1985年の原田眞人監督作品「盗写 1/250秒」を基に、「モテキ」「バクマン。」の大根仁監督がリメイク。
リメイクとは後で知った。キャストの誰が目当てとかもなく面白そうだったので初日に鑑賞。
いや〜思ってた以上に面白かった、さすがヒット飛ばしてる監督の作品。
はじめ、やさぐれたパパラッチが、、、、っていうので
福山のどこがやさぐれてんだ??って思ってたんだけど、ゴメンナサイ!
結構、やさぐれてたしそこがいつもの感じより良かったー
過去はスターカメラマン、今は借金ありの中年パパラッチ。都城静。
ぶっきらぼうに暴言吐いてたってイケてない表情してたって
無精髭にテキトーなシャツ着てたってそこは全然汚らしくないし、どうやったって
やっぱりいい男に見えちゃうんだけどさ。(※別に福山ファンではない)
エロい感じのセクシーさは狙い通りのよう。
ファッション誌でやりたかったのに週刊誌に配属させられ、都城と組まされることになる、新人記者。
行川野火。二階堂ふみ。
「あんなきゃりーぱみゅぱみゅみたいの、」と言われるがジャンルは違うと思う 笑
でも、今っぽいフツーっぽい感じ良かった♡
副編集長、定子には吉田羊。
カラッとしてて気持ちいい ドラマでよく使う硬いセリフより
リアリティあるさばけた口調のキャラがいいね。
同じ編集部でグラビア部門担当の副編、馬場。
出たー!わたしが観る邦画のほとんどに出てる!滝藤賢一さん、今回もいいねぇ♡
静とは腐れ縁の情報屋、チャラ源にリリー・フランキー。
すごいキモイんだけどぴったり。
パパラッチされる側のちょい役に斎藤工。
本当にちょこっと。 これでギャラいくらだろうとか考えちゃいけません。
8/10(81点)
演出やセリフなどがすごく自然に感じまるで本当にパパラッチの現場を見てるような楽しさと、
ど素人まんまの野火と、やさぐれエロ男の静の会話がまた面白すぎ。
とにかく、いつも邦画見てて気になってしまう不自然なセリフとか過剰な演出とか
全然ないのですんなり見入ってしまう。
それもそのはず
本作ではとことんリアルにこだわり、架空の写真週刊誌SCOOP!編集部を作り上げた。と言うだけあって
「今回は写真週刊誌さん2誌に取材して、社内のレイアウトや潜入の仕方など、いろいろと参考にさせてもらいました」と監督。
近年話題のスクープが形を変えて登場も。
花火を打ち上げてターゲットを撮影するシーンは、実際にあった出来事だそうで
「そのままやるとストレートすぎるので、いろいろとミックスしています」とのこと。
どのようにしてパパラッチ写真が生まれていくか。
そりゃ嫌われる仕事だよなーっていつもワイドショーとか見ると思う。
最初は嫌々、反発し合う意外な二人は段々お互いに、、、、これはもう、漫画もドラマも映画でも、のド定番。
展開は後半読めるんだけど、
野火という一人の女の子の成長と、それまでカメラ一筋でやってきた男の最後の恋(って書いたら安いけど)
という、実は恋愛ものとしてもいい話になっちゃってたし
ちょっとチャラ源という男が、あまりに唐突にイカレすぎちゃった感はあったけど
(まぁ、元妻が娘にあわせてくれないのでキレたという設定にムリはないからいいけど)
とにかくエロキャラの福山雅治含め、全員、キャストが良かった
そうそう、忘れちゃいけない滝藤賢一さんね。
またヤなヤツかと思ってたら、人情厚く元ラグビー部としての(役柄)カラダ張った活躍が良かったし
あの涙。良かったなー。うまいなぁ。好きだなぁ。笑 (毎回べた褒め)
全体的に、芸能パパラッチの仕事だけをして行ってコンビで成功する、ってだけの話じゃなく
その後の報道カメラマンとしての展開があったのが面白かった。
しかし福山、おいしい役でしょう。
エンタメ映画として、劇場で、ぜひおすすめ
さぁて、大根監督の「モテキ」観るかな。(既にレンタル済み)
かつては凄腕の報道カメラマンとして伝説的なスクープをいくつも手がけた都城静。しかし、ある出来事をきっかけに報道写真への情熱を失い、今は芸能人の尻を追っかけるパパラッチをして日銭を稼ぐ日々。借金と酒にまみれた自堕落な毎日を送っていた静だったが、ひょんなことから写真週刊誌『SCOOP!』に配属されたばかりのド新人記者・行川野火とコンビを組むハメに。案の定、互いにソリが合うわけもなく、ことあるごとにケンカしてばかりの静と野火だったが…。
SCOOP! 2016年 日本 120min
10月1日より、公開中〜
舞台挨拶にて。
うん、個人的にはやさぐれ福山の方がいいな。 ワイルド系タイプ。笑
次の滝藤さんも楽しみ。(いつからファンになったんだ)