郷が杜備忘録

旅行や読書と日々の行動の記録。
日常のできごとや思い出の写真が中心。 たまに旅行の記事も投稿します!

9月の読書まとめ(「信長はなぜ葬られたのか」など)

2018-09-30 | 読書
9月の読書まとめ

9月は4冊の新書だけでした。
9月は8月からの続きで台風や地震で、落ち着かないひと月でした。

1.「信長はなぜ葬られたのか」 世界史の中の本能寺の変
  幻冬舎新書、2018年7月30日 第1冊発行
  著者 安部龍太郎(あべ りゅうたろう)

安部龍太郎さんの作品は、新聞の広告を見て関心を持ち、書店で購入しました。
信長や本能寺の変については、いろんな方が書いていますし、いろんな解釈があるので興味は尽きません。
以前に加藤廣さんの「信長の棺」を興味深く読み、関心を持っていました。
安部龍太郎さんにも信長関係の著作があるのは知っていましたが、読んだことはありませんでした。
信長関係の今までの作品は、江戸時代以降に作られた「信長公記」や「太閤記」などをもとに
書かれており、後の権力者から見た歴史であったと思います。通常の日本史で教えられてきたものです。
今回の安部さんの本は、安部さんがいままで抱いてきたことを、世界史的に見て、そして他の過去記録にもあたり
新しい見方を出してきたのだと思います。
この本を読むと現在のグローバルな世の中の発端がまさに日本が戦国時代にあった頃にあり、世界史的にも
転換点であったことがわかります。そして今後の世界の行方を見るためにも参考になると思いました。

最初の、「はじめに」のなかに、大事な点は抑えられていると思います。
  本能寺の変、二つに真相
  信長とポルトガル、そしてスペイン
  イエズス会との断絶
  中国大返しと日本のゴッドファーザー
  戦国時代は大航海時代だった
  火薬や鉛玉の調達が生命線

今、日本の歴史はいろんなところで見直しがされているように思います。
磯田道史氏や本郷和人氏、呉座勇一氏など若い日本史の先生がたくさん出てきて新しい見方を書いています。
まだまだ興味が尽きない世界であり、これからもどんどん読んでゆきたいと思います。


2.「閨閥の日本史」
  文春新書、2003年2月20日 第1冊発行
  著者 中嶋繁雄(なかじま しげお)
  昭和4年 福井市生まれ、福井保護観察所(法務省)に勤めた後、福井新聞記者、
  『歴史読本』編集長をへて歴史ノンフィクションを執筆。

この本も歴史にまつわるものであるが、歴史の中の閨閥づくりの成功、失敗を記している。
私のように閨閥など関係ない家はどうでもよいが、政治家や財界などの記事を見るときに、なるほどなとか
思わされるものがある。特に今の政界の人々は皆、そういうつながりのような気がする。
表紙の裏にも期されているが、閨閥は「日本史を裏から動かしてきた不思議な力の源泉」のようである。
 

3.「世界と闘う『読書術』 思想を鍛える1000冊」
  集英社新書、2013年11月20日 第1冊発行
  著者 佐高 信(さたか まこと)/佐藤 優(さとう まさる)

  激変する世界を生きるのに、思想を鍛える手段として読書を勧めている。
  その方法を説き明かしている本である。
  推薦図書が多すぎて押しつぶされそうである。


4.新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方
 文春新書、2014年11月20日 第1冊発行
  著者 池上 彰(いけがみ あきら)/佐藤 優(さとう まさる)
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一番町商店街ぶらんどーむを歩く

2018-09-12 | 散歩
しばらくぶりに一番町商店街を歩きました。

新しいカフェが出来ていました。3軒が並んでいます。
向かいにはドトールもありました。

変わってしまってびっくりです。

最初のは、「RETHINK CAFE」とありました。


次は、「サンマルクカフェ」で、これは前からあり私も知っていました。


最後は、角のところに「カフェ・ベローチェ」が出来ていました。


「RETHINK CAFE」は初めて聞く名前でよくわからないので、帰ってからYahooで調べたら、
「Ploom TECK」だけOKのカフェのようです。
「NOZY COFFEE」の豆で淹れた本格カフェメニューが楽しめるカフェのようです。

 RETHINKとは「再考する」で、そのヒントが見つかる場所ということのようです。

じゃ、「Ploom TECK」ってなんでしょう?
また、調べました。
「プルームテック」は「アイコス」、「グロー」と同じような加熱式たばこのようです。

世の中には新しいものがどんどん出てくるので、年寄りにはついてゆけなくなります。
(たばこは吸わないので、ついていかなくてかまいませんが)

仙台市内もちょっと行かないといろいろ変わってしまいます。
また、そのうちぶらぶらしてみます。
新しい発見ができるかもしれません。








コメント (2)
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