン演じるクレア。



このクレアが、何でそんなにどこにでも現れるのよ、、、ってくらい、
半ストーカーのようにオーリー演じるドリューにつきまとってくる。
(ま、一目惚れって感じだったんだろうけど)
その姿は、ワタシがキルスティン嫌いだから大げさに言ってるわけじゃなくて、
平静な目で観ても、そのお節介さは押しつけがましくて何か不快。
それに、全然カワイクナイ!(だめだ、感情移入できない。。。
別にオーランドファンじゃない私すらこうだから、
映画の中とはいえ、オーリーファンの人からも反感買いそう。


こんなこと、さりげなくするクレア(キルスティン)が憎たらしい (笑


この父の死で、久しぶりに会う親戚や父の友人たちとのふれあいや新しい恋、
旅の中で癒されて行くんだけど、
父親が死んだというのに、少し不謹慎すぎないか???という印象。
骨壷にいれたお父さんの灰を持ち歩きながら、同じホテルに居合わせた、他人の結婚式場で
クレアとデートしながらそこに骨壷を忘れてきたり
涙の葬儀にしたくなかったのはわかるけど、ずいぶん楽しそうだし、
妹だって父親の死を悲しんでるわりには自分は真っ先に会いにいかないし、
涙してはいるものの、ほんとに悲しんでるの?って感じだし。

良かったのは、音楽
クロウ監督のいつものこだわりがここで最大限に発揮されてた。
旅の達人クレアが、旅を知らないドリューに贈る、分厚い地図
これには、灰になった父親との最後の旅を最高のものにする為の、
その場所場所でかけるBGM(CD)と、立ち寄るべき場所、そこでするべきこと、が事細かに記されていた。
これをかなり完璧に指示どおりに実行しながら旅するドリュー。
父親の灰をまき散らしながら、、、。
("一人で踊るった方がまし"って言葉にすら、忠実に実行する姿は笑える)
いや、全編通し、少し笑ってる人もいたけどワタシは全く笑えなかった。。。

多忙なフライトアテンダントがこんなの1日で作るヒマある??とか
こんなどこにでも出没するほどヒマなの??とか
ツッコミしたくなるのはキルスティンが演じたせいだけじゃない。
数回の再会の後二人は、、、、。
感動なはずのラストも、なんだかこんなの「アメリ」で観たなー、という感じ、、、
トロント映画祭で、不評だったために劇場公開版は差し替えられたっていうけど、
変わる前のもちょっと気にナル。。。

あ、妻役のスーザンサランドンのスピーチは良かったな


でももう、これオーランドブルームの映画だわ。。。

4(10段階)
オーランドブルームファンには大満足の映画。
キャメロンクロウ監督作品ファンのワタシには、全然ピンとこなかったー。

長く感じる2時間ちょいだった。
そうそう、「ザ・エージェント」「バニラスカイ」で仕事をして、友人でもある
トムクルーズが今回製作で参加。

      
製作国 アメリカ  日本公開 2005 11月12日

【staff】
監督: キャメロン・クロウ 
製作: キャメロン・クロウ /トム・クルーズ /ポーラ・ワグナー 
脚本: キャメロン・クロウ 
編集: デヴィッド・モリッツ 
音楽: ナンシー・ウィルソン 

【cast】
出演: オーランド・ブルーム 
キルステン・ダンスト 
スーザン・サランドン 
アレック・ボールドウィン 
ブルース・マッギル 
ジュディ・グリア 
ジェシカ・ビール 

雑誌、FLiXのオーランドブルームインタビュー

エリザベスタウン公式サイト

クロウ監督作品のサントラは相変わらずイイ
エルトンジョン/トムペティ/ナンシーウィルソン他。

おまけ
自身を「アル中かも、」というキルスティン。

相当な酒好きで、酔っぱらうの図。
はやくアル中におなり!

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