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記憶探偵と鍵のかかった少女 / ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ

2015-12-24 01:38:35 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

 

今回のお題は、”タイッサ・ファーミガ” 

90年代後半に突如出て来た名女優、ヴェラ・ファーミガを実の姉に持つその妹。

ステキ姉妹

姉妹というか親子に見えるんだけどね。(ごめん)※実際21歳も離れてるから殆ど親子

タイッサは現在、21歳。 デビューは2011年のドラマ「アメリカン・ホラーストーリー」から。

その後、日本では未公開映画に出演し、ソフィア・コッポラの「ブリングリング」でサムを演じた以降、着々と

女優の道を歩きはじめている。

 

という紹介はこのくらいにして、今回はそのタイッサ・ファーミガ出演作を2本まとめて

 

まずは、マーク・ストロング相手に主演をした2013年のミステリー

 

 

記憶探偵と鍵のかかった少女

他人の記憶に潜入できるという特殊能力をもった探偵が、ひとりの少女の記憶に隠された真実の謎に迫る姿を描いたミステリー。数々の難事件を解決する記憶探偵ジョン・ワシントンのもとに、16歳の少女アナの記憶を探ってほしいとの依頼が舞い込む。それだけならごく簡単な仕事のはずだった、、、。アナの記憶に潜入し何度もコミュニケーションを取る内、ジョンに心を開き信頼した様子を見せるアナ。ところがアナの継父は彼女を施設に入れるつもりだという。その上、ジョンが覗いた彼女の記憶は周囲の証言と食い違っている。アナに注がれる様々な疑惑の中、ジョンは彼女の潔白を証明し、真実を見つけ出せるのか……。

MINDSCAPE                2013年     アメリカ      99min

 

監督は、ペドロ・アルモドバルやギレルモ・デル・トロらの下で映画製作を学んだスペインの新人ホルヘ・ドラド。

 

 

6/10(60点)

 

 

劇場で見逃してしまったのでこの秋にDVDでやっと。

謎めいた雰囲気が引込まれるミステリー。

なんかこの人、ハゲだけど渋カッコイイな~。マーク・ストロングに似てるな~

と思ったら、ご本人だった   いや普段悪役多いからつい

人の記憶に潜入出来るという生まれつきの特殊能力によって事件を解決する記憶探偵。

拒食症に陥った16歳の美少女アナのトラウマを探り出してほしいという両親からの依頼で

富豪の一人娘アナは母親とその再婚相手の継父と森の中の大きな屋敷で暮らしていたアナの元へ。

アナの記憶に潜入したジョンだったけれど、そこでアナの思うように自分の記憶をねつ造されてジョンは翻弄される。

その過程がなかなか巧い。

 

この少女が自分を演じる事が出来て、学生時代から無罪の教師をいたずらわいせつの罪で刑務所送りにしている

という過去が明かされる。

そもそもジョンも、妻を亡くしたトラウマがあって 他人の記憶に入っていく中で失敗も。

アナは一体何者で何を企んでいるんだろう?という興味で話に引っ張られる。

性的虐待や殺人未遂。真相を確かめるべく、動き出すジョン。

記憶が絡むストーリーって面白くなるのが多いけど、

ジョシュ・ホロウェイ主演の海外ドラマでも人の記憶に入って事件解決するのあったな

(インテリジェンス。あれは特殊能力じゃなく、人口機能だったしつまんなかったけど)

 

少女の過去の言動が記憶の中から知る事が出来るとその罪さえ造り変えられ

曖昧になり、自分のトラウマとだぶらせて混乱させる。

まんまと罠にハマってしまったジョンがやるせない。

後半で少女の企みが分かると謎解きとしての面白さがダウンしちゃって

ヤラレタ感に繋がらないのが残念。

 

『記憶探偵と鍵のかかった少女』予告編

 

 

 

 

 

 

こちらはタイッサ主演、評判いいDVDスルーのホラーコメディ。

 

ファイナルガールズ 惨劇のシナリオ

 

有名なホラー映画女優だった母・アマンダを交通事故で亡くしたマッ クス。3年後、失意の底から立ち直った彼女は、友人たちに誘われ、母が出演していた80’sホラー映画を鑑賞することに。ところが突然、映画館で火災が発生。パニックになって逃げ惑う中、気が付くと、物語の中に入り込んでしまう。冒頭シーンが目の前で起こったり、映画の登場人物のはずのカートたちに会ったりとありえない出来事に戸惑いながらも、ナンシー役を演じている母にも会え、マックスは喜びの涙が止まらなかった。だが、当然、殺人鬼ビリーも出現し、次々とシナリオ通りに殺されていく、、、。

THE FINAL GIRLS       2015年     アメリカ      91min

 

 

 

8/10(88点)

 

 

これは拾いモノ的映画。

誰がどーみても、13日の金曜日、ジェイソンやチェーンソーの「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスといった

感じなんだけど

いくつかホラーのパクリ?をしながらも、この作品、ホラー映画の中に入ってしまって同じ体験をしていく

という設定が笑える!

 

母親、マリン・アッカーマン 娘、タイッサ・ファーミガで人気ホラーのB級女優だった母親を

自分と一緒だった車の事故で亡くして

その母親が出た代表作のホラーの上映中、アクシデントでなぜか友人達共々、そのホラーの中に入り込んじゃう。

その映画の大ファンのオタク友達、彼氏候補、その元カノ、親友、などの面々が

そのホラーの内容も知ってるから次にどうなるか、どんなセリフがくるか分かってるからこその

状況の中、どうにかして犯人をやっつけようと、展開をかえてみたりもするが

やはり映画通り、消されてしまう設定のキャラは次々やられていく。

 

彼氏候補の唯一のイケメンに、「ウィッチマウンテン」でアナ・ソフィアロブの兄貴役で出演した

 

アレクサンダー・ルドウィグくん。あら、変わってない。

 (←左)

子役ってほんとすぐ大きくなる~( ↓ 右から二番目)

そして左から2番目の男、「ピッチパーフェクト」で笑いとるキャラ、バンパー役のアダム・ディヴァイン。

この人の顔芸?が面白くて見入っちゃう 笑!

 

 

ホラー映画オタクの彼もキャラ立ってて良かった♪

 

 

マリン・アッカーマンはコメディばっかり。いつもどこか偽キャメロンに見える。

 

 

処女がファイナルガールとなって戦うと殺人鬼に勝つ事が出来るというジンクス通り ことが進むのか?!

 

面白設定とテンポの良さで飽きさせずにワクワクしながら楽しめるホラーコメディ。

(ホラーといっても怖さは皆無)

エッチするカップルが最初に殺される、とかのお約束はもちろん

女が脱ぐと殺人鬼がやってくるー。とかその時、効果音とともに現れる、とか

BGMがそのまま入ったり、回想シーンになるとナレーションで声が聞こえ、モノクロに変わる。

実際その映画のキャストたちが目の前にいて、目の前で、その有名な映画のシーンが展開しちゃう

など、なかなか芸も細かくて面白い。

メジャーなキャストが出てないB級だからとそのままDVDスルーだったけど、

口コミでも既に人気のようだし、このレベルだったら劇場でみてもソンはなかったかと。

ただ興行的にいったらキビシイのだろうからDVDスルーでこうしてすぐに観られるなら仕方ないね☆

 

 

果たして助けられるのかママの運命は

 

B級ホラーや学園モノ好きな人はぜひお見逃しなく

 DVD『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』12/2発売!

 

プレミアにて

 

 今後のタイッサ出演作にも期待