うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

モズのはやにえ:はやにえの意味

2021-01-16 09:00:00 | 自然

我が家の庭のマユミの枝に、モズのはやにえ(早贄)を見つけた、というか気づいた。

実物を見たのは初めて。

 

ちょっと気味が悪いが、観察のためカメラを取りに戻った。

 

モズがたまに電線に止まってさえずっているのは見ているので、そいつの仕業だろう。

雄のモズがはやにえをするらしい。

 

調べてみると、秋から冬にかけての非繁殖期にはやにえをする。

冬の間に食べて、繁殖期を迎えるという。

 

西田 有佑先生の研究によると、

はやにえをたくさん食べた雄はさえずりが上手になる。

喉の回しがはやくなって、メスには魅力的に聞こえるそうだ。

はやくパートナーを見つけることができ、子孫を残す成功率が上がるという。

 

はやにえは冬の貯蔵食と言われていたが、それだけでなく、歌が上手になり、雄の性的魅力を高め、子作りも成功という。

 

その研究も緻密でおもしろい。プレスリリースされている。

大阪市立大学のウェブサイトをごらんあれ。

 

 

それにしても、グロい。

 

ではまた、ぶらり。

 

コメント
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