郷が杜備忘録

旅行や読書と日々の行動の記録。
日常のできごとや思い出の写真が中心。 たまに旅行の記事も投稿します!

父の日のプレゼントが届いた。

2020-06-21 | 日記

息子から父の日のプレゼントが届きました。

毎年、父の日、母の日にプレゼントを送っていただき、ありがたい限りです。

今回は全国有名ラーメン店のラーメンセットでした。

わが町にも有名ラーメン店があるが、ここまでは全国展開はしていないだろう。

移動の自粛は解除されたとはいえ、そう簡単には出かけられないので、いただいたラーメンで、各地の食の旅を楽しもう。

 

 

 

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「島貫兵太夫伝」を読む(その2)

2020-06-21 | 読書・「島貫兵太夫伝」

(その1)にも記したように、宮城県の岩沼市に生まれた島貫兵太夫は、その後「力行会」という組織を立ち上げ、

日本人の海外渡航に取り組んだということであった。

 

「力行会」の活動にも興味はあるが、私の疑問はなぜ、その当時キリスト教への入信とそのような活動をする

ことになったかである。

この「島貫兵太夫伝」は、島貫の自著「力行会とは何ぞや」(1911年発行)に基づいて書かれている。

その著書によると、島貫は慶応2年(1866年)に、仙台藩士島貫資澄(すけすみ)の子として生まれている。

島貫家の系図によると、島貫家は一番古い先祖は北条執権時代の三浦大介であり、三浦家が北条に滅ぼされると

越後の長尾家に移り、会津の山中の島貫館に移り、秀吉に滅ぼされて、奥州の葛西氏の臣となり、葛西氏が

伊達氏に滅ぼされると陸前国岩沼近在に帰農したが、伊達政宗の朝鮮征伐に従軍して武士に取り立てられ、

その後、岩沼へ古内守善が封ぜられたとき、御預かりとなって岩沼に住むことになったという。そのため、

伊達家直参の藩士だということで威張っていたという。

戊辰戦争に父資澄も従軍したが、敗北に終わった。父は帰農することになったが、慣れない農業で家庭は困窮を極めた。

兵太夫は5歳で母と死別、没落した貧乏士族の子は町人、農民の子にも軽蔑されけんかをしながら育ったという。

当時小学校もできてきたが、小学校にも寺子屋にも行かせてもらえず、親戚の産婦人科医院のもとに住み込みさせてもらった。

9歳から14歳までのことだという。住み込んだ安部医院では雑務一切をやらされ、雑務が終わった夜に、先生について

「大学」「論語」「中庸」「孟子」などを勉強したという。

しかし、どうしても小学校に入りたくて、父の無断で小学校に入学、四級(下等小学最上級)に入学を許可され、猛勉強を

して首席で卒業することができたという。明治14年9月には、小川小学校の助教に発令された。

明治15年10月には岩沼小学校の初等訓導に転じた。その後宮城師範学校に入学したが、授業がやさしすぎて二か月で退学した。

島貫がキリスト教へ入信するのは岩沼小学校に勤めていたころで、当時同僚の教師の中にキリスト教の信者がおり、島貫はその信者を

「耶蘇は国賊」と言っていじめていたが、「耶蘇教を知らないでいじめるほうがありますか、いじめるくらいならよく調べてご覧なさい」

と言われ、熱心に研究してみたら全く感心してしまったという。そして、仙台で押川方義により洗礼を受けたという。

明治17年(1884年)、満18歳のことであった。

その後満17歳で植松村小学校長、増田町高等小学校の首席訓導となり、伝道も続け「東北のパウロ」といわれるまでになった。

彼の伝道熱は燃え盛り、ついに耶蘇教の本山に行き大いに研究したいと決心するに至った。

 

ここで、押川方義という方が出てきたが、この方はネットの検索によると、東北学院大学の創立者であり、明治期日本のキリスト教

主義教育の先駆者とされるという。また、今現在NHKBSで再放送している朝の連続テレビ小説「はね駒(はねこうま)」の

登場人物・松浪毅のモデルといわれる。この方は、1850年生まれの松山藩士の三男で、東京の開成学校には入り、その後横浜の

修文館に移ったという。

また、明治初期のキリスト教の受容については、新島襄や内村鑑三が有名であるので、その件も別の本を読んで調べてみた。

いずれ、島貫もそのような方々と交流なり、関係が生じてくるようである。

島貫は1866年生まれであるが、新島襄は1843年、上州安中藩士の長男として江戸藩邸で生まれている。

内村鑑三は1861年、高崎藩士の長男として江戸藩邸で生まれている。内村は札幌農学校に入学しているのは有名である。

その生涯も多難であり、かつよく語られているところであるが、年齢も近いだけに島貫との関わりもあったようである。

(以下その3に続く)

 

 

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自家焙煎珈琲豆工房「ほの香」に行って来ました。

2020-06-18 | 日記

今日のお昼は外で食べて帰る日だったので、前から行ってみたかった地下鉄富沢駅近くにある「ほの香」に行きました。

地下鉄富沢駅は、仙台市地下鉄南北線のいちばん南にある駅で、始発駅であり、終点駅です。

この先には地下鉄の車両基地があります。

以前に「ほの香」の場所はある程度見当がついていたので、そちらの方向に行き、途中地元の案内板でみて、

探しながら行きました。

しかし、案内図を見間違えて一本南側の通りを行ったので、場所がわからなくなり、

通行中の地元の方に聞いて、やっとたどり着きました。

中はカウンター席とテーブル席がありましたが、一人だったので入り口わきの

店前の川の堤防の小道に面したテラスのような席にしました。

風もさわやかで、とっても気持ちの良いところでした。

ランチのカレーとブレンドコーヒーのセットをいただきました。

お店の前は川に面した堤防の小道なので、緑が青々として気持ちがよかったです。

カレーもやさしい味のおいしいカレーで、コーヒーも苦みも渋みもなく、大変おいしいものでした。

私のおいしいコーヒーの思い出は、諏訪湖のそばのオルゴール博物館で飲んだコーヒーと

長野市の善光寺の隣にある東山魁夷美術館のレストランで飲んだコーヒーが忘れられませんが、

それに劣らないくらい、やさしくて飲みやすいおいしいコーヒーだと思いました。

(表現が下手ですみません)

いいお店が見つけられて大変うれしいですが、場所がちょっと自宅からは遠いので、

あまり行くことはできないところでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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侍の本分(佐藤雅美著)

2020-06-17 | 読書・佐藤雅美著

佐藤雅美(まさよし)さんの2016年の著作であった。

佐藤さんは昨年亡くなっていることは前にもブログに書いた。

この作品は、2016年8月に発行され、昨年4月に文庫本になったものであった。

佐藤さんは初期、歴史的な題材を経済面から考証した作品を発表しており、私も好きな作品が多かった。

これも前に書いたが、「大君の通貨」もそのひとつで、新田次郎文学賞を受賞している。

その他にも「小栗上野介忠順伝」や「荻生徂徠伝」などの江戸時代の人物評伝も書いており、

また読むのを楽しみにしている。

 

今回の作品は、江戸時代の初め、家康から家光の時代に活躍した、大久保彦左衛門の話である。

映画がまだ全盛だった昭和の時代には、江戸初期の名物男、「天下の御意見番」として、

スクリーンに登場し、一心太助を相棒に活躍し人気があった。

 

もちろん実在の人物であり、一族大久保家は徳川家の早くからの譜代であり、徳川の時代を築くのに

貢献してきた。しかし、大坂の陣も終わり、元和偃武となって、世が静謐になると、禄高は大きく減らされていた。

そのせいもあり、思うことをずばずばと言い、大口をたたく頑固者になっていた。

そのような彦左衛門が、子孫に向けて書き残した「三河物語」には、徳川家とそれに仕えた大久保一族の

歴史が描かれている。

この「三河物語」のなかに「旗奉行吟味一件」という話がある。

そこにこそ、「主君のことを思えばこそ、主君におもねってはならない」というーーー頑固一徹、家康に対しても

己の言を曲げなかった大久保彦左衛門の「侍の本分」があった。

 

 

 

 

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体幹バランストレーニングで鍛える

2020-06-14 | 健康/運動

コロナによる自粛生活に入る前は、週に2回くらいの割合でプールに行っていた。

3ヶ月プールにも行けなかったので、家の中でできる「体幹トレーニング」というものを

家内が、NHKEテレの番組で見つけて、DVDに録画していた。

DVDの表面が他のものと区別がつかないので、はじめてプリンターで表面に印刷してみた。

 

DVDは全8回のうち後のほうの5回以降しか撮れなかったので、結局テキストを買ってきて

見始めている。

やってみると、あまり難しくなく、かつ痛くも苦しくもないので、DVDをみながら

簡単にやれる。

しかし、やり終えてみると結構利いていて、筋肉がブルブルする感じがする。

体操を終えて、睡眠に入ると朝までぐっすりである。

インナーマッスルも鍛えられるらしい。

なまった体を鍛えながら、また毎日を元気に過ごしていきたい。

 

 

 

 

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