「親愛なるウェンデイ、、、
もし誰かが僕に致命的な一発を撃つなら、
その弾丸は、君から発射されたものであって欲しい。」
そう言わせるほどに、偶然出会った銃に運命を感じて、片時も肌身離さずに時にまるで恋人のように語りかけ、愛情を注ぐ少年。
銃を擬人化して捉えた、斬新的な映画の登場。
「ダンサーインザダーク」の衝撃を与えたラースフォントリアー監督が脚本出筆した最新作。
１２月１０日公開に先駆けて、試写に行ってきました～。
公式サイト
監督は今回フォントリアーではなくて、
トマス・ヴィンター・ベアという,
俳優でもいけそうなイケメン。
「リトルダンサー」のあの男のコが主演。（大きくなったなぁ～）
で、今回の映画のお話。
アメリカ東南部のある炭坑町。坑夫として生きることこそ男の証とされている。
が、坑夫にはなりたくないと思っているディック。
ある日プレゼントを買いに出かけると偶然、玩具屋でおもちゃの銃と出会う。
買って帰るがおもちゃとはいえ、子供に銃を与えることにためらいを感じ、自分の物にする。
次第に愛情を持ちはじめ、常に携帯するように。。。
ところが銃の愛好家である友人に、それは本物の銃！であることを知らされる。
もちろん銃なんて持ったこともなく、平和主義者のディックは、
"銃による平和主義"
を広げるため 、町の自分同様負け犬な友人たちを集めて"ダンディーズ"という秘密結社を立ち上げる。
そしてそれぞれがクラッシックな銃を手に入れ、銃の研究。
銃にすごい執着心と愛情を注ぐ。射撃の練習をしたりどんな性格の人物がどんな銃を持つかテストをしたり。
その相棒、（銃）のおかげで自信がみなぎり、銃とともに精神も成長していく。
次第に彼らは強い絆で結ばれ、見違えるように生き生きと輝き始める。
ある日、ディックはクラグスビー保安官から、幼馴染みのセバスチャンが殺人を犯したと保護観察を命じられる。
その頃から次第にディックたちの運命は思いもよらぬ方向へ、、、、、、。
ラースフォントリアー監督の
破滅型の脚本はいつも多少大袈裟で、多少強引に展開していく破滅型ストーリー。
でも「ダンサーインザダーク」も突っ込みどころはあったけど
ラストには涙がでたし、（あれはビョークだからこその世界！）
ニコールキッドマンを主演にした「ドッグヴィル」のそれこそ斬新な舞台設定にはビックリしたけど、
今回は正直言ってピンとこなかった。
途中だらだらして退屈なカンジもあったし、、、、。
現実的に観ちゃうワタシはどうもこの展開にしっくりこなかった。
無理やリ破滅にしちゃってるというか、、、。
凶悪犯でもあるまいし、子供たち相手にそこまでするかー？警察。
ひとつのある”寓話”のように捉えられないと感情移入は難しいのかもー。
でも、３６歳の（若手？だよね？）新鋭監督だけあってか、
映像も、撃たれたときの身体の動きも
やたら細かく再現されている銃弾の跡や弾が肉に食い込む様子（！）も
これまでにない捉え方で面白く見せる。
音楽の使われ方とヴィンテージの衣装が良かった★
ゾンビーズの「ふたりのシーズン」や、
「キルビル２」でもカバーで使われた「ABOUT HER」などが効果的に随所に流れる
この映画のもうひとリ？の主役、"ウェンディ"もビジュアル的にかなり美しい銃
それと、一時は大統領役にまで上り詰めたビルプルマンが
以前よりちょっと太って、憎たらしい保安官役をしてるのは意外で面白い。
４(10段階）
フォントリアー作品が好きな人はもちろん必見。
男らしくなってきたリトルダンサーの男の子が気になる人も必見。
migは、好き嫌いで言うと好きじゃないのでこの評価
決して駄目作品ではないので興味ある人は是非。
同じく、少年と銃をテーマにした（こちらは実話）
「エレファント」が良かった人にはイケるはず。
細かいこと言っちゃダメな映画らしい。 （笑
2004年/デンマーク・ドイツ・フランス・イギリス/ 105min
日本公開 １２月１０日
【staff】
監督 トマス・ヴィンターベア
脚本 ラース・フォントリアー
撮影 アンソニー・ドッド・マントル
音楽 ベンジャミン・ウォールフィッシュ
【cast】ジェイミー・ベル/ビル・プルマン/マイケル・アンガラーノ/
ダンソ・ゴードン/ノヴェラ・ネルソン /
クリス・オーウェン/アリソン・ピル/マーク・ウェバー
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いつも読んでくれて&応援してくれてありがとう～
もし誰かが僕に致命的な一発を撃つなら、
その弾丸は、君から発射されたものであって欲しい。」
そう言わせるほどに、偶然出会った銃に運命を感じて、片時も肌身離さずに時にまるで恋人のように語りかけ、愛情を注ぐ少年。
銃を擬人化して捉えた、斬新的な映画の登場。
「ダンサーインザダーク」の衝撃を与えたラースフォントリアー監督が脚本出筆した最新作。
１２月１０日公開に先駆けて、試写に行ってきました～。
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監督は今回フォントリアーではなくて、トマス・ヴィンター・ベアという,
俳優でもいけそうなイケメン。
「リトルダンサー」のあの男のコが主演。（大きくなったなぁ～）
で、今回の映画のお話。
アメリカ東南部のある炭坑町。坑夫として生きることこそ男の証とされている。
が、坑夫にはなりたくないと思っているディック。
ある日プレゼントを買いに出かけると偶然、玩具屋でおもちゃの銃と出会う。
買って帰るがおもちゃとはいえ、子供に銃を与えることにためらいを感じ、自分の物にする。
次第に愛情を持ちはじめ、常に携帯するように。。。
ところが銃の愛好家である友人に、それは本物の銃！であることを知らされる。
もちろん銃なんて持ったこともなく、平和主義者のディックは、
"銃による平和主義"
を広げるため 、町の自分同様負け犬な友人たちを集めて"ダンディーズ"という秘密結社を立ち上げる。
そしてそれぞれがクラッシックな銃を手に入れ、銃の研究。
銃にすごい執着心と愛情を注ぐ。射撃の練習をしたりどんな性格の人物がどんな銃を持つかテストをしたり。
その相棒、（銃）のおかげで自信がみなぎり、銃とともに精神も成長していく。
次第に彼らは強い絆で結ばれ、見違えるように生き生きと輝き始める。
ある日、ディックはクラグスビー保安官から、幼馴染みのセバスチャンが殺人を犯したと保護観察を命じられる。
その頃から次第にディックたちの運命は思いもよらぬ方向へ、、、、、、。
ラースフォントリアー監督の
破滅型の脚本はいつも多少大袈裟で、多少強引に展開していく破滅型ストーリー。
でも「ダンサーインザダーク」も突っ込みどころはあったけど
ラストには涙がでたし、（あれはビョークだからこその世界！）
ニコールキッドマンを主演にした「ドッグヴィル」のそれこそ斬新な舞台設定にはビックリしたけど、
今回は正直言ってピンとこなかった。
途中だらだらして退屈なカンジもあったし、、、、。
現実的に観ちゃうワタシはどうもこの展開にしっくりこなかった。
無理やリ破滅にしちゃってるというか、、、。
凶悪犯でもあるまいし、子供たち相手にそこまでするかー？警察。
ひとつのある”寓話”のように捉えられないと感情移入は難しいのかもー。
でも、３６歳の（若手？だよね？）新鋭監督だけあってか、
映像も、撃たれたときの身体の動きも
やたら細かく再現されている銃弾の跡や弾が肉に食い込む様子（！）も
これまでにない捉え方で面白く見せる。
音楽の使われ方とヴィンテージの衣装が良かった★
ゾンビーズの「ふたりのシーズン」や、
「キルビル２」でもカバーで使われた「ABOUT HER」などが効果的に随所に流れる
この映画のもうひとリ？の主役、"ウェンディ"もビジュアル的にかなり美しい銃
それと、一時は大統領役にまで上り詰めたビルプルマンが
以前よりちょっと太って、憎たらしい保安官役をしてるのは意外で面白い。
４(10段階）フォントリアー作品が好きな人はもちろん必見。
男らしくなってきたリトルダンサーの男の子が気になる人も必見。
migは、好き嫌いで言うと好きじゃないのでこの評価
決して駄目作品ではないので興味ある人は是非。
同じく、少年と銃をテーマにした（こちらは実話）
「エレファント」が良かった人にはイケるはず。
細かいこと言っちゃダメな映画らしい。 （笑
2004年/デンマーク・ドイツ・フランス・イギリス/ 105min
日本公開 １２月１０日
【staff】
監督 トマス・ヴィンターベア
脚本 ラース・フォントリアー
撮影 アンソニー・ドッド・マントル
音楽 ベンジャミン・ウォールフィッシュ
【cast】ジェイミー・ベル/ビル・プルマン/マイケル・アンガラーノ/
ダンソ・ゴードン/ノヴェラ・ネルソン /
クリス・オーウェン/アリソン・ピル/マーク・ウェバー
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