「悲心(ひしん)」という言葉があります。
真心をもって一人の本当に苦しんでいる人を救うことは、大地のように大きい。
どんなに多くの星が輝いても、その光りは一個の明月の光りにおよばない。
「悲心」とは「深い思いやりの心」のことです。
自分で味わった苦しみ、悲しみの体験を、
人には味わわせまいとする真実の思いやりの心のことをいいます。
自分が体験した悲しみを他人には味わわせたくないという心。
その温かい心で他人の苦しみを少しでも軽くしてあげることを
「悲心抜苦(ひしんばっく)」といいます。
母親のような心。
お地蔵様、観音様、聖母マリア様を感じています。
悲心の心、大切にしたいと思います。