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ノー・エスケープ 自由への国境/DESIERTO

2017-05-05 21:31:50 | 劇場&試写★6以上

 

アルフォンソ・キュアロンの息子で「ゼロ・グラビティ」では共同脚本を手がけたホナス・キュアロン初監督作。

アカデミー賞外国語映画賞メキシコ代表ノミネート。

ガエル主演なので楽しみにしてた1本。初日鑑賞


メキシコとアメリカの国境に広がる砂漠を舞台に、アメリカへの密入国を図るメキシコ人たちが、

アメリカ側で待ち受ける正体不明の男による恐るべき襲撃から逃げ延びるべく、決死の追いかけっこ

(そう、ほぼ、犬と人間二人劇の追いかけっこ)

 

 

ガエルは息子がいる役だけどもう実際もパパだもんな〜

トロント映画祭と、先日のLAのアカデミー賞でもお目にかかれたけど相変わらず素敵

こんなヒゲでも素敵。

現在、主演のドラマ「モーツァルトインザジャングル」が大ヒット中。

 

まるで現アメリカ大統領トランプのような男に(見た目は違う)ジェフリー・ディーン・モーガン。

というか、ジェフリーディーンはウォーキングデッドのニーガンそのままの男

情け容赦なく次々と人間狩りをする悪魔のような男。

だって、国境越えようとしてるだけで、何もしてない人たちを片っ端から狙い撃ちだよ

ほんと腹たつわ

(この人、昔はユマとラブコメとかしてたんだけどね。古くからblog見てくれてる方は知ってるだろうけど昔、偽ハビエルと呼んでた 

一旦、悪人のイメージついたらもうラブコメには戻れないんじゃない?

 

手下に鋭い警察犬シェパードがいるから有利。コイツ、人まで嚙み殺しちゃうくらい凶暴。

動物使ってセコいわ。

 

 

生死をかけた、熱帯砂漠での究極の追いかけっこ

生き残るのはどっちだ

 

7/10(73点)

 

 

わたしはガエルの長年のファンなので、ガエルを見てるだけで楽しいので。笑

おまけにジェフリーディーンが相手で憎らしいから 捕まらないかハラハラしながらみてた。

なかなか緊迫感を持って見られる劇場の大画面がオススメ。

 

脚本は意外と単純で砂漠での壮大な追いかけっこなので

このキャストがどうでもいい人には、あまり展開もなくそのまま緊迫の追いかけっこが続くので

家でDVDなんかで見ると、早送りしたくなっちゃうほど退屈とも思うかも。

 

それにしてもトランプ政権に代わったアメリカを現したようなジェフリーディーンが演じたこの男のキャラ

詳しくは描かれないけど、アメリカに入ってこようとする人間を絶対悪として受け入れない。

自分の手で、何としてでも阻止しようと殺しまくる白人。

この作品は2015年のものだけど、今日本でも公開したのはタイムリー。

直接手を下して殺さないにしても、トランプがやってることはこの男と同じこととも言える、自由を奪う行為。

そんな権利は誰にもない。

 

このリアルさは、ガエルとジェフリーディーンの二人の名演による賜物。

あと狂犬も、最初はキュアロンパパに反対されたそうだけど、実際あの犬は3匹を使ったそうで

犬がいることで余計に怖く、緊迫感があったので大正解。

ってことでワンちゃんにの名演にも拍手。

 

荒涼とした砂漠地帯の国境を徒歩で越境しようとする15人のメキシコ人グループ。その中にはアメリカに残してきた息子との再会を誓うモイセスの姿もあった。やがて有刺鉄線の国境をくぐりアメリカへと足を踏み入れた一行を謎の銃弾が襲う。身を隠せる場所もなく、一人また一人と銃弾の餌食となるメキシコ人たち。モイセスらわずかに残った生存者たちも、正体不明の襲撃者の執拗な追跡の前に、さらにその数を減らしていくのだったが…。




もちろん、ガエルが最後まで生き残って さぁ果たしてやるか殺られるか

 

 

 

 

公式サイト

DESIERTO              2015年      メキシコ=フランス     88min

5月5日より、公開中〜

 

 トロント映画祭にて

 

監督と。

 

ガエルくん小さいです

 

実はこう見えて優しいオッサンです

 

ガエル、ちょび髭でも可愛い