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LOGAN ローガン/LOGAN

2017-05-19 01:35:25 | 劇場&試写★4 以下

 

 

ウルヴァリン(ローガン)、最後の最期

ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンを演じるのはこれが最後となる入魂の1作!

ということで期待しつつ試写にて鑑賞。公開は6月1日。

 

X−MEN スピンオフ企画、ウルヴァリンが能力を失いつつある後の物語。

どれも面白いX−MENシリーズ中、

唯一の駄作(「ウルヴァリン SAMURAI」)を撮ったジェームズ・マンゴールド監督

 

 

 

ミュータントでも歳をとる。ヒゲもじゃで急に老けた。

 

 

パトリック・スチュワート演じるプロフェッサーXは90歳という設定。

ローガン演じるヒュー様だけじゃなく、なんとパトリック・スチュワートも

本作でこの役は終えるとのこと。

 

ローラ演じるのはこれがデビュー作のダフネ・キーンちゃん。

タラちゃんお気に入りの仏女優、メラニー・ロラン似。

 

 

 敵となるのはドナルド・ピアース役、ボイド・ホルブルック。

ゴーン・ガールとかちょいちょい脇で出てる人だけど、なんだかインパクト弱いわ〜。

こんなキャラが悪玉なんて小物感。

 

キャリバンなんてキャラいたっけ?と思ったら、、、(ミュータントの居場所を特定する能力の持ち主)

X-MEN アポカリプスではトーマス・レマルキスが演じたキャラ

今回はスティーヴン・マーチャントに交代。

 

 

舞台は2029年メキシコ国境付近。

治癒能力が弱まったローガンは、タクシーの運転手として

アルツハイマーを患い記憶が薄れていってしまうプロフェッサー・チャールズ・エグゼビアの面倒を見ながら

人目を忍ぶように静かに暮らしていた。

そこへ、ナサニエル・エセックス率いる闇の組織に追われる看護師が現れる。

彼女は一人の少女、ローラをエデンと呼ばれる場所まで無事送り届けて欲しいと依頼。

なんと、この少女はローガンのクローンだったというストーリー。

 

 

こりゃ長すぎる2時間18分

やっぱりX-MENシリーズの監督は、ブライアン・シンガーに限る

と確信した一本。

 

4/10(42点)

 

 

ちょっとネタバレあり感想

「SAMURAI」みたいに変な描き方のダメダメな作品!っていうんじゃなく

とにかくつまらなかった。

全体的にずーっと暗くて、引き込まれるシーンもなく退屈。(わたしにとっては)

ミュータントたちが出てくる面白さが欠ける本作は

ちょっと趣を変えてあるとはいえ、その面白さ(戦うシーン含め)がなければただのドラマでしょう。

 

ヒュー様がこれで終わりというのにこの感じで終わっちゃうのは、個人的にはこの出来ではがっかり。

まさか二人とも死んで終わるとは思わなかったし。

ミュータントだからって永遠の命じゃないのね

 

少女、ローラはラスト近くでようやく話ができるんだけど

なんでそれまで黙ってたのか意味あまりないんじゃない?スペイン語で話すとかも。

 

ウルヴァリンVSウルヴァリン(ローガン)というのも見どころの一つなのかもだけど

わたしには全然面白く感じず。ただ単にヒュー様が二役演ってるだけだし。笑

アメコミとはちょっと思えないような仕上がりで

ポップさ、派手さ、コミカルさは排除というか皆無。

渋さ、哀愁、土埃。といったワードがぴったりな本作。

 

かなり展開もゆったり目というか、いつ面白くなるんだろうと思って見てたけど

最後まで面白くなかった。

見どころも最後の10分くらい?感じで

ローラ演じた少女の型破りな強さ、は必見だけどこれはもう先に「キック・アス」のクロエがいるしなー

 

そうそう

初めて知る ローガンの父親的な感覚を自覚するシーンは良かったけど。

展開が面白くならないので退屈した。2時間超えは長すぎる。

 

最終的にはチャールズもあっさりやられ(90のご老体とはいえ、あの終わり方は寂しすぎる、、、)

ラスト近くでミュータントの新たな子供達の元へローラが行きたいと願い、

何人か、その特性の技を見せるけどそれも少しだけだし X−MENのキャラ達のような楽しさがない。

かなりしんみりとしちゃったラスト。

これは賛否あると思うな。  こんな感じで終わるのはわたしには理想的じゃなかったし

とにもかくにも、面白いと感じるところがなく2時間超えというのは辛かったので

X-MENシリーズのファンとしては残念。

X-MENのアメコミを自ら持ってるシーンあり。

 

シリーズ開始は2000年。

ヒュー様、プロフェッサー、17年間お疲れ様でした、、、

 

なお、エンドロール後のオマケはマーベルにしては珍しくナシ。

 

2029年、この25年間で新たなミュータントは生まれておらず、彼らの存在は絶滅の危機に瀕している。かつて「ウルヴァリン」の名で知られていたローガンことジェームズ・ハウレットはテキサス州で運転手として働き、メキシコ国境の向かい側に位置する放棄された製錬工場でキャリバンやチャールズ・エグゼビアと共に暮らしていた。ある日、ローガンはガブリエラ・ロペスから、ローラという名の11歳の少女をノースダコタ州にある「エデン」まで送り届けて欲しいという依頼を受ける。

 

 

公式サイト

LOGAN          2017年     アメリカ      138min

6月1日より、ロードショー

 

 

プレミアにて。