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リリィ、はちみつ色の秘密 / The Secret Life of Bees

2009-03-14 09:05:30 | 劇場&試写★6以上
抱え込んだたくさんの悲しみと、めいっぱいの愛と、きらきらした優しさ詰まった物語。


14歳になった主演のダコタちゃんがもうとにかく素晴らしい

今さら言うこともなく上手いし、可愛いしで、ダコタ最高(←大絶賛



全米で500万部以上の売り上げを記録した、スー・モンク・キッドのベストセラー小説を、ジーナ・プリンス=バイスウッドが監督・脚色。




心に傷を抱えた少女リリィの、母からの愛を探す旅、3姉妹との運命の出会い、
偏見を持たない固い友情、悲しい別れ、、、
ひと夏の経験と成長とを描く。



この監督は女性で黒人。1969年生まれとまだ若いながら
人種差別が色濃く残る1960年代の米国南部を背景にして
その昔、黒人というだけでいかに不当な差別を受けていたかがとても良く分かる。


キャストも、ダコタちゃん以外は殆どが皆、優れた黒人俳優たちで
作品の質の良さ+キャストのアンサンブルがお見事


3姉妹の長女オーガストは蜂蜜作りのプロ。
クイーン・ラティファ、相変わらずいいなぁ。

蜂にも愛情を送ることが大切と教えてくれる。


気が強くて冷たい感じの次女、ジューンには歌姫、アリシア・キーズが。



繊細な三女、メイには「ホテルルワンダ」でもオスカーノミネートで話題になった
ソフィ・オコネドー。



ダコタ演じるリリィの世話役兼友人には「ドリーム・ガール」「セックス・アンド・ザシティ」などで
キャリアを確実にしてきてる、ジェニファー・ハドソン。



リリィの父親には、頭の薄さがちょっと気になってきたポール・ベタニ―。

この人もいいなー、ダメ親だけど彼もまた心に傷を負っていて
憎らしいんだけどちょっと可哀そうでもあり、、、、。





8/10

思いもがけず、涙が、、、


ダコタちゃんの自然な演技もあってか、話にぐいぐいと引き込まれていって
泣くような映画だと思って観てなかったのに 後半ではいつの間にか涙があふれてきてた。
この繊細な演出はやっぱり女性監督ならではかな。
リリィの悲しみや、子供ながらに愛されたいという一心な願いがすごく伝わってきて切なくなった。

わたし昔っからミツバチになぜか興味があって、たくさんの蜂たちの中にたった一人いる女王蜂の存在も面白いなぁって、
たまにNHKとかの番組で特集してたりすると必ず観ちゃう(笑)
養蜂のシーンもそんなわけでじっくり見入ってしまった☆

1時間50分の限られた時間の中で、様々な出来事が起こって飽きさせない。
強烈な見どころ!っていうシーンはないかもしれないけど、
14才のリリィにとってのかけがえのない日常生活が丹念に描かれてる。

夏の暦の名前がついた3姉妹、それぞれ個性があってキャラも良く描かれているし
音楽もイイ。
そういえばクイーン・ラティファ、アリシア・キーズ、ジェニファー・ハドソンと、
最高のボーカリストたちが揃ってる

メイの好きだった歌を、ラティファと二人で囁くように歌うシーンがまた泣けて、、、、
サントラ欲しいな

それとセリフがひとつひとつ良かった~
そんなに期待はしてなかっただけに、わたしにとっては拾いもの的、映画でした~
あとから調べたら、全米では口コミで観客数がどんどん広がっているらしいけど
それも納得、の1本です




14才の夏-それはリリィにとって特別な夏だった。
4才のとき、自分の過ちで大好きな母を失ったリリィ。
それから10年、心の傷にたったひとりで耐え続けてきた彼女の胸には、いつもひとつの大きな疑問が浮かんでいた。
「母は私を本当に愛してくれていたの?」。その答えをみつけるために、ある夏の日、リリィは父のもとから旅立ちを決意する…。





 公式サイト
The Secret Life of Bees  2008年  アメリカ   110min
3月20日(金・祝)より、ロードショー



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全米では去年の10月公開、
プレミアにて
ダコタのは以前、ゴシップにも載せたので違う写真ちょっとだけ。


この作品でプロデューサーを務めたウィル・スミスご夫妻


妻、ジェイダの目...アイメイク失敗か?つけまつげのせいか?



ダコタちゃん、可愛い♪ 成長してもこのまま美しいといいな~





今後の出演作は、日本未公開含めたくさん  
「Cutlass」(2007)
「Hounddog」 (2007) ←ダコタのレイプシーンが物議を醸してる。
「Winged Creatures」(2008)←フォレスト・ウィテカー、ケイト・ベッキンセイル、ガイ・ピアース、ジョシュ・ハッチャ―ソン共演。
「Coraline」 (2009) (声のみ)
「Push」 (2009)    ←香港を舞台にしたスリラー。共演にクリス・エヴァンス、監督はポール・マクギガン。
「The Runaways 」(2010) ←実在した女性ロックバンドのボーカル。
「My Sister’s Keeper」←ニック・カサヴェテス監督、キャメロン・ディアスと妹のエル・ファニング初共演。

そして4月に日本公開予定「トワイライト~初恋~」の続編
「New Moon」でヴァンパイア役を演じることが決定したばかり。

撮影現場でのわがままっぷりも噂されるダコタだけど、天狗ちゃんにならずに
大女優になって欲しいなー。




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