我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

ティーンエイジ・パパラッチ/ TEENAGE PAPARAZZO

2011-02-18 15:44:33 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

ランキングクリックしてね
←please click




セレブがパパラッチを撮った!
13歳の少年パパラッチを追い、パパラッチというものを捉える。
パリスなど、実際追い回されてるセレブも出演☆意外と正統派ドキュメンタリー。


監督は知らずに観たんだけど、
海外ドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」の主演俳優エイドリアン・グレニアーだったのね。
映画では「プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイの彼氏役。



パパラッチ=イタリア語でうるさく飛び回る虫の意。

パパラッチってほんと迷惑な存在。我先に撮るためにパパラッチ同士で喧嘩はよくあるし、
毎日セレブをつけまわし、塀こえたり木に登ったり隠れて撮ったり当たり前、
車ぎりぎりまで横につけたり、プライベートの家の中やスカートの中とか覗き見盗撮とかそこまでいくと本当
もう悪としかいいようがない。セレブに毛嫌いされて当然。

わたしも映画祭やプレミアで来日したセレブの写真撮ったり たまにパパラッチみたいなことしてますが
どこにいるか電話で連絡を取り合い、駆けつけたり家を張って 道で写真を撮ってそれをメディアに即流す。
それで写真が売れて収入を得る。パパラッチ。
そんな職業を、子供がやってる。名前はオースティン・ヴィスケデイク、13歳。


あるとき、エイドリアン・グレニアーはファンかと思った近づいてきたカメラを持った少年が
パパラッチということを知る。
それで逆に彼に近づき、行動を共にしてパパラッチを撮ることにする。

蹴ったり、罵声したり、近づいてってカメラのレンズ壊したり(ブルース・ウィリス)、枝豆投げたり(ヒュー・グラント)、
電話投げたり(ラッセル・クロウ)、
様々な態度でパパラッチから逃れるセレブ。

まさかこんな子供がパパラッチとも知らず、気を許しちゃう。
今ではオースティンも子供のパパラッチとしてメディアに取り上げられ有名らしいから
誰もが知ってるらしいけど、特に女性セレブなんかは、このこのルックスもわりと可愛いから優しく対応する。
家が貧乏だからでもなく、オースティン少年はいつの間にかセレブを「激写」することに楽しみを見いだした。



どこに行く時でも誰といても撮られ、注目されるパリス・ヒルトンはパパラッチと一番うまくやってるんじゃないかな。
相当な人数がカメラを持って付いてくる。
ある意味そうやってメディアを利用してるし、見られることが大好きなパリスは文句も言わない。
少年パパラッチのオースティンのことは名前も顔も覚えて普通に挨拶。

正直ウザいと思うときもあるけど、必要悪ね。



パパラッチ側の言い分として、4~5人の現役パパラッチもインタビュー。
そのうちの一人は女性。
「撮っていいですかなんて聞いたっていいよって言わないから勝手に撮る。追うことは興奮するし楽しいわ」と語り、
ある男性パパラッチは「彼らは有名になりたくてなったんだから撮られるのは当たり前、有名になって注目されたとたんに文句言うのはおかしい」と主張。

有名税ってやつね。
中には「パパラッチがセレブを育ててる」なんていう強気な発言も!

これにはオースティンくんも同感らしい。

もちろんセレブ側も黙っていない、マット・デイモンは心底嫌ってる様子で
友人のベン・アフレックが受けたエピソードなどを語る。


他にもインタビューには、エヴァ・ロンゴリア、ウーピー・ゴールドバーグ、リンジー・ローハンなど。


本ドキュメンタリー撮影中もエリカ・バドゥなんかはパパラッチに対し相当お怒りの態度。
映像の中にはトムちん(クルーズ)なんて、「ハイ!」と挨拶されたと思ったらいきなり水かけてその顔を撮ったりして
「ひどいな君!」って言われるシーンも。

それと、メディア側ではセレブ記事を好意的に書く「OK!」誌の担当数人にインタビュー。
メディアによっては嘘もあり。って感じで、めちゃくちゃあることないこと書いたり、
わざとスターの酷い姿(寝起きやヌード、間抜け顔など)を載せ、いじるというところがあるのは
私もこのブログで載せてているし、ご周知の通り。

でも高く売れるからということで特ダネ写真を撮るのに命燃やす気持ちもわからなくはないけど
撮られて(いじられる)本人の気持ちを考えたらそういうことは出来ないよね。

パパラッチはその後の記事は関係ない。
いかにいい写真を素早く誰より先にメディアに送るということにかかってる。
その毎回膨大な数ネットで送られる写真を何百何千みて、一番いい写真を撮った人に連絡して買う。

インタビューの中で年季入った中年パパラッチは「楽しいし、楽な仕事だよ」って言ってたけどほんとにそうだな(笑)


6/10(68点)



少年パパラッチの行動云々とかより何より、セレブがパパラッチを撮った(監督した)というところが面白い。
思ってたよりけっこうまじめにキチンと作ったドキュメンタリー。
昔のモノクロの映像をいれたり、、昔はスターは手の届かないところにいたのが、
今や世間は友達と勘違いするくらいに身近に。という比較や、
沢山のセレブの映像をちりばめながら、何人かのインタビューを盛り込んだり、
肝心のこの映画のテーマの、ヤングパパラッチの目線で見るという構図のところが面白いかな。
母親の、パパラッチをしている息子への認識、ドラッグや犯罪などをやらないという約束のもと、
家庭教師もつけて勉強も怠らせない。そんな親の意見も興味深い。

オースティンくん自身は、過去の事件捉えた写真をみてもそれほど反応しない、
それよりもセレブを追いかけるほうに興味がいく。っていうのが現代っ子らしい。


パパラッチ、オースティンくんの行動そのものを追うというよりも
パパラッチとメディアの関係、言い分なんかを重点においてあったかな。
パリスは思ってた以上に出てた(笑)
普段お馬鹿な子だけどある意味確信犯的にやってる部分と素の部分あるけど
パパラッチとうまく関係もってることは重要だなと感じる。


テーマは違うけど、ドキュメンタリーで、一ファンが大好きなドリュー・バリモアとデートするまでを撮った
デート・ウィズ・ドリューのようなあそびがもうちょっと欲しかったかなと思えるほど
こちら真面目な映画に仕上がってました~。
それはそれでいいし興味深いんだけど 前に日本のスペシャルでみたパパラッチの行動を追った番組と
それほど変わらないかなって印象も。
インタビュー増やして肉付けして少年の部分を足したというか。
だから1時間半でもやや途中ダレちゃったし少し長いかなって思っちゃった。


セレブに興味ある人、(もちろんパパラッチにも)におすすめの1本


もちろんエンドロール曲はレディー・ガガの「パパラッチ」




映画にテレビドラマに活躍する一方、パパラッチたちに追い掛け回される日々にうんざりしている人気俳優のエイドリアン・グレニアー。
ある日、エイドリアンはパパラッチたちの中に13歳の少年オースティン・ヴィスケデイクがいることに気付く。
オースティンに興味を持ち始めたエイドリアンは、逆に彼を追い掛け始める……。





 公式サイト
TEENAGE PAPARAZZO     2010年  アメリカ   95min
2月5日より公開中~


現在、17歳で彼女との時間がパパラッチしてる時よりも大事というオースティンくん
先日の来日インタビューで
今、ターゲットになっているセレブは?という問には
アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピット、ジョニー・デップ、ミーガン・フォックス、ジャニファー・アニンストン、
クリスチャン・スチュワート、ロバート・パティンソンあたり。との回答。

パパラッチに対して感じの良いセレブと、感じ悪いセレブは?の問には、
感じが悪かったのは、アダム・サンドラー、(←あらら)エリカ・バドゥ、(コールドプレイの)クリス・マーティン。
良かったのはドリュー・バリモア、リンジー・ローハン、ブリトニーとパリス。あとエイドリアン!


月で一番稼いでいたのは、15~17歳の3年間で1万3,000ドル(当時の約130万円)、
一番パパラッチをやっていた3年間は、年収にすると10万ドル(約1,000万円)ぐらいかな?だって。
 

これ、昔あったゴシップ。ブリとパリスが出かける、図。オースティンが撮ったものじゃないけど
こんなのは一体いくらで売れたんだろうと考えると相当だろうね。

普通にいいショットでも1枚30万とか、すごいと1枚500万というのもあるようだしそりゃ簡単にやめられないね☆





サンダンス映画祭でも話題に。


そんなパリスおっかけ日記はこちらパリスヒルトン観察日記、連載中~





少しづつ春に近づいて来ました☆皆さま楽しい週末を~



無料動画サイトに押しやられてきちゃった ワンクリックしてくれたら嬉しいな
クリックしてね
←please click