生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

一陣の風

2022-11-16 03:45:48 | 日々の暮らし

「私たちは常に心の波風とともに生きています。
ときには嵐のように吹き荒れることもあるでしょう。
世の中には思い通りにならないことはたくさんあります。
思い通りにならないことがあるときこそ、他者を思いやり、これまでに受けたご恩を思い出して、周りの人や社会にお返しする気持ちを持ってみましょう。
思いやる気持ちは心に平和をもたらします。
これを慈悲心といいます」
昔上司から「君は風のような人だね」といわれました。
その詳しい意味は忘れましたが、何となくありがたいとお礼を言った記憶があります。
人のために生きるという言葉に「無心風来吹(むしんにかぜきたりふく)」という言葉があります。
夏の暑い日に、そよそよと風が吹く。
一時の涼をもらうことができます。
しかし、風は私たちを涼しくさせようとして吹いているわけではありません。
ただ無心に吹いているだけです。
幸せとは分け与えるものではなく、自分が何も持っていないのに他人に与えることが幸せを分けるといいます。
まわりの人の幸せを願うこと、無心になって一陣の風になる。
この言葉の意味を心に刻みましょう。

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本当に怖いもの

2022-11-15 00:27:33 | 日々の暮らし

「健康というものは本当は怖いものなんだ。
だって、いつも病気を隠しているからさ。
平和というものはね
本当は怖いものなんだ。
だって、地獄を隠しているからさ。
笑顔というものはね本当は怖いものなんだ。
涙を隠しているからさ。
生きるてことは本当は怖いものなんだ。
別れを隠しているからさ。
だからね、隠れたものを忘れてはいけないんだ。
何もない今に感謝しなくてはね。」
      (私)
 

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鬼退治

2022-11-13 21:18:36 | 日々の暮らし

「この世は自分で願ったものではなく、無明(苦の根源)を父として生まれてきたもの。
死もまた望みではないが、因業(いんごう)の鬼神がやって来て私を殺すのだ」
     (空海)

過去の悪業が原因となって鬼が我を殺すというなら、いまこの世でともに修業して、それを断ち切ればよいのだ。
過去にこだわるな。
鬼と戦う自分を作ればよい。
いまを生きよと述べています。
心を奮(ふる)い立たせてくれる言葉です。
さて、鬼と戦うにはどうすればよいのだろうか。
どんな修業をすればよいのだろうか。
ここで、修行と修業の違いを説明します。
修行とは神との通信を修めること。(神との文通の技を修めること)。
修業とは未熟な者が成熟するために修めることといわれています。
まずは未熟な私が修業して、鬼に勝つにはどうしたらよいのだろうか。
私なら、まず鬼を恐がらず追い返してやる気迫を持とう。
それと前世や過去の悪業を問い詰められたら、「今を見よ!」
と答えるだろう。
献身的な奉仕に無心に努めて入ればよい。
これを修業としてとらえよう。
自分の為に生まれたのではない。
人の為に生まれてきたのだと。
鬼退治になれると信じています。

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不染汚

2022-11-13 00:53:58 | 日々の暮らし

どんなものにも、染まったり、汚れたりしないという意味の言葉に
不染汚(ふぜんな)があります。
道元禅師の言葉です。
批判や悪口、誉められたり、けなされたり、金に貧乏に染まる。
役人も長くすると役人に染まる。
国会議員も肩書きに染まり、地位や名誉に染まる。
人間はいろいろなものに汚れてしまいます。
染まりも汚れもしない心、それが不染汚です。
迷った時に思い出したい言葉です。

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浄化の水

2022-11-12 02:27:11 | 日々の暮らし

「過ぎ去った心の重荷と共に、浄化の水に飛び込んで深く長く潜るんだ。
汚れた苦しみの重荷が流されていく。
新しいエネルギーを身につけ再び浮かび上がるんだ。
その時、聖なる言葉が聞こえる。
勇気を持てと。」
   (私)

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