辛い時を経験してきた古代人の和歌があります。
『ながらへば
またこの頃や
しのばれむ
憂(う)しと見し世ぞ
今は恋しき』
(新古今集・藤原清輔)
「ながらへば」とはこの世に生き永らえたらということ。
「憂し」とは嫌なこと。
嫌で、つらくて、どうしようもないこの頃だけれども、このまま生き永らえていたら、いつか懐かしく思う日が来るだろうなあ。
辛かった昔のあの頃が、今は恋しく感じられるように。
確かに、そう感じます。
古代の人も同じなんだと勇気を貰えます。
さあ、今日もコロナウイルスに負けないで頑張って生きよう!
日本人だもの。
『ながらへば
また懐かしく
思い出す
コロナのことを
今は恋しき』。
祈願
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