生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

東大寺祈願

2020-04-11 11:41:27 | 日々の暮らし

ナイチンゲール(クリミアの天使。敵味方の兵士達を看護した。)
ヘレン・ケラー(三重苦の天使。重度の身体障害者で全ての人に生きる力を与えた。)
マザー・テレサ(いうまでもない世界の聖者)
次にあげられるのが、日本の光明皇后(こうみょうこうごう) と言われています。
701年~760年。聖武天皇の皇后で藤原不比等の娘。信仰心があつく、仏様の教えを求める女性でした。彼女のそばに行くと、爽やかな姿にみんな心が清められると述べたと言います。天平時代、奈良の都に文化の花が咲き乱れました。しかし、天災も多く人々の生活には苦しいものがありました。
皇太子を生みますが、幼くしてこの世を去ってしまいました。自分を含め、苦しい人々を救う為にとの願いから、夫の聖武天皇に頼み、東大寺(大仏)をつくります。また、彼女は風呂を作り、多くの生活に苦しむ人たちを入浴させました。『我みずから千人の垢(あか)をのぞかん』と垢にまみれる人の背中を流しました。999人が終わりました。千人目の人が来ました。その男は伝染病の人でした。(私の記憶では今でいう、らい病患者かも)その男は「皇后に膿(うみ)を吸ってもらえばきっと治る」といいました。皇后はその言葉を聞くと、周囲の反対をおしきり、その男の患部に口をつけ膿を吸出しました。その後も病気の子どもたちのために一身を捧げて奉仕したのでした。その名のごとく光り輝いていたといわれます。小さい時、母から聞いた話です。皆様も子どもやお孫さんに伝えて欲しいと思います。
テレビで東大寺でコロナ感染の祈祷を始めたと報道していました。
当時の感染をおさめたからでしょうか。
     祈願成就

コメント
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