前に見た夢の話です。 一本の道を歩いていました。 前の方に一人の男性が歩いているのが見えました。 回りは美しい田園風景で田んぼには稲穂が実をつけていました。 私は小川や山や美しい田園を眺めながら歩いていたのです。 すると前の男性は右に行ったり、左に行ったり、つづら折りの道を行くように歩いていました。 そのあたりに来ましたが、何も変化を感じませんでしたので、真っ直ぐ歩いて行きました。 すると私はどすんと真っ暗闇の穴に落ちました。 穴があったのが見えませんでした。 私はなんとか這い上がり、再び歩き出しました。 また、どしんと穴に首まで落ちました。 今度はあたりの様子が見えましたから、焦りはなくなりました。 再び這い上がり、歩き初めました。 前の男性は穴が見えたのでしょうか。 不思議でした。 私はついてないと思いながら行くと、またどしんと腰まで穴に落ちてしまいました。 這い上がり、また歩き出しました。 私には穴を見る目がないと知りました。 また、膝まで穴に落ちてしまいました。 するとその穴に前にいた男性がうずくまっていました。 どうしたのですか 上手に歩いていたのにこの浅い穴は見えなかったのですか? と聞くとそうだと答えました。 もうだめだと諦めてうずくまっていたのでした。 初めての事だから身にこたえているのだろう。 さあ出ましょう!と言うと え、出られるのですかと聞いて来た。 私が先に出て見ると驚いて、出て来ました。 私はお先に行きますから真似してついて来て下さい。 私はまた、穴に落ちました。 彼も穴に落ちてしまいました。 回りの景色はいつまで も美しかった。 この道を 人生の穴道と 呼ぶのです。 夢の教えでした。 合掌。
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