我想一個人映画美的blog

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ソウ3/SAW3

2006-10-28 00:04:04 | 劇場&試写★6以上

 

 

スゴイです!
まずその厳重なマスコミの体制が。
全米公開に先掛けて、19日に六本木ヒルズでのマスコミ試写で観てきたのだけど
守秘義務のお願いという紙にサインを書かされたほど
雑誌やネットでの批評は、27日の全米公開後の28日以降にして下さいというので遅れてのupとなりましたー。
それだけに、いやスゴかった~
これはもうレビューなんて読まずに、
何にも見ずに、内容も極力知らずに観た方が断然楽しめるよ 
と言いたいけど それじゃせっかくここで紹介してる意味がない!という事で、
ネタバレ部分は後半で、ちゃんと記しますのでご安心を


"シチュエーションスリラー”(状況設定スリラー)という新しいジャンルも確立されて
この後次々とSAWを倣ったパクリもの(DVDジャケット含め)が出まくり、
どれもマネっこでしかなく がっかりするものばかりで騙されたりもしたけど、
『SAW3』は正真正銘、最初の監督/脚本家であるリーワネル(『1』で主役!)&ジェームズワンが原案と製作総指揮に携わった続編

監督は『SAW2』でメガホンをとった、ダーレンリンバウズマン。(右)
なんとまだ28歳!
監督含む製作チームの3人が全員20代!!
やっぱり若い感性がこの斬新なアイディアや驚きを生んだんだろうなー。

去年公開された『SAW2』より、間違いなく面白くなっていた!
この作品の面白味、
次に何がどうなるのか?何が出てくるのか? 予測のつかない面白さは健在!
前2作でファンはもの凄く期待してるし、3を創るに当たってのそのプレッシャーは相当なものだったろうと思う。
でも監督初め、原案を考えたリーワネルはいかにしてもっとスゴイものを見せるかという事に務めたらしい。 「ファンを裏切りたくない」と。
この試写の後、その場内で監督を招いてフランクなティーチイン(質問コーナー)が行われて
それにも参加したのだけど、5名ほどの質問にバウズマン監督は楽しげに語ってくれてました

監督から皆さんへのメッセージ
「答えは最初の10分にある。注意深く観て欲しい。
あらゆるところ、まわりにヒントはあるよ。」
とのこと。

  と、ここで 今回は先に☆の数を。。。

    
8/10

[ソウ]ファンはきっと楽しめるはず♪
"今回は騙されるもんか~!!"と、色々 推理しながら観るのもいいけど、
先を読みすぎたり、深読みしすぎるとその面白さが半減しちゃうから要注意
何も考えずにその面白さに身を委ねてみるのがいいかも☆
1、2を観ていないと話にはついていけないです
『1』とはまた別の面白さがあるんだけど、
完結されずにまた新たな疑問が出てきたり曖昧になってて、ちょっと持ち越された感があるので8かな?

この間の「SAW」レビューでも書いたけど、
ホラーというより、サスペンスなので怖いのダメって人にもオススメしたいけど、
観ててもの凄く痛いので、イタいのダメな人にはかなりキツイです
ヘルレイザー』なシーンもあり

    
『Saw3』、どうスゴかったかと言うと、、、
よりグロくエグく、
よりハイテンションに
より残忍に、凄惨に  進化していた

とにかく、観ててイタいシーン多め!!!
心臓が丈夫な人じゃないと目を背けちゃうだろうなーっという強烈な箇所アリ
アメリカではMPAA(アメリカ映画協会)の5回に渡る審査を経て、やっとR-18指定となり、
この度、日本公開にあたっては映倫の問題で4シーンの映像を少し暗くすることで
R-15に変更になりました
それほどにスゴい映像の衝撃!(あんまり言うとそうでもないじゃん、ってなるかな?? 笑)
わたしが観たのはその変更前の鮮明ヴァージョン

血に弱い人は、間違っても観ちゃダメ!!
きっとぶっ倒れちゃいます
でも観てほしい~


migの前作の感想はこちら、、、、

『SAW』レビュー

『SAW2』レビュー


ここからやっと、
ちょこっとネタバレ


『SAW3』は良い意味でかなり悪趣味な作品 それも、愛すべき悪趣味

まず今作、状況は前2作品とは異なってて、
気がつくと捕らわれて逃げられない状態で仕掛けが付けられているというは同じ。
既に犯人は解っているからどう見せるか、が重要ポイント!
3では、裁かれる人間が誰であるかが曖昧。
そして、ジグソウの跡を継ぐはずだった、
最初の犠牲者中たった一人の生存者であるアマンダが、
師匠の言うことよりも自分の考えを優先しがちになり、勝手な行動に出ようとするあたりが面白い。
誰の為のゲームなのか?

生きることに怠けている人間を裁くという設定から、
罪に対する"赦し"についてがテーマ


愛する息子を交通事故で失った男。
恨みに恨んで、日常も家庭を顧みない抜け殻のような状態になっていた。

ある時、目の前にその憎んでも憎みきれない相手が目の前に
人はその時、どういう行動に出るか。
そして、アマンダは自分の指示通りやり遂げるのか。  
それが、ジグソウのテスト。


『3』では、ジグソウ自身の過去もフラッシュバックで現れる。
アマンダとの関係は結局、、、、??

持ち越しですかっ!!

もしかしたらこれで完結しちゃうのかな?と思って臨んだけど、
1に出てきたゴードン医師がいつ出てくるかと思っていたら結局最後まで出てこなかったし、
答えが出るどころか、キャッチコピー通り、ほんとに謎が謎を呼んでしまっていた

考えながら観なくちゃいけない映画って好き♪
とにかく展開が速い、ぼーっとしてるヒマなんてもちろんナシ。
ラストにはどうなるか?何て予想してるヒマがないくらい。

たたみかけてくるような映像と、押し迫る緊迫感煽る音楽

ラスト近くなってから、今度はそうくるかぁ~という落とし方。

しかし本当、良く練られた脚本☆
その演出もお見事


あ、あの凍った部屋でのテープレコーダー、
「稼働しないのでは?」の質問には、監督、「特別なレコーダーなんです!」と答えてました(笑

公開したら、絶対また観るゾ!!

公式サイト
SAW3   2006年 アメリカ 107min
11月18日 ロードショー

これから先、ジグソウはフレディみたいにキャラ化されていくのかな?
見かけはただのヨボヨボじいさんだけど。

それにしても、続きが気になる~!!
年に1回なんて待ちきれない~!
この分だとシリーズ化するのは間違いないとして、一体いつになったら完結するの~?


劇場前売り券で、オイラの人形付きストラップがついてくるぞよ♪


【追記】
2度目の『ソウ3』の試写会で観てみたら例のR-15まで下げられたシーン、
薄緑の色がついて、かなりグロさが軽減されてました 

血は真っ赤じゃないけど、やっぱりダメな人はダメでしょうね、、、、。

全米で、その後初登場1位になりました!
あまりの過激さに、初日に3人倒れたとか (笑  (←笑いごとじゃないか)





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