我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

ベン・スティラー×ノア・バームバック監督最新作★while we're young/ヤング・アダルト・ニューヨーク

2015-06-12 14:18:10 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

「イカとクジラ」や去年秋に日本でも公開の「フランシス・ハ」の

ノア・バームバック作品「Greenberg (邦題「ベンスティラー 人生は最悪だ!」未公開)」でも主演した

ベン・スティラーと再びタッグを組んだコメディ・ドラマ。

 

 

ミドルエイジのマンネリ夫婦が自由奔放で意欲ある若いカップルと親交を深めていくうち

自分たちが年をとり、野心を失っているという事に気づく、、、という内容で

原題の「while we're young」は直訳で「私たちが若い間に」という感じ。

 

ノルウェーオスロの小さめの映画館でルイちゃん預けてyueと鑑賞。

ベンの新作がちょうどやってるといったら逃す手はない

その映画館の写真は前回に載せたばかり。  2度目のノルウェー

 

 


ベン演じるジョシュはドキュメンタリー映画監督。

ナオミ・ワッツ演じるコーネリアとはマンネリ気味の40代夫婦。

 

アイスクリーム作りが趣味のダービー(アマンダ・セイフライド)と、

フランシス・ハ」「インサイド・ルーイン・デイヴィス」のアダム・ドライバー演じるジェイミーのカップルは20代。

 

 

ドキュメンタリー監督である、ジョシュに近づいて来たジェイミーは

何か目的があるのか??

 

世代間のジェネレーションギャップを面白く魅せながら、

関わりながらも、人生や大事なものを見つめ直すという大人向けのコメディに仕上がっている。

 

 

ベン&ナオミ夫婦のご近所さん夫婦役でビースティ・ボーイズのアドロックことアダム・ホロヴィッツも出演。

 

 

音楽はジェームス・マーフィーが担当。

 

 

7/10(73点) 字幕付きで試写にて鑑賞後、下記に訂正済み

 

 

ノルウェー語字幕、英語での鑑賞だったので完璧に分かったわけじゃないけど

面白かった~。

相変わらずセリフ多めの会話劇はノア・バームバック監督の特徴。

肝の言い回しややり取りなどもっとちゃんとわかれば点数もあがるかも。

ジェネレーションギャップがありながらも、ただの若者とは違い、

イマドキのカルチャーだけではなく、オールドファッションというか

古き良きものをちゃんと理解し、好んでいるかなり年下のヤング世代(古い)に感心を持つと同時に

憧れ半分でその趣味趣向を自分でも取り入れていこうとする40代夫婦が面白い。

とりわけ、ベンがムリに帽子をかぶりながら一緒に自転車飛ばして腰痛めたり、

ナオミさんがヒップホップダンスを無理矢理はじめて、

家にいるときにも電話出ながら踊ってたり(ここ笑えた~

 

仲良くしているのだけど次第に、何か裏があることに気づく。

しかし妻は、その年下ボーイ(アダム・ドライバー)ともちょっと怪しい関係になったりと、、、関係がおかしくなっていく。

本当はアダム・ドライバーの若者を、ジェームズ・フランコか

「イカとクジラ」でも組んだジェシー・アイゼンバーグだったかもとの事で

時間が合わずでアダムになったらしいけどアダムで正解!

ジェシーでも良かったとは思うけどやはりこの憎らしさ、アダムだな。

 

 

中年夫婦の方が、現代のテクノロジー、インターネットなどが手放せないような状況に染まるのに対し、

若い世代の20代の彼らは逆に一回りしてるのか、古いものに良さを見出してるというギャップも面白いし興味深い。

いつもはコメディで笑わせてくれるベンだけど、

切ない中年をやらせたらやっぱりそれも冴えるね、ベン

若者に負けまいともがく姿も哀れやらリアルやらで。シニカルな展開はこの監督の持ち味。

 身長のギャップも

 

どちらがお好み?

ナオミさんも綺麗だけど、若いアマンダちゃんと並ぶとオトナの色気という感じはあるけど

やはり年齢のギャップが出るね。

 

 

最初は、自分を尊敬してくれる可愛い弟子が出来た、くらいに思ってたものの、

自分を差し置いて、ドキュメンタリー映画を作ってしまい、それが話題を呼んでしまう。

※しかもそれが本当のドキュメンタリーとは言えないものだったということに

後でベンが気づき、嘘で近づいたことを知り、、、、

 

40代で見た目大人にはなったけど、自分が思ったほど内面は大人になっていないことに気づかされる二人。

それでも、若いのと張り合わずやっぱり今のままがいい。

 

アマンダちゃんがあまり活躍ないけれど、

キャストも演出も冴えた1本

日本公開したらこの監督のファン以外の方も是非。

 

 

40代の中年夫婦はある日、自分の講義で自分のファンだという20代の若い夫婦と出会い、共に時間を過ごすようになる。中年おやじのジョシュは自分とは大違いの若者であるジェイミーの生き方にどんどん惹き込まれ、次第に自分自身も大きく影響を受けていく。しかしとある出来事をキッカケに、若者達は実は想像していた人達ではないのではないかと疑念がよぎりだして…

 

 While We're Young Official Trailer #1 (2015) - Ben Stiller, Naomi Watts Comedy HD

 

 

 

 

officialsite

 while we're young      2014年   アメリカ   97min

日本公開未定

日本公開は2016年になってるけど早く公開して欲しいな~。また観たい!

 

追記  2016年 7月22日、「ヤング・アダルト・ニューヨーク」の邦題で日本公開決定


試写にて鑑賞。

セリフ字幕がないまま見ていた理解できなかったところがしっかりわかってやっぱり評価上がったな、

最後のアマンダのセリフ、ベンのセリフ。が効いてました。

8/10(80点)


 

   
   
   

 NYプレミアにて


 

 

トロント映画祭にて

ベンちぃっちゃいのがバレちゃう。お隣が監督。

 

監督も小さくはないけど、アダム・ドライバーほんと長身だな。

 

ベン、いいなー。

アダムさんは12月公開のスターウォーズでもメインキャスト。楽しみ!!

 

 

 

「劇場」で観たのはこれ1本。

まだノルウェー記事とあちらで観た映画レビュー続く~