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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ/GENIUS

2016-10-08 23:51:51 | 劇場&試写★5

 

 

名作が生み出された1920年代NYのアメリカ文学黄金期。

ヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど数々の著名作家を見出した実在の名編集者マックスウェル・パーキンズ(1884-1947)と、

37歳で短い生涯を閉じた天才作家トマス・ウルフ(1900-1938)

文学に全てをかけた二人の人生と友情を描いた実話。

 

寡黙な編集者パーキンズには、コリン・ファース。

渋い。

 

その妻に、ローラ・リニー。

 

 

自由奔放な作家トマス・ウルフにジュード・ロウ。

ふわっとつけ毛?(ヅラ)と目のクマ&たるみは気にはなったけど

そんなこと差し置いてもジュードの演技自体は良かった。

本当はファスベンダーがやるはずだったとか。

 

 

ウルフを支える愛人アリーンにニコール・キッドマン。

 ちょっとアクが強すぎる。「コールドマウンテン」で過去に共演済み。

 

 

 

「グレート・ギャツビー」の作家F・スコット・フィッツジェラルドにガイ・ピアース。

 

 

ヘミングウェイには、ドミニク・ウェスト。

 

 

監督はトニー賞を受賞した演出家、マイケル・グランデージ。 

脚本には、「グラディエーター」「タイムマシンン」「アビエイター」「ヒューゴの不思議な発明」「007 スカイフォール」など

数々の脚本を手掛ける、ジョン・ローガン。

 

原作 A・スコット・バーグ『名編集者パーキンズ』(草思社刊)

 

 

1920年代ニューヨーク、「老人と海」「グレート・ギャツビー」などの名作を手がけた編集者パーキンズ。ある日彼の元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままにペンを走らせ、際限なく文章を生み出すウルフを父親のように支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして更なる大作に取りかかるふたりは昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンはふたりの関係に嫉妬し胸を焦がす。やがて第二作が完成。ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへ旅立ってしまう―。

 

個人的な話をすると、今年、映画監督をしている弟が小説家デビューをしたわけだけれど、

初稿の段階でほとんど直しがなかったそうで、それはやっぱり自分の表現がそのままということで

伝えたいニュアンスもそのまま活かされるのはありがたいこと。(とわたしは勝手に思った)

という一方で

かなり直しを入れないと出版できない場合もあると聞く。

編集者も大変だ。

 

5/10(52点)

 

 

ネタバレあり。

つまらなそうだなーとは思ったけどやっぱりつまらなかった。

脚本がつまらない!と思ったけど結構この人のいろいろ観てて、

個人的には好みが極端だなー。

キャストはみんないいんだけど、これはもうジュードとしての印象強すぎな私には目線で見てしまって

どうにも天才作家に思えないのは仕方ない、、、

 

作家と編集者は、相互の信頼関係で成り立つ。

 

 

世に作品を送り出す前に、編集者が入念にチェック。

家族との時間を犠牲にするほどのめり込みんで、

トマスの膨大な原稿のうち300ページ分を削除する共同作業に取りかかるパーキンズ。

作家によっては多くの部分で書き直しさせられたり、ほとんど直しなく完璧なする人ももちろんいる。

表現はその人特有のものだから、どこまで直すのかは難しいと思う。

この場合、大作になりすぎた膨大な本を、削って、削ることでまとまりが出て1冊の本として

作家としての功績をあげることになるのだから、ともに本を作り上げていく。というイメージ。

その共同作業としての面白さというのがあまり感じず。

フィッツジェラルドと、精神が弱っている妻ゼルダを連れてパーキンスの家に久しぶりに訪れたシーン。

泥酔したトマスが失礼な暴言でこき下ろすというくだりが興味深かったけど

あとは薬を飲んでご飯した後ってせいもあるかもだけど、前半特に眠気がきちゃった

 

編集者と作家との絆、、、、ラストはあっさり。泣かせるシーンで終わるのだけど

手紙の文面は感動的だったけど、

死んだのが、書いたのがジュードというのがどうも逆に泣けなかった。(そりゃ仕方ないわ)

イギリス映画があまり好きではないからかな。

フィッツジェラルドにヘミングウェイ、トマス・ウルフ。この時代の作家たち、そして

マックスウェルパーキングという編集者に興味がある人にはもっと楽しめる作品。

 

しかし、編集者というのは大変だ。

と改めて思う。

 

公式サイト

Genius        2015年    イギリス     104min

10月8日より、公開中〜     

 

 

プレミアにて

ジュード、やや若返ったかな。

 

鼻の下伸びのび

 

あ、旦那も来てた。