我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

クロエ / CHLOE

2011-05-29 15:58:27 | 劇場&試写★6以上

 

 

「ジュリエットからの手紙」「赤ずきん」と出演作が続く、アマンダ・セイフライド主演、

2003年に公開されたフランス映画 『Nathalie...(邦題 「恍惚」)』 のリメイク。

「スィートヒアアフター」、「秘密のかけら」などの、アトム・エゴヤン監督作のちょいエロティックサスペンス。

 

 

タイトルにもなってるクロエ演じるアマンダ。

妖艶で小悪魔的な魅力を放つ娼婦。このミステリアスな雰囲気がこの作品の魅力でもある。

 

 

こちらも公開中の「キッズ・オールライト」で脱いでたジュリアン・ムーアが、

医師として成功し何不自由ない中で夫の浮気を恐れる妻、キャサリン。

また大胆にヌードを晒す。この年齢で自信ないと無理だよね、素晴らしい。

 

そして人気の大学講師で、夫デビッドにリーアム・ニーソン。

 

17歳の息子マイケルにはマックス・シエリオット。

 

 

夫の浮気と疑い始め、偶然出会った若い娼婦に夫を誘惑するよう依頼したばかりに、思いがけず自らが次第に追い詰められていく中年の女。

 

大学教授の夫デビッドとひとり息子のマイケルとともに何不自由ない毎日を送る産婦人科医のキャサリン。

しかしある日、夫デビッドの携帯を見た彼女は教え子 との浮気を疑い始める。

不安が募り、浮気の確証を得たいと考えた彼女は、若く美しい娼婦クロエに夫を誘惑してもらい、その時の夫の反応を探ることに。

ほどなくして、デビッドに接近したクロエから詳細な報告を受け始めるキャサリンだったが…。 

 

 

7/10(76点)

 

 

96分と2時間もなく短いながらも、濃厚で映画を観た!という感じがする1作。

カナダ、トロント育ちのこの監督、そういえば「秘密のかけら」もいち早くトロントで上映になってたっけ。

今回もヨークビルの高級ストリートが出ててちょっと懐かしい。

 

展開は大体想像ついてた通りだけど、ミステリアスでエロティックなアマンダちゃんの魅力と、独特の空気に引き込まれて最後まで飽きさせない。

中年夫婦の倦怠期にありがちな関係。そこを、よせばいいのに夫が誘惑にひっかかるかどうかなんて

調べるなんてほんと自分が嫌な思いをするだけなのに、やらずにいられない妻の心理も分かるような?

観る前予備知識いれないようにしてたけど、何となく レズっぽい関係がありそうと予感してたのは的中。

それにしても、面白かったけどクロエ(アマンダ)の想いは唐突な感じがしたし 

いくら綺麗とはいってもまさかの中年に熱い恋愛感情?! もっと若い人妻ならとも思うけど

そうすると中年の倦怠期の関係が出ないしね。

 

本人、そんな気なかったのについ応じてしまいまんざらでもないのはアマンダの魅力か。

 

 

顔が良くていい歳になってからも魅力が増す夫。

勝手に浮気だと疑われてたまったもんじゃないね。

これから いい彼女が出来た!と思い込んだ息子も利用されて可哀想だけど

クロエもずいぶんと可哀想な最期。

でも、ラストカットでの髪飾りをちゃんとさして愛用してるところに、

単なる迷惑ではなかった、キャサリンの気持ちが現れててよかった

 

 

 

 公式サイト 

CHLOE       2009年   アメリカ=カナダ=フランス  96min  R15+

5月28日より、公開中~